続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「優勝軒」【北本】

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◆「優勝軒」【北本】

 ◎「富士ラーメン」八〇〇円

 …昨晩は、元「和匠喜酒 かもん」のマスター等と酒を呑み、昼間の「ラーメン二郎」が未消化の儘、
  一軒目で刺身、鶏の唐揚げ、栃尾油揚げ、キムチチゲ、焼き饂飩、ピザを喰らい、
  更には二軒目に中華料理屋に行き、麻婆豆腐、春巻き、酸辣湯青椒肉絲を胃袋に収めるも、
  腹が今にもはち切れんばかりの状態で帰宅し、唸る様にして就寝すると言う駄目中年…。
  今朝は九時半に起床し、溜まった洗濯物を遣っ付け、身支度を整えて外出する。
  誕生日を迎えたので、自動車運転免許証の更新を五年振りに行うべく、
  鴻巣の運転免許センターへ行かねば成らないからだ。
  五年振りの自動車運転免許証更新と言う事は、金色な訳だが、
  免許センターでしか更新が出来ないと言う事は、御存知の方も居ろうが、つまりはそう言う訳だ…。
  十三時からの午後の部の受付を前に、少し早目の昼御飯を済ませておかねば成らない。
  此処最近、国道十七号線を走行し、店舗が入れ替わっている事に気付く。
  昔は「陳麻家」と言う坦々麺と麻婆丼を売りにしている店が在り、何度か入った事が有ったが、
  気付けば、最近、梅雨時の油虫の様に増殖を続けている「茨城大勝軒」系のラーメン店に。
  「東池袋大勝軒」の山岸一雄氏の写真と名前を、丸で広告塔の様に前面に押し出し、
  チバラキを中心に勢力を拡大し、佃煮にする程に店を出し続けており、
  「大勝軒」と言う名を、「優勝軒」、「常勝軒」、「景勝軒」と変えてもいる。
  「東池袋大勝軒」譲りの盛り蕎麦を提供する一方で、「二郎」系ラーメンも出している節操の無さ。
  此の系列の「二郎」系は、つくばの「明神 角ふじ」、龍ヶ崎の「勝神 角ふじ」で頂いている。
  時刻は十一時半過ぎと、比較的早い時間なので、店内は空席が目立ち、直ぐに有り付けそう。
  先ずは券売機で、其の「二郎」系メニューである「富士ラーメン」の食券を購入。
  「角ふじ」では「ふじ麺」と言う名前で、店によってメニュー名が異なるのも紛らわしい…。
  カウンター席に案内され、食券を手渡す。
  「角ふじ」では大蒜を入れるか如何かを訊かれた様に記憶しているが、何も訊かれない。
  と言う事は、有無を言わさず大蒜が入れられると言う事で、知らずに頼んで困る人も居ろうが、
  僕は大蒜が入っていないと困るので、全く関係無いが…。
  一〇分強の後、盆に載せられ、脇には恐らくは野菜を除ける為の器も添えられ、
  こんもりと萌やしの山を聳えさせた「富士ラーメン」が運ばれて来る。
  好みに応じて、卓上の大蒜醤油を掛けて食べる様に教授される。
  其れにしても、此れだけの山を平らげられるか心配に成る程、全く腹は空いていない。
  如何せん、昨晩、腹が裂け、中から詰まっている夢と希望が一斉に飛び出しそうな程に喰っている。
  然し、此の手のラーメンは弱音を見せて、怯んだら負けだ。
  野菜の山に卓上の大蒜醤油をたっぷりとドレッシング感覚で浴びせ掛け、さあ取り掛かろう。
  先ずは、蓮華でスープを啜ってみると、随分と薄めの印象。
  大量の背脂が浮かび、其の甘味は感じられるが、スープ自体が持つ衝撃度は少なく、
  ガツンと来る様な強烈さも翳を潜め、普通の背脂醤油豚骨ラーメンの様な感じ。
  何と無く、「二郎」っぽい甘辛さの様な物は感じられなくも無いが、
  後から加えた卓上の大蒜醤油の味の所為だろうか…。
  次は野菜の山、否、「二郎」の様にキャベツが入っていないので、萌やしの山だ。
  此れを悠長に喰っていたのでは日が暮れてしまうので、何も考えず、一心不乱に遣っ付ける。
  丸で、兎の様に、只、黙々と只管に食べ続ける。
  取り皿として一緒に出される器を態々汚す事も無いので、其の儘、丼から喰らう。
  シャキシャキ感がやや強めで、もう少しクタッとしている方が好み。
  漸く、丼が平たくなった所で、奥底から麺を引き摺り出す。
  中の方は未だスープが熱く、表面が大量の油膜で覆われている所為で冷め難いのだろう。
  麺は結構な太さの有る物で、「角ふじ」の様な強靭な腰を持つゴワゴワ、ポキポキ麺ではない。
  茹で加減が長めなのか、萌やしを遣っ付けている間に熱が通ってしまったのかは不明だが、
  フニャッと迄は行かない迄も、柔らか目で、ワッシワッシと喰らい付くと言った趣きではない。
  大蒜は醤油ダレに漬け込んだ物が刻まれて盛り付けられており、
  「角ふじ」では大蒜不要と告げると、代わりに刻み玉葱を乗せて呉れたが、此方は漏れ無く乗っている。
  適度な辛味が有り、スープに溶け込むと刺激的な味わいがし、此れは良い気がする。
  叉焼は薄っぺらな物が一枚入っており、「豚」と言う感じはしない。
  二〇〇九年九月一日以来、久し振りに「茨城大勝軒」系列の「二郎」系ラーメンを頂いたが、
  総じて悪くも無いのだが、決して良くも無いと言った所だろうか。
  決して、不味い訳ではなく、普通に美味しく頂けると言った意味なので悪しからず…。
  
優勝軒北本店 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ

住所: 埼玉県北本市宮内1丁目74
営業時間、定休日:
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※2011年1月16日時点の情報です。
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