続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「茶屋 草木万里野」【深谷】

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◆「茶屋 草木万里野」【深谷

 ◎「お肉のランチ(サーロインステーキ おろしソース付)」一四四九円

 …昨日。
  木曜日に帰還した北海道旅行で購入した烏賊の塩辛を、深谷の実家に御裾分けすべく、
  十一時過ぎに家を発ち、深谷へと自動車で向かう。
  十三時頃に成り、実家に立ち寄る前に、先ずは腹拵え。
  何を頂こうかと思案するも、日常的に深谷で生活していない為、
  何処にどの店が在るのか、昔の記憶は薄れ、又、街並みも変わってしまった場所も有るので悩む。
  何とは無しに、食事処が在りそうな通りを走り、駐車場が混雑している店を発見。
  個人的には、昔の傷が痛む店だ…。
  今から四年以上前、八才下の深谷の女性と付き合っていて、別れを告げられ、
  其の一週間後に先方から、逢いたいと連絡が有り、其の時に入った店。
  結果、此方で逢い、復縁したものの、結局、其の四ヶ月後に再度振られる駄目男。
  何も、此の場でこんなにも明け透けに、過去の暗い想い出を公表しなくても良いのだが…。
  蓋をしていた心の傷に立ち向かうべく、四年八ヶ月振りに再訪。
  当時は「茶屋 マリノ」だった気がするが、屋号を変更した様だ。
  駐車場は略満車に近い状況だが、店内には直ぐに案内出来ると言うので入店。
  席に通され、周囲を見渡せば、客の殆どは女性客。
  熟女から二〇代、子連れ迄、幅広く婦女子が占拠している。
  着席すると、店員迄もが魔女風の綺麗な熟女で、思わずドキッとしてしまう…。
  丁寧に昼時のメニューの説明をして呉れ、何を頂こうかと熟考する。
  伊太利亜料理を中心に、亜細亜の麺や、石焼き御飯等が取り揃えられている。
  考えた結果、矢張り、北海道でさんざっぱら魚介類を頂いたので、偶には肉を頂きたい。
  クーニーだ。
  此の日の「お肉のランチ」は「サーロインステーキ おろしソース付」と言うから大変。
  少々値は張るが、曰く付きの店なので、豪勢に、ケチらずに発注。
  暫くの後、大き目の盆に乗せられ、ヂウヂウ言い乍ら、クーニー登場。
  肉も魅惑的だが、御飯、味噌汁、生野菜、グラタン、甘味も付き、値段相応の満足感。
  肉には、脇に添えられた大根卸のテレレをぶっ掛けると、一層、ヂウヂウと音を荒げ、
  脂を跳ね散らかし、此れぞビフテキの醍醐味だが、と同時に、衣類に臭いが染み付くのが難点…。
  肉は予め切られているので、手前で切る手間が省けて助かる。
  肉の厚味は五ミリメートル強で、決して分厚いとは言えず、薄めの部類だろう。
  いざ、箸で摘んで頬張れば、非常に柔らかくて食べ易い。
  サーロインなので、脂身も適度に入り、プルンとして柔らかくてジューシーだ。
  筋張って噛み切れないと言う様な事は無く、予想以上に美味しく、恐れ入谷の鬼子母神
  大根卸のテレレがさっぱりとしているので、執拗い感じは無く、此の厚味もそう感じさせるのだろう。
  魚も良いが、矢張り、肉も良い。
  此りゃ、御飯が進むわぃ。
  付け合わせは茄子、じゃが芋、人参で、此れ等はテレレの味で誤魔化して片付ける。
  嬉しいのは、小さい乍ら、グラタンが付く事。
  チーズフェチ故、グラタンは堪らなく好きだ。
  熱熱で、リアクション芸人の様に成りつつ頂けば、クリーミーで旨い。
  〆は、甘味を頂き、脂と糖分を同時に、肥満の源を摂取してみる…。

  因みに、此の日の其の他の昼時メニューは…、
  ・「スパゲッティAセット(トンノバジル)」九九七円
  ・「スパゲッティBセット(鶏挽肉と野菜の生姜風味)」一一三四円
  ・「石焼きご飯セット(じゃこときんぴら)」九九七円
  ・「アジアンディッシュセット(タイ風塩焼きそば)」一〇二九円
  ・「チャイニーズセット(豚肉と野菜のピリ辛ソース)」一〇二九円