◎「旭山醤油ラーメン」六五〇円
…昨朝に北海道入りし、今朝は次なる地へと移動を開始する。
目的地は、一九〇二年に観測史上最低気温マイナス四十一度を記録した旭川。
今日の予想最高気温はマイナス五度と言う。
暑がりの僕としては涼しくて良い…。
札幌駅九時三〇分発の臨時特別急行「旭山動物園号」で、旭川駅を目指す。
車体は色取り取りに塗装され、座席には動物のカヴァーが被せられ、
案内係の若い女性や、白熊の着包みを着た若い女性も乗車している。
一〇時〇六分に旭川駅に到着し、乗り合いバスで旭山動物園を目指す。
十一時から行われる、冬期限定の催しの人鳥の園内散歩に何とか間に合う。
其の後、海豹、北極熊、獅子、虎、狼、熊等を見物した後、正午を過ぎたので昼御飯に。
園内の無料休憩所の中に、簡易的な食堂が在り、其処で簡単に済ます事にする。
こう言う場所なので、余り多くは望まない。
ラーメン、カレー、ハンバーガー等、手っ取り早く済ませられる物が取り揃えられている。
昨日、結局、札幌でラーメンを頂かず仕舞いだったので、味はさて置き、
寒さで凍える身体を温めるべく、「旭山醤油ラーメン」の食券を購入。
三十三番の番号札を手渡されて待っていると、三~四分で、「三十三番の番号札の方~」と、
丸で、病院で薬を貰うかの様に呼ばれ、受け取りに立つ。
見た目は想像通りで、別段、がっかりする事も無く、全てを受け容れる。
其の一方で懐かしく、子供の頃、大宮の「高島屋」の屋上遊園地の売店で食べたラーメンを思い出す。
席に着き、さて、冷え切った身体を温めよう。
先ずはプースーから啜ると、意外にも濃い味で、中々、行けるではないかいな。
もっと薄くて白茶けて、化学調味料の味しかしないのかと思ったが、先ず先ずだ。
全く期待を寄せていなかっただけに、恐れ入谷の鬼子母神。
醤油のくっきりとした味の輪郭が有り、鶏ガラのさっぱりとして円やかな味わいで、
旭川ラーメンらしいと言えば、らしさは感じられる。
麺は黄色い縮れ麺で、どうせ、茹で過ぎのテロッテロの病人食の様な感じだろうと思っていたが、
シコシコとした腰が有り、如何かすると、逆に茹で時間を端折って固過ぎるのではと思う程。
言い方を悪くすれば、大量の輪護謨を丼の中に落としてしまい、其れに気付かず喰っている感じ…。
柔らか過ぎる麺よりも、固茹での方が好きなので、まあ良い。
叉焼はバラ肉を巻いた物で、此れも意外や意外、ちゃんとしている。
赤身だけの薄っぺらなパサパサした物かと思ったが、脂身もプルプルし、赤身もムッチリしている。
具は他に麺麻と葱で、可も無く不可も無く及第点。
プースーも粗方飲んでしまい、胃袋を温め、午後からの見物に備える…。
目的地は、一九〇二年に観測史上最低気温マイナス四十一度を記録した旭川。
今日の予想最高気温はマイナス五度と言う。
暑がりの僕としては涼しくて良い…。
札幌駅九時三〇分発の臨時特別急行「旭山動物園号」で、旭川駅を目指す。
車体は色取り取りに塗装され、座席には動物のカヴァーが被せられ、
案内係の若い女性や、白熊の着包みを着た若い女性も乗車している。
一〇時〇六分に旭川駅に到着し、乗り合いバスで旭山動物園を目指す。
十一時から行われる、冬期限定の催しの人鳥の園内散歩に何とか間に合う。
其の後、海豹、北極熊、獅子、虎、狼、熊等を見物した後、正午を過ぎたので昼御飯に。
園内の無料休憩所の中に、簡易的な食堂が在り、其処で簡単に済ます事にする。
こう言う場所なので、余り多くは望まない。
ラーメン、カレー、ハンバーガー等、手っ取り早く済ませられる物が取り揃えられている。
昨日、結局、札幌でラーメンを頂かず仕舞いだったので、味はさて置き、
寒さで凍える身体を温めるべく、「旭山醤油ラーメン」の食券を購入。
三十三番の番号札を手渡されて待っていると、三~四分で、「三十三番の番号札の方~」と、
丸で、病院で薬を貰うかの様に呼ばれ、受け取りに立つ。
見た目は想像通りで、別段、がっかりする事も無く、全てを受け容れる。
其の一方で懐かしく、子供の頃、大宮の「高島屋」の屋上遊園地の売店で食べたラーメンを思い出す。
席に着き、さて、冷え切った身体を温めよう。
先ずはプースーから啜ると、意外にも濃い味で、中々、行けるではないかいな。
もっと薄くて白茶けて、化学調味料の味しかしないのかと思ったが、先ず先ずだ。
全く期待を寄せていなかっただけに、恐れ入谷の鬼子母神。
醤油のくっきりとした味の輪郭が有り、鶏ガラのさっぱりとして円やかな味わいで、
旭川ラーメンらしいと言えば、らしさは感じられる。
麺は黄色い縮れ麺で、どうせ、茹で過ぎのテロッテロの病人食の様な感じだろうと思っていたが、
シコシコとした腰が有り、如何かすると、逆に茹で時間を端折って固過ぎるのではと思う程。
言い方を悪くすれば、大量の輪護謨を丼の中に落としてしまい、其れに気付かず喰っている感じ…。
柔らか過ぎる麺よりも、固茹での方が好きなので、まあ良い。
叉焼はバラ肉を巻いた物で、此れも意外や意外、ちゃんとしている。
赤身だけの薄っぺらなパサパサした物かと思ったが、脂身もプルプルし、赤身もムッチリしている。
具は他に麺麻と葱で、可も無く不可も無く及第点。
プースーも粗方飲んでしまい、胃袋を温め、午後からの見物に備える…。
冬期のみの催し、人鳥の散歩。
十四時四十二分現在の気温は…。