続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん大 池袋店」【池袋】

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◆「らーめん大 池袋店」【池袋】

 ◎「らーめん」六〇〇円+「味付卵」七〇円
 
 …昨日は昼に「鮨処 いっしん」で飲酒を愉しんだ後は、家で炬燵で轟沈し、
  十八時に目が覚めるも、何時もの様に晩御飯は摂らず、其の儘、閉店ガラガラ。
  午睡をしてしまった為に、夜は寝付けず、到頭、朝迄浅い眠りの儘。
  昼酒は背徳で良いが、生活が不規則に成るのが難点だ。
  来週から見直そうかしら…。
  寝不足でぼんやりした状態で、鉛の様に重たい身体で満員電車に乗り込み、池袋へ向かう。
  御多分に洩れず、今日も遣って呉れたJRさん。
  武蔵浦和駅で扉の点検と称し、数分の遅延が発生…。
  週の初めから、如何も調子が狂って仕方が無い。
  今日は終日、パーソナルなコンピューターと睨めっこをし、目もショボショボ。
  乾き勝ちなコンタクトレンズの眼を瞬かせ乍ら、仕事に勤しむ。
  十三時に成り、一息入れるべく、昼休憩を取る。
  昨日の昼から何も口にしていない為、如何してもガッツリした物を頂きたい気分。
  其れは昨夜からずっと、涎を垂らさんばかりに感じている。
  と言う訳で、昨晩からさんざっぱら悩んだ結果、此方を訪れる事に決定。
  東口から遥遥歩いて、西口、然も要町寄りの此方へ、昨年一〇月十八日以来、約三ヶ月半振り。
  大股で早足で歩いたので、思ったよりも時間は掛からず到着。
  店内は空席が有り、安心して入店し、券売機で食券を購入する。
  今日は「らーめん」と「味付卵」の釦を押し、外套を脱ぎ、水を汲み、カウンター席に腰掛ける。
  僕が「二郎」系童貞を喪失した、旧「ラーメン二郎 堀切店」の系列の此方は、
  そう言う所以も有ってか、何と無く、親しみが有ると言うか、本拠地の様な感じがしなくも無い。
  尤も、当時の「ラーメン二郎 堀切店」の味とは大分違ってしまい、当時の方が箆棒に旨かったが…。
  そうこうしていると、出来上がった様で、トッピングを訊かれる。
  「野菜、大蒜、脂で」と告げ、カウンター上にドンと丼が置かれる。
  野菜は「マシ」と言わなかったので、「チョイマシ」の量と思われる。
  其の昔、「ラーメン二郎 堀切店」では、馬面の店員の時は野菜の盛りが少ないと叩かれていたっけ…。
  其れは兎も角、久し振りの味、二十四時間振りの食事を堪能しよう。
  早速、蓮華でスープから味わう。
  此の系列特有の甘辛い、スッキリとした軽めのスープは、醤油ダレが立っていて切れが有る。
  此の味で産湯を使ったので、馴染み深いと言うか、原点の様な感じがする。
  勿論、「ラーメン二郎 野猿街道店2」の様に、極度に乳化した円やかな旨い店は有るが…。
  乳化した深みの有る味も良いが、「ラーメン二郎 京急川崎店」然り、あっさり系も良い。
  スープがさっぱりとしている分、溶け出した刻み大蒜の辛味が強く感じられ、刺激が際立つ。
  野菜はシャキシャキとクタクタの丁度中間の絶妙の茹で加減。
  卓上の醤油だれをドレッシング感覚でぶっ掛け、モリモリと喰らう。
  野菜が片付いた所で、漸く、丼の中から麺が出て来る。
  「丸山製麺」の麺は、以前の物よりも細く成り、縮れも緩くなり、随分と大人しい印象。
  以前は、「ジャンクガレッジ」や「ラーメン 富士丸」にも負けない、ゴワゴワの極太縮れ麺。
  啜ると唸りを上げてブロロロローンと音がしそうな程だったが、何だか拍子抜け…。
  其れでも、麺自体に旨さが有り、腰、弾力も有り、小さく纏まった感じだが悪くない。
  豚は相変わらずパサパサ感が強めで、一〇年前のあの旨さとは程遠く、精彩を欠いている印象だが、
  スープに浸すと柔らかくなり、脂身もプルプルを取り戻し、「SK-Ⅱ」で潤った感じか…。
  味付け玉子は、齧ると黄身が飛び出そうな程の半熟加減で、此方としては珍しい。
  何時もはやや半熟と言った加減で、ネットリ感が強いが、今日はトロットロ。
  味もしっかりと染みていて、刻み大蒜の溶け出したスープを掛け乍ら頂く。
  しっかりと大蒜補給も出来、此処最近は潤沢に大蒜が体内に摂り込めているので、
  フルエンザを患う様な事は有るまいな…。