◆「三丁目 にしや食堂」【日進】
◎「牛スジのジャガバタカレー」八〇〇円
…昨晩は仕事終わりに「鮨処 いっしん」に立ち寄り、新年一発目のシースーを堪能。
正月休み明けで、魚種も決して豊富ではない中、其れでも十分に旨い。
つぶ貝やら、鮭やら、納豆巻きでも、期待を裏切らない。
其の儘、帰宅後は御満悦で寝入り、一月七日、三十六度目の誕生日を迎える。
嗚呼、歳は取りたくないものだ…。
今朝は八時過ぎに起床し、ゆっくりと休日の朝を満喫する訳でも無く、普段と変わらない。
朝食を食べ、「ぶらり途中下車の旅」を観、徐に行動を開始する。
大宮の街に出、買い物を済ませる。
あっと言う間に正午が迫り、用も足りたので、昼御飯を食べがてら帰宅の途に。
今日は自分の誕生日祝いと、新年の御挨拶も兼ね、僕の中で殿堂入りの此方へ。
此処数年、非常に御世話に成り、僕の胃袋を支えて呉れている貴重な御店だ。
然し、昨秋に引っ越した為、幾らか遠くなってしまったのが切ない。
十二月一〇日以来、約一ヶ月振りの御無沙汰を心から悔いる…。
店に入ると、少し食卓の配置等を変更した様で、時間の経過を感じる。
念の為、僕の天敵・蟋蟀の存在を確認するが、良し、居ない。
席に着き、自動車なので麦酒は我慢し、今日の御薦めメニューを物色する。
「昆布とちくわと鶏肉の旨煮」と言うのは御目出度い感じがし、
「わらじソースカツ丼」と言うのは腕白心を擽る。
そして、此の魅惑的な二品を抑え、僕の心をグッと掴んで離さなかったのが此れ。
「牛スジのジャガバタカレー」と言うのは実に素敵な響きだ。
そそくさと発注し、出来上がりを待つ。
そして、運ばれて来たカレーには、豪快にじゃが芋が乗っている。
白米の炭水化物の上に、じゃが芋の炭水化物が乗ると言う、炭水化物ｏｎ炭水化物。
早速、木の匙を手に取り、じゃが芋から頂いてみよう。
バターが溶けて染み込み、其の塩気が心地好く、元来、バターが苦手な僕だが、
此れ位に溶け、固形が残っていなければ心丈夫だ。
ホクホクで、蒸かしたじゃが芋と言うのは旨く、塩っぱいと尚良い。
時折、別皿のマヨネーズを塗して頂けば、バターとマヨネーズの塩気が相俟って素敵。
カレーはと言うと、此方ではすっかり御馴染みの牛筋カレー。
デミグラスソース風の味付けの牛筋が入り、十分に煮込まれ、肉の旨味がぎっしり詰まっている。
辛味は程々で、寧ろ、牛筋のトロットロのコラーゲンの甘味が感じられる。
赤身の部位は肉の繊維に沿って解れ、ギュッと言う噛み締め甲斐が有り、
トゥルットゥルのゼラチン質の部位は、翌朝、肌に効きそうだ。
三十六とも成れば、疾うに御肌の曲がり角なので助かる…。
カレーには辣韮と福神漬けの二段構えと言うのが有り難い。
翌朝、桃井かおりの様な肌に成っている事を願い、店を後にする…。
にしや食堂 [ その他 ] - Yahoo!グルメ
正月休み明けで、魚種も決して豊富ではない中、其れでも十分に旨い。
つぶ貝やら、鮭やら、納豆巻きでも、期待を裏切らない。
其の儘、帰宅後は御満悦で寝入り、一月七日、三十六度目の誕生日を迎える。
嗚呼、歳は取りたくないものだ…。
今朝は八時過ぎに起床し、ゆっくりと休日の朝を満喫する訳でも無く、普段と変わらない。
朝食を食べ、「ぶらり途中下車の旅」を観、徐に行動を開始する。
大宮の街に出、買い物を済ませる。
あっと言う間に正午が迫り、用も足りたので、昼御飯を食べがてら帰宅の途に。
今日は自分の誕生日祝いと、新年の御挨拶も兼ね、僕の中で殿堂入りの此方へ。
此処数年、非常に御世話に成り、僕の胃袋を支えて呉れている貴重な御店だ。
然し、昨秋に引っ越した為、幾らか遠くなってしまったのが切ない。
十二月一〇日以来、約一ヶ月振りの御無沙汰を心から悔いる…。
店に入ると、少し食卓の配置等を変更した様で、時間の経過を感じる。
念の為、僕の天敵・蟋蟀の存在を確認するが、良し、居ない。
席に着き、自動車なので麦酒は我慢し、今日の御薦めメニューを物色する。
「昆布とちくわと鶏肉の旨煮」と言うのは御目出度い感じがし、
「わらじソースカツ丼」と言うのは腕白心を擽る。
そして、此の魅惑的な二品を抑え、僕の心をグッと掴んで離さなかったのが此れ。
「牛スジのジャガバタカレー」と言うのは実に素敵な響きだ。
そそくさと発注し、出来上がりを待つ。
そして、運ばれて来たカレーには、豪快にじゃが芋が乗っている。
白米の炭水化物の上に、じゃが芋の炭水化物が乗ると言う、炭水化物ｏｎ炭水化物。
早速、木の匙を手に取り、じゃが芋から頂いてみよう。
バターが溶けて染み込み、其の塩気が心地好く、元来、バターが苦手な僕だが、
此れ位に溶け、固形が残っていなければ心丈夫だ。
ホクホクで、蒸かしたじゃが芋と言うのは旨く、塩っぱいと尚良い。
時折、別皿のマヨネーズを塗して頂けば、バターとマヨネーズの塩気が相俟って素敵。
カレーはと言うと、此方ではすっかり御馴染みの牛筋カレー。
デミグラスソース風の味付けの牛筋が入り、十分に煮込まれ、肉の旨味がぎっしり詰まっている。
辛味は程々で、寧ろ、牛筋のトロットロのコラーゲンの甘味が感じられる。
赤身の部位は肉の繊維に沿って解れ、ギュッと言う噛み締め甲斐が有り、
トゥルットゥルのゼラチン質の部位は、翌朝、肌に効きそうだ。
三十六とも成れば、疾うに御肌の曲がり角なので助かる…。
カレーには辣韮と福神漬けの二段構えと言うのが有り難い。
翌朝、桃井かおりの様な肌に成っている事を願い、店を後にする…。
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※2011年6月3日時点の情報です。
ID:0000302098
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