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◆「酒亭 じゅらく」【新橋】
「酒亭 じゅらく」【新橋】
◎「メガしびれ豚丼」八八〇円
…昨晩は仕事が押し、帰りが二十二時近くに成った影響で、帰ってからの残務整理も時間が掛かり、
就寝は午前一時前に成ってしまい、只でさえ、風邪っ引きの岡っ引きで、
年末の煩雑な業務の毎日で、心身共に疲弊し切っているのに容易じゃない…。
朝は、変な緊張感に苛まれているのか、目覚ましを掛けた時間よりも早く目が覚めてしまい、
寝た気がしない様な心持ちの朝を迎える…。
然し、起き出してしまえば、身体は嫌でも動き、労働へと向かう。
高崎線、山手線を乗り継ぎ、新橋へと向かう。
蒸気機関車広場には喫煙所が有り、遠くに居ても煙が漂って来るので迷惑だ…。
朝一から、鼻詰まりの怠い身体を押して、仕事に勤しむ。
十三時に成り、唯一の愉しみ、昼御飯を摂りに出掛ける。
新橋と言う街で食事をする機会が無く、飲食店も多い為、何処に行って良いのか分からない。
土地勘も無い中、細い路地を抜けて大き目の通りに出、十一月末に新橋を訪れた時の事を思い出す。
其の際は「ラーメン 新橋店」で「二郎」系を堪能し、其の帰り、魅惑的な店が在るのを見付け、
何の店だったかも思い出せない儘、何と無く、其の方向へと足を運ぶ。
そうだ、此の「しびれ豚丼」と言う幟に惹かれたのだ。
其の「しびれ」と言う意味が何かも分からず、そう言う部位でも有るのかと思い、
旨い豚肉が頂けるならと、地下へと続く階段を下りて行く。
店の名は「じゅらく」と言い、本業は居酒屋の様で、昼の営業もしていると言った趣き。
「じゅらく」と聞いて思い出すのは、子供の頃、テレヴィヂョンから流れて来る宣伝で、
温泉地のホテル「聚楽」のププッピドゥーこと、偽マリリン・モンロー…。
そんな思い出は兎も角、店に入ると先客は一名のみで不安が漂う。
二人してテーブル席に腰掛け、既に頂く物は決めてあり、「メガしびれ豚丼」を発注。
すると、「山椒を使っていますけど大丈夫ですか？」と訊かれる。
別段、山椒には何の恨みも無いので、「大丈夫です」と返答する。
そうか、「しびれ」と言うのは、山椒の辛味成分の事だったのか。
豚の稀少部位でも頂けるのかと期待した僕が馬鹿だった。
期待は失望のマザー、とは良く言ったものだ…。
一〇分も掛からずに、ドカ盛りの丼が盆に載せられて遣って来る。
大きな丼に、溢れんばかりに豚肉が覆い被さり、旨そうな茶色をしている。
上には確かに山椒の粉末が見られ、此れが又、結構な量、振り掛けられている。
先ずは一口、豚肉に喰らい付くと、肉質は可也固めで、パサパサ感が感じられる。
適度に脂身が有り、ジューシーさは無くは無いが、赤身の部位が残念だ。
味付けは濃い目の甘辛いタレに漬けられて焼かれているので、味は濃い。
其処へ、山椒のピリッとした辛さと、特有の風味が加わる。
山椒の風味自体は爽やかな辛さで、発想としては面白い。
食べ進むに連れ、名前の通り、舌に痺れに似た様な感覚を覚える。
辛いと言う感覚よりも、痺れている、麻痺していると言う感じ。
一瞬、脳の病に侵された患者の様に、舌に違和感を覚え、呂律が廻らないのではと不安になる。
取り立てて、苦痛と言う感じではなく、今迄に味わった事の無い食感とでも言おうか。
或る意味、此れは此れで面白い食べ物だ。
只、如何せん肉が固く、此の量を食べ切るのは大変で、普通盛りで十分な程。
味噌汁が別料金と言うのも解せない部分は有るが…。
就寝は午前一時前に成ってしまい、只でさえ、風邪っ引きの岡っ引きで、
年末の煩雑な業務の毎日で、心身共に疲弊し切っているのに容易じゃない…。
朝は、変な緊張感に苛まれているのか、目覚ましを掛けた時間よりも早く目が覚めてしまい、
寝た気がしない様な心持ちの朝を迎える…。
然し、起き出してしまえば、身体は嫌でも動き、労働へと向かう。
高崎線、山手線を乗り継ぎ、新橋へと向かう。
蒸気機関車広場には喫煙所が有り、遠くに居ても煙が漂って来るので迷惑だ…。
朝一から、鼻詰まりの怠い身体を押して、仕事に勤しむ。
十三時に成り、唯一の愉しみ、昼御飯を摂りに出掛ける。
新橋と言う街で食事をする機会が無く、飲食店も多い為、何処に行って良いのか分からない。
土地勘も無い中、細い路地を抜けて大き目の通りに出、十一月末に新橋を訪れた時の事を思い出す。
其の際は「ラーメン 新橋店」で「二郎」系を堪能し、其の帰り、魅惑的な店が在るのを見付け、
何の店だったかも思い出せない儘、何と無く、其の方向へと足を運ぶ。
そうだ、此の「しびれ豚丼」と言う幟に惹かれたのだ。
其の「しびれ」と言う意味が何かも分からず、そう言う部位でも有るのかと思い、
旨い豚肉が頂けるならと、地下へと続く階段を下りて行く。
店の名は「じゅらく」と言い、本業は居酒屋の様で、昼の営業もしていると言った趣き。
「じゅらく」と聞いて思い出すのは、子供の頃、テレヴィヂョンから流れて来る宣伝で、
温泉地のホテル「聚楽」のププッピドゥーこと、偽マリリン・モンロー…。
そんな思い出は兎も角、店に入ると先客は一名のみで不安が漂う。
二人してテーブル席に腰掛け、既に頂く物は決めてあり、「メガしびれ豚丼」を発注。
すると、「山椒を使っていますけど大丈夫ですか？」と訊かれる。
別段、山椒には何の恨みも無いので、「大丈夫です」と返答する。
そうか、「しびれ」と言うのは、山椒の辛味成分の事だったのか。
豚の稀少部位でも頂けるのかと期待した僕が馬鹿だった。
期待は失望のマザー、とは良く言ったものだ…。
一〇分も掛からずに、ドカ盛りの丼が盆に載せられて遣って来る。
大きな丼に、溢れんばかりに豚肉が覆い被さり、旨そうな茶色をしている。
上には確かに山椒の粉末が見られ、此れが又、結構な量、振り掛けられている。
先ずは一口、豚肉に喰らい付くと、肉質は可也固めで、パサパサ感が感じられる。
適度に脂身が有り、ジューシーさは無くは無いが、赤身の部位が残念だ。
味付けは濃い目の甘辛いタレに漬けられて焼かれているので、味は濃い。
其処へ、山椒のピリッとした辛さと、特有の風味が加わる。
山椒の風味自体は爽やかな辛さで、発想としては面白い。
食べ進むに連れ、名前の通り、舌に痺れに似た様な感覚を覚える。
辛いと言う感覚よりも、痺れている、麻痺していると言う感じ。
一瞬、脳の病に侵された患者の様に、舌に違和感を覚え、呂律が廻らないのではと不安になる。
取り立てて、苦痛と言う感じではなく、今迄に味わった事の無い食感とでも言おうか。
或る意味、此れは此れで面白い食べ物だ。
只、如何せん肉が固く、此の量を食べ切るのは大変で、普通盛りで十分な程。
味噌汁が別料金と言うのも解せない部分は有るが…。
因みに、其の他のメニューは…、
・「しびれ豚丼」五八〇円
・「海鮮丼」八八〇円
・「天丼」六五〇円
・「大海老天重」七八〇円
・「鉄火丼」六八〇円
・「タレひれカツ丼」六〇〇円
・「オニ豚スタミナ丼」五八〇円
・「まぐろキムチ丼」六八〇円
・「まぐろ漬け茶漬」五八〇円
・「しらす高菜茶漬」五二〇円
・「鶏唐揚丼」四八〇円
酒亭じゅらく 新橋店 [ 居酒屋 ] - Yahoo!グルメ
・「しびれ豚丼」五八〇円
・「海鮮丼」八八〇円
・「天丼」六五〇円
・「大海老天重」七八〇円
・「鉄火丼」六八〇円
・「タレひれカツ丼」六〇〇円
・「オニ豚スタミナ丼」五八〇円
・「まぐろキムチ丼」六八〇円
・「まぐろ漬け茶漬」五八〇円
・「しらす高菜茶漬」五二〇円
・「鶏唐揚丼」四八〇円
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住所： 東京都港区新橋2-10-3 ブラザービルB1F
営業時間、定休日： 【平日】ランチ 11:30～14:00(L.O.13:30)/ディナー 17:00～23:30(L.O.22:30) 土・日・祝日
最寄り駅： 新橋
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※2010年12月8日時点の情報です。
ID:0006926693
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