続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「啜磨専科」【上大岡】

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◆「啜磨専科」【上大岡】

 ◎「ザ・しおつけ麺(並)」八八〇円

 …昨日辺りから、コンタクトレンズを嵌めた目玉がゴロゴロし始める。
  夜は例によって、寝床に入ってから一時間で目が覚める毎日。
  深い眠りに落ちる事が出来ないのだろうか。
  何だか、ちょいと長めの昼寝をしている様なものか…。
  此れに花粉症が加わった日にゃ、目も当てられない。
  今朝も相変わらず寝起きは悪く、目脂でびっちりで目が開かない猫と同じ位、目が開かない…。
  然し、今朝は暖かく、布団から這い出るのも然程、苦ではない。
  身支度を整えて出掛けたは良いものの、週の前半だと言うのに、一週間持つかが不安だ。
  上大岡へと出掛け、夏日の中、汗を滲ませつつ仕事に精を出す。
  幾ら寝起きは悪くても、一度、動き出してしまえば平気なのだ。
  十三時に成り、一先ず、切りも良くなったので昼御飯を摂る事とする。
  何時もは大体、「インドカレーハウス サニー・タージ」に行くのが専らだが、
  偶には趣きを変え、文明の利器・携帯電話で最寄りのラーメン店を検索してみる。
  其の中で気に成ったのが、同じく上大岡に在る「G麺7」と言う店の二号店の此方。
  「G麺7」は昨年八月中旬に初めて訪れるも、夏期休業で振られて其れっきり。
  其の「G麺7」は火曜日が定休日と言う事で、すんなり此方に決定。
  地図を頼りに出掛けると、小ぢんまりとした、木を基調とした店構えが見える。
  店の脇に券売機が設えられており、此方の一押しと思しき「ザ・しおつけ麺」の食券を購入。
  店内はカウンター八席、壁際に一席のみの造りで、運良く空席が有り、事無きを得る。
  食券を手渡し、出来上がる迄、此方は冷水ではなく、冷たい茶が用意されており、カテキンを摂取。
  そして、一〇分強で出来上がったつけ麺は、麺がロイクーで、つけ汁はサラッとしていそうだ。
  其のロイクーな麺の上には、鶏の叉焼、麺麻、海苔、菠薐草、浅葱が盛り付けられており、
  其れ等をつけ汁に投入し、つけ汁に浸して味を馴染ませてから食事に取り掛かる。
  ロイクーな麺は、全粒粉を多目に使用している様で、丸で、日本蕎麦の様だ。
  随分と奇を衒っているなと思って啜れば、食感は至って普通で、強靭な腰や弾力は余り無い。
  風味はと言うと、其れこそ蕎麦の様な感じで、風味は良い。
  量は二四〇グラムと決して多くはなく、八八〇円は少々高いだろうか。
  つけ汁は塩味で、先ず、塩ダレの味わいが真っ先に感じられ、かと言って、塩辛過ぎず、
  徐々にじんわりと塩の持つ甘味と、鶏ガラのすっきりとした優しい味わいが浮かび上がって来る。
  非常にサラッとした粘性の低い物なので、麺に絡まないので、其の点でも蕎麦の様な雰囲気か。
  そして、つけ汁の中には刻み叉焼が入っており、此れがトロットロで良い味を醸し出している。
  脂身が蕩ける旨さで、赤身も柔らかく、此れは評価したい。
  麺麻は一本一本の長さは無いものの、太さが有り、サクッとした歯触りの良さが有る。
  鶏の叉焼は皮が無いので面白味には欠けるが、つけ汁に浸すと味が染みて中々だ。
  〆はプースー割りせず、塩味の原液をグイッと啜り、塩分を摂取し、汗で放出した分を補ってみる。
  其れにしても、屋号の「すすりませんか」って…。