…昨晩。
唯一気が休まる週末も、あっと言う間に過ぎ去り、日曜日も夜と成る。
「笑点」を観、明日から始まる一週間を憂い、一寸したサザエさん症候群…。
そんな週末の最後を締め括る娯楽は、毎度の此方での至福の一時だ。
此処最近は、昼間だと花粉が物凄いので、日曜日の晩に訪れる事が多い。
店に着くと、何時もの座敷席も、一番奥のカウンター席も埋まっており、
仕方無く、入口入って直ぐのカウンター席に腰掛け、ゆっくりする事にする…。
唯一気が休まる週末も、あっと言う間に過ぎ去り、日曜日も夜と成る。
「笑点」を観、明日から始まる一週間を憂い、一寸したサザエさん症候群…。
そんな週末の最後を締め括る娯楽は、毎度の此方での至福の一時だ。
此処最近は、昼間だと花粉が物凄いので、日曜日の晩に訪れる事が多い。
店に着くと、何時もの座敷席も、一番奥のカウンター席も埋まっており、
仕方無く、入口入って直ぐのカウンター席に腰掛け、ゆっくりする事にする…。
◎「生ビール(中)」五八〇円
…黙っていても、自動的に麦酒が遣って来るので助かる。
こうして麦酒を遣れるのがこんなにも幸せな事だと、あの震災に因って改めて痛感する。
又、先週患ったぎっくり腰の痛みを軽減する為の麻酔薬としての働きも、此の麦酒には有る。
大分、腰の痛みは和らいで来てはいるが、咳をする際に腰に響くのが辛い…。
苦味の効いた冷たい麦酒は、此れ又、花粉症の消毒の役割も担っている。
既に七〇パーセントの杉花粉が飛散したと言う話を聞いたが、黄金週間迄、此の辛さは続く…。
…黙っていても、自動的に麦酒が遣って来るので助かる。
こうして麦酒を遣れるのがこんなにも幸せな事だと、あの震災に因って改めて痛感する。
又、先週患ったぎっくり腰の痛みを軽減する為の麻酔薬としての働きも、此の麦酒には有る。
大分、腰の痛みは和らいで来てはいるが、咳をする際に腰に響くのが辛い…。
苦味の効いた冷たい麦酒は、此れ又、花粉症の消毒の役割も担っている。
既に七〇パーセントの杉花粉が飛散したと言う話を聞いたが、黄金週間迄、此の辛さは続く…。
◎「赤貝のひも」三二〇円
…もう冬の時期が終わり、汗っかきにとっては既に夏なので、鮟鱇肝や真鱈の白子の入荷は無い。
何を摘みに頂こうか、彼是と悩んでいる内に、一杯目の麦酒も空に成り掛けた頃、
マスターが先週に続き、赤貝の紐を摘みで出して呉れる。
貝フェチには堪らず、此のコリコリとした歯触りと、生の貝から醸し出される甘味、
そして、磯の香りが絶妙で、身の部位でなくても、紐でも十分に存在感が有って旨い。
◎「小鰭」一六〇円
…さてと、赤貝の紐の旨さを堪能した後は、寿司へと取り掛かりますかね。
此の日は珍しく朝御飯に麺麭を頂いてしまった為、昼御飯は外出するのが億劫で抜き、腹のペコだ。
此方に於いて、手始めは小鰭と決めており、見た目で美しく、此れを頬張れば、
〆た酸味と塩加減が心地好く、身はしっとりとして、丁寧な仕事振りが窺える逸品だ。
◎「〆さば」二三〇円
…お次は、此方の人気商品の一つである〆鯖だが、今回の大震災に因り、
ブランド鯖の産地である金華山も恐らくは被害を受けており、放射性物質も追い討ちを掛けただろう。
返す返すも今回の地震は悔しく、出来る事なら無かった事にして頂きたいとさえ思う…。
金華鯖ではないが、冬場の鯖らしく脂の載りも良く、軽く〆た仄かな酸味と脂の甘味が調和している。
◎「生ほっき貝」二三〇円
…赤貝の紐に触発され、北寄貝を頂いておく。
此の北寄貝も東北地方、北海道を産地としており、旨い魚介類を頂くだけで胸が痛む思いだ…。
貝紐はコリッとして食感を愉しむ感じで、磯の風味が強く、身の部位はコリッと、クニュッとし、
奥深い自然の甘味が口一杯に拡がり、北の漁場の無事を祈らずには居られない…。
◎「天然ワラサ」二三〇円
…何だかんだで、つい此の間、マッカーサーが来たと思ったら、もう夏だ。
寒鰤の時期も疾うに過ぎ、金沢で満喫したあの味が味わえなくなると思うと悲しい。
とは言え、此方で鰤よりは小さいが、天然物の若鰤が頂ける。
口内で同化するかの様に身はしっとりとして瑞々しく、脂も強過ぎず、適度に載っていて美味。
◎「まぐろ」二三〇円
…此方で鮪を頂くのがすっかり通例と成って久しいが、マスターが拘って仕入れる鮪は、
一体どんな物が出て来るのだろうと、毎回毎回、密かな愉しみと成っている。
そして今回は、鮪も養殖出来る時代に成ったと聞いた事が有るが、其の養殖鮪。
中トロ並みに脂が載っていて、蕩ける味わいだが、脂臭味は全く無く、言われなければ分からない。
◎「とろサーモン」二三〇円
…珍しい所で、鮭を頂いてみる。
と言うのも、震災以降、輪番停電の影響で家で大人しくしていた人間が、此処最近、
目立った停電も無い事から、冬眠を終えた螻蛄の様に這い出して来て、前日の土曜日が大盛況で、
名物の煮穴子を始め、粗方の材料を売り切ってしまったと言うから困る。
こちとら、震災直後だろうが、放射性物質が飛散しようが、ぎっくり腰だろうが、
被災者の方々への哀悼の念は抱きつつも、自分の生活の中での義理を欠いちゃいけないので、
毎週欠かさず此方へは御邪魔しているのに、こんな憂き目に遭うとは…。
まあ、鮭の旨さに免じて不問としよう。
◎「すじ子」三二〇円
…と言う訳で、必ず〆に頂く筈の煮穴子が無いので、プリン体で〆る事にする。
筋子でも十分に守護神は務まる。
姫鱒の筋子だが、鮭の物と何ら遜色無い旨さで、プチプチと弾ける力強さが有る。
プチッと弾けると、足の親指が疼きそうな感じだが、其れが又、堪らなく興奮する…。
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※2011年4月4日時点の情報です。
ID:0000301944
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