◆「麺屋武蔵 武骨外伝」【渋谷】
◎「つけ麺（大盛り）」七五〇円
…今週は月曜日が代休を宛がわれた為、三日間の労働。
依って、真ん中モッコリ木曜日だ。
早くも木曜日と言えども、グッタリ感は否めず、花粉症も相俟って襤褸襤褸だ。
昨晩は午前零時半に、確りと排尿を済ませてから寝床に潜り込むも、
早くも、二時半には雪隠に起き、今と成っては、熟睡は疾うに諦めている…。
今朝は割かしゆっくりだったが、寝起きの悪さは相変わらず。
如何してこんなに辛く、厳しいのだろう。
勇気を振り絞って這い出し、身支度を整え、鬼の様に重たい鞄を背負って出掛ける。
其れにしても、兎に角、此の鞄が重い。
先程、余りに重たいので、一体、どれ位の重さが有るのかと、体重計に乗せてみると、
何と、十二キログラムも有ったわ。
米の袋を肩から提げている様なもので、恐ろしくなる。
其りゃ、肩が脱臼しそうになり、身体も歪んで軋むわな…。
そんな重たい思いをして、満員電車に揺られて渋谷へ向かう。
若者が荒れ狂う無法地帯、渋谷。
朝一から、あれやこれやと段取りを組み立てつつ、仕事に没頭する。
十三時を過ぎ、一先ず、昼御飯を胃袋に収めようと、危険な街、渋谷を彷徨う。
文明の利器、携帯電話でラーメン店を検索すると、「麺屋 武蔵」の支店が在るらしい。
先日、一〇年以上振りに新宿の本店でラーメンを頂いたら、中々に美味しかったので、
今回はつけ麺を頂いてみようと、地図を頼りに此方を見付ける。
何でも、此方はつけ麺が主力商品に据えている様で、今回の趣旨にぴたりと嵌る。
店に着き、木戸を開け、先ずは券売機で食券を購入する。
「つけ麺」と「濃厚つけ麺」の二種類が有り、一瞬迷うが、最初なので普通の「つけ麺」で。
店内に四、五人の待ちが発生しているが、直ぐに席も空き、出入口近くの席に通される。
食券を手渡すと、麺の量を訊かれ、「大盛りで」と御願いする。
出来上がる迄、携帯電話を弄ろうとしていると、吃驚する位に早く目の前に登場。
時間にして、二、三分だろうか。
麺は予め、纏め茹でされているのだろうか…。
つけ汁を見遣ると、先日の「麺屋 武蔵」のラーメンの様な濃い色とは違い、微かに淡い。
何でも、鶏出汁の甘いプースーが特徴らしく、先ずは麺を手繰って、浸して啜る。
一気にズババババと啜り上げると、ん！？、何だろう、何と表現して良いのか分からないが、
味がぼやけていると言うか、フワフワしていると言うか、捉え所が無いと言うか、
決して不味い訳ではなく、普通に頂けるのだが、味に特徴が無く、今一、グッと来ない…。
…。
何か他より秀でている訳でも無く、何か誇れる物が有る訳でも無く、
特筆すべき特徴は何一つ無く、此れだけは負けないと言う強みが有る訳では無い…。
丸で、僕の様だ。
僕と同じだ…。
否、僕の方が酷いな。
何の取り柄も無いじゃないか…。
麺はツルツル感が有り、啜り心地は良いが、特色は薄いか。
何だか悲しく成って来た所で、具を見ると、刻み叉焼は缶詰の焼き鳥の様で、余計に哀愁漂う。
〆は一応、つけ汁を啜り、遣り切れなさw抱えて店を出る…。
依って、真ん中モッコリ木曜日だ。
早くも木曜日と言えども、グッタリ感は否めず、花粉症も相俟って襤褸襤褸だ。
昨晩は午前零時半に、確りと排尿を済ませてから寝床に潜り込むも、
早くも、二時半には雪隠に起き、今と成っては、熟睡は疾うに諦めている…。
今朝は割かしゆっくりだったが、寝起きの悪さは相変わらず。
如何してこんなに辛く、厳しいのだろう。
勇気を振り絞って這い出し、身支度を整え、鬼の様に重たい鞄を背負って出掛ける。
其れにしても、兎に角、此の鞄が重い。
先程、余りに重たいので、一体、どれ位の重さが有るのかと、体重計に乗せてみると、
何と、十二キログラムも有ったわ。
米の袋を肩から提げている様なもので、恐ろしくなる。
其りゃ、肩が脱臼しそうになり、身体も歪んで軋むわな…。
そんな重たい思いをして、満員電車に揺られて渋谷へ向かう。
若者が荒れ狂う無法地帯、渋谷。
朝一から、あれやこれやと段取りを組み立てつつ、仕事に没頭する。
十三時を過ぎ、一先ず、昼御飯を胃袋に収めようと、危険な街、渋谷を彷徨う。
文明の利器、携帯電話でラーメン店を検索すると、「麺屋 武蔵」の支店が在るらしい。
先日、一〇年以上振りに新宿の本店でラーメンを頂いたら、中々に美味しかったので、
今回はつけ麺を頂いてみようと、地図を頼りに此方を見付ける。
何でも、此方はつけ麺が主力商品に据えている様で、今回の趣旨にぴたりと嵌る。
店に着き、木戸を開け、先ずは券売機で食券を購入する。
「つけ麺」と「濃厚つけ麺」の二種類が有り、一瞬迷うが、最初なので普通の「つけ麺」で。
店内に四、五人の待ちが発生しているが、直ぐに席も空き、出入口近くの席に通される。
食券を手渡すと、麺の量を訊かれ、「大盛りで」と御願いする。
出来上がる迄、携帯電話を弄ろうとしていると、吃驚する位に早く目の前に登場。
時間にして、二、三分だろうか。
麺は予め、纏め茹でされているのだろうか…。
つけ汁を見遣ると、先日の「麺屋 武蔵」のラーメンの様な濃い色とは違い、微かに淡い。
何でも、鶏出汁の甘いプースーが特徴らしく、先ずは麺を手繰って、浸して啜る。
一気にズババババと啜り上げると、ん！？、何だろう、何と表現して良いのか分からないが、
味がぼやけていると言うか、フワフワしていると言うか、捉え所が無いと言うか、
決して不味い訳ではなく、普通に頂けるのだが、味に特徴が無く、今一、グッと来ない…。
…。
何か他より秀でている訳でも無く、何か誇れる物が有る訳でも無く、
特筆すべき特徴は何一つ無く、此れだけは負けないと言う強みが有る訳では無い…。
丸で、僕の様だ。
僕と同じだ…。
否、僕の方が酷いな。
何の取り柄も無いじゃないか…。
麺はツルツル感が有り、啜り心地は良いが、特色は薄いか。
何だか悲しく成って来た所で、具を見ると、刻み叉焼は缶詰の焼き鳥の様で、余計に哀愁漂う。
〆は一応、つけ汁を啜り、遣り切れなさw抱えて店を出る…。
