続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「そば道場 松本館」【江ノ島】

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◆「そば道場 松本館」【江ノ島

 ◎「もりそば」六〇〇円

 …昨日。
  待ちに待った週末の休日。
  毎週、週末の休日だけを心の拠り所に毎日を送っていると言って良い。
  其れ以外に生き甲斐が無いと言うのは、何とも悲しい話だ…。
  週末に何か愉しみを予定し、其れで何とか精神の均衡を保てている点では重要だ。
  と言う訳で、週末に愉しみを作ろうと、今週は久し振りに電車で出掛ける事に。
  高等学校の時分以来、約二〇年振りに、いざキャバクラ、もとい、鎌倉へ。
  池袋駅湘南新宿ライン逗子行きに乗り換え、一路、鎌倉を目指す。
  豪い久し振りに降り立つ鎌倉駅は観光客でごった返している。
  先ずは鶴岡八幡宮へ詣ると、好天も手伝って清清しい。
  さっさと参拝を済ませ、若宮大路沿いの地麦酒とソーセージを扱う「腸詰屋」と言う店で、
  「湘南ビールSET」と言う地麦酒とソーセージを、一〇〇〇円の大枚を叩いて飲食。
  其の後は江ノ島電鉄線に乗車して長谷寺、大仏を見物。
  じっくりと見物すると言う事が苦手な僕としては、とっとと見て次へ移動。
  次なる地は、「海外」の江ノ島へと向かう。
  上陸したのは初めてでは無かろうかしら。
  心臓痛を押して石段を上り、息を切らして参拝し、更に上を目指す。
  時刻は既に十五時を廻り、十七時から、藤沢に住む同僚の方と呑む約束をしており、
  其の前に昼御飯も済ませていないので、軽く胃袋を満たしておこう。
  山頂では選択肢も限られており、仕方無く、江ノ島で何故か信州蕎麦を頂く事に…。
  何でも、藤沢市松本市姉妹都市の様で、其の縁故で蕎麦屋が在る様だ。
  店は休憩所の様な感じだが、余り多くは望めまい。
  取り敢えず、盛り蕎麦を発注するのが無難だろう。
  と言う訳で「もりそば」を発注し、出来上がりを待つ。
  出て来た蕎麦は、量が少な目で御上品な佇まい。
  蕎麦つゆに葱と山葵の薬味を加え、蕎麦を手繰り、其の半分程を浸して啜る。
  水で確りと〆られており、冷たい口当たりは心地好いが、水切りが甘いので水っぽい…。
  太く切られた田舎蕎麦の無骨な感じも好きだが、此方の蕎麦は細切り。
  ポキポキと言う腰の効いた蕎麦は、歯応えが有って中々だ。
  こう言う場所なので、決して多くを期待していなかったが、其の分、美味しく感じられる。
  尤も、空腹が一番の要因だろうな…。
  蕎麦つゆは薄口で、物足りなさは否めないが、まあ良い。
  スルスルっと入って行き、喉越しは良いのだが、先述の通り、水気が多いのが難点。
  〆は蕎麦湯で割り、ホッと落ち着いてみる。
  食後は塔に登り、烏帽子岩や、鎌倉、藤沢、茅ヶ崎の街、相模湾を望めば、日頃の憂さも晴れそうだ。
  否、晴れやしないな、矢張り…。

~御負け~
パンチパーマネントが良く御似合いの大佛さん。
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