続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「馳走麺 狸穴」【池袋】

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◆「馳走麺 狸穴」【池袋】

 ◎「濃厚つけ麺(大盛)」七八〇円

 …毎晩の頻尿っぷり、寝起きの悪さは相変わらずで、すっかり御手の物。
  高血圧患者の癖に、特技の欄に「寝起きの悪さ」と書ける位に寝起きは悪い。
  今朝も六時五〇分に起床し、身支度を整え、池袋へ遅延電車に揺られて出掛ける。
  例によって、パーソナルなコンピューターと睨めっこをし乍ら仕事に没頭。
  十三時に昼御飯を摂りに、小雪舞い散る中、池袋の街を彷徨う。
  昨日も記したが、此処最近、何処へ行こう、何を食べよう、あれが食べたい、此れが食べたい、
  そう言った欲望が丸で無く、何かを食べたら、此の駄ブログを更新しなければ成らない、
  ひょっとしたら、そんな義務感に苛まれているのかも知れない…。
  当て所無く、池袋の街を彷徨くと、不意に昨日の「鶏の穴」が頭に浮かぶ。
  流石に、二日続けては芸が無いと、止そうと心に決めた其の刹那、
  妙案が浮かび、昨日が鶏の穴なら、今日は狸の穴にしてみようと。
  鶏のアナ○に続いて、狸のアナ○…。
  如何も、「アナ」と聞くと、“御尻”に「ル」を付けたくて仕方が無いのだよ、僕ぁ。
  嗚呼、そうとも、変態だともさ!
  「狸穴」、「マミアナ」…、「マミちゃん」のアナ○…。
  其の内、死んで詫びるので御勘弁願いたい。
  其れはそうと、「マミちゃん」のアナ○に着くと、行列は無く、先客一名が券売機でもたついており、
  少々苛苛するが、直ぐに番が回って来たので許すが、性急な性格は困る。
  券売機で何時もの「濃厚つけ麺」の釦を押すのだが、今回は「特盛」は止し、「大盛」釦で自重。
  食券を手渡し、程無くしてカウンター席の一番奥に通される。
  不意に、食券を手渡した若い彼氏の顔を見ると、何処かで見覚えが有る。
  トゥルットゥルの皺の無い、雲丹の様な脳味噌で考え込むと、何と無く答えが出る。
  そうだ、我が街・日進に在る「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」で見掛けた彼氏だ、多分。
  と成ると、如何して、其の彼氏が此処に居るのか。
  「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」が新規開店した当初、某業務用冷蔵庫の会社に勤める知人から、
  埼玉県を中心に外食チェーンを展開する「アデッソ」と言う会社の傘下だと聞いた。
  何でも、外食チェーンの配下と言う事を隠し、飽く迄も個人経営の様に装い、
  其の昔、僕が足繁く通った、今は無き「つけ麺屋 桜」や、「つけめん 蕾」もそうだと言う噂。
  其れが事実だとしたら、全ての点が繋がり、立川志の輔師匠じゃなくても合点出来る。
  まあ、背景にどんな企業が居て、金の出所が如何だろうと、旨ければ如何でも良い。
  さて、そうして出て来たつけ麺とは、豪い久々の対面。
  つけ汁はと言うと、正に「つけ麺屋 桜」、「つけめん 蕾」とそっくりな代物。
  今流行りの濃厚魚介系豚骨で、粘性の有るドロッとした茶褐色をしている。
  麺を手繰り、其の泥の様なつけ汁に浸して啜れば、此れ又、類似している。
  密度の高いと言うか、噛むとミシっと音がしそうで、ポキポキとした腰が効き、
  モッチリ、ムッチリとした弾力は、大宮でも日進でも味わった事の有る其れで、
  更に付け加えるなら、春日部の「つけ麺 蝉時雨」でも味わった、其の企業の“偽装個人店”の味だ。
  一応迄に記すが、決して不味い訳ではなく、寧ろ、旨いと言う事だけは言っておきたい。
  刻み叉焼は味付けが宜しく、具は他に麺麻も入る。
  恐らく、三六〇グラムは有ると思われる麺を確りと平らげ、〆はつけ汁を原液の儘、グイッと。