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◆「ジャンクガレッジ」【東大宮】
「ジャンクガレッジ」【東大宮】
◎「ラーメン」七〇〇円＋「子豚増し」一五〇円
…昨晩は久し振りにピザの出前を取るも、諸般の事情で酒は一切遣らず、
翌日に備えて午前零時前には閉店ガラガラで床に潜り込む。
今朝は八時に起床の予定であったが、目覚まし時計も掛けなかったので、
気付けば九時前で、予約で廻しておいた洗濯機の音すらも気付かないで居る…。
休日と成れば不思議なもので、目覚め方が全く違い、鉛の様に身体が重い事も無い。
今日は意を決して、余りにも散らかり、汚くなった部屋の大掃除と固く心に決め、
風呂に入って身を清めた後、永らく洗濯していない寝床のカヴァー類や、
風呂場、雪隠の足拭きの類、洗える物は全て洗濯機に放り込んで遣っ付ける。
掃除機を掛け、薬品の染み込んだ床拭き掃除用品で掃除し、空気の入れ換えもする。
中年男が住む部屋なんぞ、男臭くて、人なんか呼べる状態ではない。
除菌消臭スプレーの類を振り撒き、加齢臭を消す努力をしてみる…。
身体が容易じゃないので休み休み掃除をし、あっと言う間に十一時半を過ぎる。
昼御飯は、先週に続いて此方を訪れようと決めている。
何時もより早目に、正午に成る前に家を出、店に着くと六人待ち。
まあ、御の字だ…。
券売機で食券を購入すると、其の場で食券が回収され、外の行列で入店を待つ。
周囲を見渡す限り、憎き木っ端アベックの黒い影は無く、ホッと胸を撫で下ろす。
奴等が居るだけで、旨い物も美味しく感じられなくなるのが心底嫌だ…。
五分程で店内に通され、カウンター席の真ん中に挟まる。
程無くしてトッピングを訊かれる段に成り、何時も通り、「全増しで」と告げる。
気を抜くと、大蒜を入れ忘れられるので、しっかりと発音せねば成らない。
そして、大掃除で腹を空かせた腕白中年の前には、待望のラーメンが差し出される。
丼を観察すると、前回に引き続き、頼んでいない味付け玉子が入っており、
今回は調理担当の店員が違ったが、今回も入れて呉れたのかと思ったが、
良く周囲を観察してみると、ラーメンを発注した客の全てに玉子が入れられており、
凡そ、常連らしくない一見の客でも、誰彼構わず入っている事に気付く。
嗚呼、そう言う事だったのね…。
合点した所で、一週間振りのラーメンの味を堪能する。
スープを先ずは啜れば、相変わらずの野性味溢れる、刺激的で豪快な味わい。
ガツンと来る、先制パンチの様な感じで、身体の隅々迄染み渡る様な感覚に襲われる。
少しとろみが有り、ドロッとした濃厚スープは、胃袋にしっかりと伝わって来る。
此の重厚感は堪らないな…。
野菜はシャキシャキとクタクタの丁度中間の良い茹で具合で、相変わらず好みだ。
卓上のラーメンダレをドレッシング感覚で振り掛ければ、美味しく頂ける。
麺に取り掛かれば、「浅草開化楼」製の特注麺は極太で、箸で手繰るのも容易じゃない。
不器用な腕白中年を一層梃子摺らせ、犬喰いの様に、喰らい付く様にして啜り上げる。
ボキボキとした強靭な腰と弾力、そして、強力粉のボソボソ感が食べ応え十分。
今日の豚は何時もより切り方が薄く、味付けも薄い印象を受ける。
脂身のトロトロ感、赤身のふわとろ感は良いのだが、何時ものに比べると精彩を欠いている感…。
そして、玉子はと言えば、箸で持っただけで半熟度合いが分かる程で、
齧ってみれば黄身がネットリとして、トロリと溢れ出そうな具合。
味の染み方は然程ではないので、スープを一緒に啜る必要が有る。
大蒜補給も出来、腹も膨れ、汗も大量に噴き出し、午後からの大掃除のやる気が出るのか…。
ジャンクガレッジ [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ
翌日に備えて午前零時前には閉店ガラガラで床に潜り込む。
今朝は八時に起床の予定であったが、目覚まし時計も掛けなかったので、
気付けば九時前で、予約で廻しておいた洗濯機の音すらも気付かないで居る…。
休日と成れば不思議なもので、目覚め方が全く違い、鉛の様に身体が重い事も無い。
今日は意を決して、余りにも散らかり、汚くなった部屋の大掃除と固く心に決め、
風呂に入って身を清めた後、永らく洗濯していない寝床のカヴァー類や、
風呂場、雪隠の足拭きの類、洗える物は全て洗濯機に放り込んで遣っ付ける。
掃除機を掛け、薬品の染み込んだ床拭き掃除用品で掃除し、空気の入れ換えもする。
中年男が住む部屋なんぞ、男臭くて、人なんか呼べる状態ではない。
除菌消臭スプレーの類を振り撒き、加齢臭を消す努力をしてみる…。
身体が容易じゃないので休み休み掃除をし、あっと言う間に十一時半を過ぎる。
昼御飯は、先週に続いて此方を訪れようと決めている。
何時もより早目に、正午に成る前に家を出、店に着くと六人待ち。
まあ、御の字だ…。
券売機で食券を購入すると、其の場で食券が回収され、外の行列で入店を待つ。
周囲を見渡す限り、憎き木っ端アベックの黒い影は無く、ホッと胸を撫で下ろす。
奴等が居るだけで、旨い物も美味しく感じられなくなるのが心底嫌だ…。
五分程で店内に通され、カウンター席の真ん中に挟まる。
程無くしてトッピングを訊かれる段に成り、何時も通り、「全増しで」と告げる。
気を抜くと、大蒜を入れ忘れられるので、しっかりと発音せねば成らない。
そして、大掃除で腹を空かせた腕白中年の前には、待望のラーメンが差し出される。
丼を観察すると、前回に引き続き、頼んでいない味付け玉子が入っており、
今回は調理担当の店員が違ったが、今回も入れて呉れたのかと思ったが、
良く周囲を観察してみると、ラーメンを発注した客の全てに玉子が入れられており、
凡そ、常連らしくない一見の客でも、誰彼構わず入っている事に気付く。
嗚呼、そう言う事だったのね…。
合点した所で、一週間振りのラーメンの味を堪能する。
スープを先ずは啜れば、相変わらずの野性味溢れる、刺激的で豪快な味わい。
ガツンと来る、先制パンチの様な感じで、身体の隅々迄染み渡る様な感覚に襲われる。
少しとろみが有り、ドロッとした濃厚スープは、胃袋にしっかりと伝わって来る。
此の重厚感は堪らないな…。
野菜はシャキシャキとクタクタの丁度中間の良い茹で具合で、相変わらず好みだ。
卓上のラーメンダレをドレッシング感覚で振り掛ければ、美味しく頂ける。
麺に取り掛かれば、「浅草開化楼」製の特注麺は極太で、箸で手繰るのも容易じゃない。
不器用な腕白中年を一層梃子摺らせ、犬喰いの様に、喰らい付く様にして啜り上げる。
ボキボキとした強靭な腰と弾力、そして、強力粉のボソボソ感が食べ応え十分。
今日の豚は何時もより切り方が薄く、味付けも薄い印象を受ける。
脂身のトロトロ感、赤身のふわとろ感は良いのだが、何時ものに比べると精彩を欠いている感…。
そして、玉子はと言えば、箸で持っただけで半熟度合いが分かる程で、
齧ってみれば黄身がネットリとして、トロリと溢れ出そうな具合。
味の染み方は然程ではないので、スープを一緒に啜る必要が有る。
大蒜補給も出来、腹も膨れ、汗も大量に噴き出し、午後からの大掃除のやる気が出るのか…。
ジャンクガレッジ [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ
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※2010年11月28日時点の情報です。
ID:0007807112
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