続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「青竹平打ち中華そば 麺壱 吉兆」【大井町】

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 ◎「ワンタン麺」八五〇円

 …金曜日。
  心臓痛、発熱からの復活と謳い乍ら、又しても軽く放置をしてしまった此の駄ブログ…。
  仕事から帰ってからの家での残務処理が有ったりで、中々、更新出来ないのが実情。
  喰った物の写真だけを掲載しても、夥しい数のコメントが書き込まれているブログを見ると、
  寝る間を惜しんで、駄目な生活を曝け出して駄文を連ねている事に疑問すら感じる。
  別段、コメントを多く欲しい訳でもないのだが、世の中、不条理に満ちている…。
  そんな事は兎も角、週の最終日の此の日は、大井町で仕事納め。
  金曜日は何と無く、来るべき週末の休みを控え、疲労し切った身体だが、
  何とか残り一日を乗り切ろうと力を振り絞り、気持ちも幾分は軽いだろうか。
  朝一からすべき仕事を黙々と熟し、十三時に待ちに待った昼休憩にする。
  今回も何にしようかと思案し、う~ん、と考え込む。
  良し、と思い付いたのは、前回、路地裏に迷い込んだ際、満席の店内と、
  店頭の二、三名の行列が印象的だった此方。
  調べた所に依ると、昨年十一月二十九日に戸越から移転して営業再開したと言う、
  福島県は白河中華蕎麦を売りしている店の様で、「青竹平打ち」と大きく書かれた看板が目印。
  満席、行列を覚悟でいざ行くと、店内は先客二名のみで拍子抜け…。
  店内はカウンター席のみで、八席程度だろうか、御世辞にも広いとは言えない。
  引き戸を開けて中に入り、端っこの席に腰掛ける。
  食券式ではないので、メニューを眺め、対面で発注せねば成らない。
  普通の「中華そば」だけでは味気無い気がしたので、魔が差して「ワンタン麺」を発注。
  待っている間、店内を見渡すと、壁には麺打ち用の大きく太い青竹が掛けられている。
  一〇分程で念願の「ワンタン麺」が運ばれて来る。
  丼には三角形の海苔、雲呑、叉焼、麺麻、小松菜、鳴門が盛り付けられており、麺が見えない程。
  プースーは醤油ベースでややロイクー。
  早速、此れを蓮華で啜ると、醤油のスッキリとした味わいが真っ先に感じられる。
  くっきりとした輪郭だが、じんわりと旨味が込み上げて来る感じ。
  基本は鶏ガラだろうが、僅かに魚介系も感じられ、醤油の切れの中に優しさも存在する感じだ。
  そう言えば、白河ラーメンは四、五年前に那須塩原の「中華そば 飛切」で頂いて以来か…。
  さて、主役と言うべき青竹打ちの麺を引っ張り上げて啜ろう。
  ピロピロとした平打ちの麺は、手打ち特有の不揃いな感じが食感を面白くして呉れる。
  モッチリとした弾力の有る麺は、啜ると心地好く、個人的にはもう少し固茹ででも良い。
  雲呑は具の包まれていない物で、皮だけと言うのが残念。
  具が無いのに、「中華そば」から二〇〇円も値段が跳ね上がるのは高いか…。
  勿論、ドゥルンとして旨いのは旨いのだが。
  叉焼は此方では「焼豚」と称する様で、かぶっと齧るとムチッとした歯応えの有る物。
  適度な噛み応えの中にも柔らかさが有り、ほんのり燻した風味が感じられる。
  其の風味は強過ぎないので、微かに薫る程度なので良い。
  他の具も中々に秀逸で、総体的に見ると及第点か。
  メニューは他に「支那そば」や「ざる中華」も有り、次回にも期待したい。
  此方の在る一画は昭和の名残がプンプンと漂い、「何丁目の夕日だよ!」と突っ込みたくなるのも好き…。

~御負け・其の壱~
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二月八日
◆「旭川らーめん 男旭山
◎「男前らーめん」八五〇円

~御負け・其の弐~
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二月九日
◆「そば処 吉野家
◎「上州天玉そば」五三〇円