◆「キッチン ブルドック」【大井町】
◎「Ａランチ（チキンカツとカレー盛合せ）」八四〇円
…週末も、不祝儀が有ったり、無駄に蒸し暑かったりで、気が休まった気がしない内に終了。
夢見も悪く、此処最近は碌な夢を見てない。
夜中、明け方に何度も目が覚め、と成ると当然、寝起きも悪く、グッタリとしている…。
熱帯夜が続いているので、窓を開放して寝ているが、隣家の雪隠と接している為、
親仁の鼻をかむ音や、屁の音が聞こえて来て、不愉快極まりない。
こんなんじゃ、熟睡出来る訳が無い…。
起きて身支度を整えていると、其れだけで汗が滲み出し、朝から暑さが募る。
駅迄歩けば、もう駄目。
豚骨臭の汗が止め処無く噴出し、木綿のハンカチーフはあっと言う間に吸水機能を消失する…。
混雑する蒸し暑い電車に揺られ、大井町へと出掛ける。
背広を着て仕事に出掛けるのは、こうも辛いものかと、発狂しそうに成る。
仕事に入れば、とっとと暑苦しい背広の上っ張りは剥ぎ取り、ワイシャツ一丁に成るのだが、
其れでも汗は止まる気配は無く、体内の水分の全てが放出されるかの様な気分。
もう本当、死にたい…。
夏と言う季節が許せず、存在理由も分からず、何ら良い事を齎さない事に憤懣遣る方無い思いだ。
嗚呼、忌々しい！と、愚痴を零し乍ら、すべき仕事は黙々と熟して行く。
十三時に成り、漸く息抜きの昼御飯を摂る事にする。
上役と一緒の為、今回は大井町の有名店の此方へと御案内する。
「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「きたな美味い店」に登場した隠れた名店。
薄暗く、細く狭い路地を入り、店頭に掲示された星三つの認定証が出迎えて呉れる。
カウンター席に通れたは良いものの、店内は蒸し暑く、蒸し風呂の様に暑い…。
何を頂くかは決めており、店頭にも記されていた「Ａランチ」に決定。
此方には通算四度目の訪問だが、最初に訪れた時と同じ「チキンカツとカレー盛合せ」。
決してチキンカツカレーではなく、飽く迄も「チキンカツとカレー盛合せ」なのだ。
歴とした洋食屋なので、オムライスやハンバーグ、豚の生姜焼き等もメニューに有り、
何れも堪らなく旨そうで、何時か、其れ等を頂いてみたいと思っている…。
冷水を呷り乍ら待ち、待望の「チキンカツとカレー盛合せ」が運ばれて来る。
銀の皿には、チキンカツと大盛りの千切りキャベツ、じゃが芋サラダ、そしてカレーの容器も搭載。
チキンカツに卓上のソースをたっぷりとぶっ掛け、キャベツにもぶっ掛け、準備は完了。
チキンカツから頂けば、シャオッと言う軽い衣の歯触りで、肉は厚くはないが、柔らかくて旨い。
引き締まった鶏肉の食感が良く、豚肉よりもあっさりとして、暑い陽気には良いかも知れない。
御飯の盛りも良く、円墳の様にこんもりと円く盛り付けられており、腕白中年は大喜び。
ソースを存分に吸った千切りキャベツやじゃが芋サラダを遣っ付けつつ、
今度はカレーに取り掛かる事にする。
食べ方が難しく、匙は宛がわれており、カレーを掬って御飯に掛けて頂くか、
スープカレーの要領で、御飯を掬って、カレーの容器に潜らせて頂くかのどちらかだ。
カレーは香ばしさが有り、辛さは控え目で、辛い物が駄目な僕には助かる。
昔懐かしいカレーと言うか、大衆的なカレーと言った趣きで、洋食屋の正しいカレー。
何時もの様に、先に御飯が残ってしまうので、最後はカレーを飲み干す。
故ウガンダ師匠の名言、「カレーは飲み物」とは正に此の事で、流石、先達は的を射た事を仰っている…。
腹が膨れたのは良いが、如何せん、暑さに耐え兼ね、弾き出される様に店を出る。
夢見も悪く、此処最近は碌な夢を見てない。
夜中、明け方に何度も目が覚め、と成ると当然、寝起きも悪く、グッタリとしている…。
熱帯夜が続いているので、窓を開放して寝ているが、隣家の雪隠と接している為、
親仁の鼻をかむ音や、屁の音が聞こえて来て、不愉快極まりない。
こんなんじゃ、熟睡出来る訳が無い…。
起きて身支度を整えていると、其れだけで汗が滲み出し、朝から暑さが募る。
駅迄歩けば、もう駄目。
豚骨臭の汗が止め処無く噴出し、木綿のハンカチーフはあっと言う間に吸水機能を消失する…。
混雑する蒸し暑い電車に揺られ、大井町へと出掛ける。
背広を着て仕事に出掛けるのは、こうも辛いものかと、発狂しそうに成る。
仕事に入れば、とっとと暑苦しい背広の上っ張りは剥ぎ取り、ワイシャツ一丁に成るのだが、
其れでも汗は止まる気配は無く、体内の水分の全てが放出されるかの様な気分。
もう本当、死にたい…。
夏と言う季節が許せず、存在理由も分からず、何ら良い事を齎さない事に憤懣遣る方無い思いだ。
嗚呼、忌々しい！と、愚痴を零し乍ら、すべき仕事は黙々と熟して行く。
十三時に成り、漸く息抜きの昼御飯を摂る事にする。
上役と一緒の為、今回は大井町の有名店の此方へと御案内する。
「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「きたな美味い店」に登場した隠れた名店。
薄暗く、細く狭い路地を入り、店頭に掲示された星三つの認定証が出迎えて呉れる。
カウンター席に通れたは良いものの、店内は蒸し暑く、蒸し風呂の様に暑い…。
何を頂くかは決めており、店頭にも記されていた「Ａランチ」に決定。
此方には通算四度目の訪問だが、最初に訪れた時と同じ「チキンカツとカレー盛合せ」。
決してチキンカツカレーではなく、飽く迄も「チキンカツとカレー盛合せ」なのだ。
歴とした洋食屋なので、オムライスやハンバーグ、豚の生姜焼き等もメニューに有り、
何れも堪らなく旨そうで、何時か、其れ等を頂いてみたいと思っている…。
冷水を呷り乍ら待ち、待望の「チキンカツとカレー盛合せ」が運ばれて来る。
銀の皿には、チキンカツと大盛りの千切りキャベツ、じゃが芋サラダ、そしてカレーの容器も搭載。
チキンカツに卓上のソースをたっぷりとぶっ掛け、キャベツにもぶっ掛け、準備は完了。
チキンカツから頂けば、シャオッと言う軽い衣の歯触りで、肉は厚くはないが、柔らかくて旨い。
引き締まった鶏肉の食感が良く、豚肉よりもあっさりとして、暑い陽気には良いかも知れない。
御飯の盛りも良く、円墳の様にこんもりと円く盛り付けられており、腕白中年は大喜び。
ソースを存分に吸った千切りキャベツやじゃが芋サラダを遣っ付けつつ、
今度はカレーに取り掛かる事にする。
食べ方が難しく、匙は宛がわれており、カレーを掬って御飯に掛けて頂くか、
スープカレーの要領で、御飯を掬って、カレーの容器に潜らせて頂くかのどちらかだ。
カレーは香ばしさが有り、辛さは控え目で、辛い物が駄目な僕には助かる。
昔懐かしいカレーと言うか、大衆的なカレーと言った趣きで、洋食屋の正しいカレー。
何時もの様に、先に御飯が残ってしまうので、最後はカレーを飲み干す。
故ウガンダ師匠の名言、「カレーは飲み物」とは正に此の事で、流石、先達は的を射た事を仰っている…。
腹が膨れたのは良いが、如何せん、暑さに耐え兼ね、弾き出される様に店を出る。
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※2011年1月11日時点の情報です。
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