続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「ホルモン拉麺 炎のモツ魂」【池袋】

イメージ 1


 ◎「濃厚モツ拉麺Aランチ(濃厚モツ拉麺+チャーシュー丼)」七八〇円

 …え~、謹賀新年、賀正、と言う事で、今年も何卒、宜しく御願い申し仕ります。
  晦日から休暇を頂戴し、元日に深谷の実家に帰り、其の晩は妹家族の家に厄介に成り、
  翌日は父親の実家である上田に帰省し、昨日の夕方に深谷に戻り、晩に大宮に戻ると言う強行軍。
  あっと言う間の五日間が終了し、今日から社会復帰。
  重度のサザエさん症候群を患う中、リハビリテイションも兼ね、背広を着込み、
  駅から電車に乗り込めば、何時もより空いており、幾らかはホッとする。
  然し、戸田公園~浮間舟渡間で急停車し、線路上で異音がしたと、今年も初っ端から足止めを喰う。
  八分間停車した後、車内放送からは、鳥と衝突したと言うではないか。
  新年早々、縁起が悪い…。
  何とか、やっとの事で池袋駅に到着し、朝から些かグッタリしてしまう。
  新年の挨拶も其処其処に、年末にすべき仕事を、諸般の事情で翌月に繰り越した為、
  すべき仕事が山積し、朝から眉間に皺を寄せて残務を熟している所に、
  此れ又、新年早々、「そんな事するなよ!」と言いたく成る様な事も起こり、辟易とする…。
  空気がピリピリし、神経が磨り減る中、十三時に成り、独り、昼御飯を摂りに出る。
  何処に行こうかと予め考える余裕、準備も無く、当て所無く、初春の池袋の街を彷徨う。
  朝方は静まり返っていたが、昼に成り、御屠蘇気分の抜けない、浮かれた人民でごった返す。
  行くつもりは無いのだが、何とは無しに「麺処 花田」の方向に歩みを進める。
  すると、以前、一度だけ訪れた「博多長浜ラーメン JHADOW」が在った場所がもう変わっている。
  流石、大都会、移り変わりが早いわぃ…。
  其処には「ホルモン」の文字が見え、然も、ラーメン店と言うので、願ったり叶ったり。
  何せ、敬虔な「ホルモン教徒」なので…。
  独りで入れて、手っ取り早く済ませられるので、ラーメン店は助かる。
  店内を覗けば、空席が見え、時間も掛からなそうだ。
  店に入り、出入口直ぐのカウンター席に陣取り、メニューをザッと眺める。
  味の基本は「熟成醤油とんこつ」と「濃厚とんこつ」で、どうせならガッツリと言う事で、
  「濃厚とんこつ」の「濃厚モツ拉麺」にし、更に、御飯物が付く昼時メニューが御得感が有り、
  其の中で、「チャーシュー丼」の付く「濃厚モツ拉麺Aランチ」にしてみる。
  店の入れ替わりの多い場所なので、味に関しては多くを望まない様にする。
  冷水を呷り、携帯電話を弄り、新年最初の仕事の合間の昼御飯を待ち受ける。
  厨房内からは中華鍋で炒める音が聞こえ、一〇分程で配膳される。
  プースーは白濁し、外気に触れた場所から徐々に油分、コラーゲンが凝固して行く。
  宛ら、豚骨ラーメンにモツ鍋を乗せた様な感じで、先ずはプースーから蓮華で啜る。
  ややとろみが有り、豚骨の円やかさ、クリーミーな感じは有るが、驚きは無い。
  チェーン店っぽさが感じられると思ったら、「イートアンド」と言う会社が母体で、
  社長は、嘗ての有名番組「マネーの虎」にも出演していた御仁だ。
  其れはさて置き、麺はと言うと、豚骨ラーメンらしい極細麺で、博多ラーメンを思わせる。
  然し、加水率が低く、粉の風味を堪能出来る本場の豚骨ラーメンの物とは異なり、
  ツルツルとした口当たりで、茹で加減は至って普通で、ポキポキと言う腰は無い。
  ビーフンの様、と迄は言わないが、麺を味わうと言う愉しみは奪われる…。
  主役のホルモンは、モツ鍋の様な、脂身の付着したプルプル、コリコリの物で、
  此れに関しては中々で、コッテリとしてジューシーで、モツ鍋も同時に頂いているかの様だ。
  「濃厚モツ拉麺」はキャベツで、「ホルモン拉麺」は白菜が入ると言う。
  キャベツは火の通りが浅く、生に近い食感で、ややしんなりしてバリバリした感じ。
  続いては、脇に控えし「チャーシュー丼」を頂く。
  結構な量の解し身の叉焼が盛り付けられており、味付けは甘辛く、やや甘味が強め。
  ホルモンを頂いた上に、此れだけの叉焼が頂けるのであれば、費用対効果は良い様に思う。
  味は兎も角…。

~御負け・其の壱~
 大晦日に頂いた、「鮨処 いっしん」の寿司折。
イメージ 2

~御負け・其の弐~
 昨日参拝した、信州のキャバクラ、もとい、信州の鎌倉・上田は別所温泉に在る、
 安楽寺の国宝・八角三重塔。
イメージ 3