続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「中華料理 開楽」【池袋】

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◆「中華料理 開楽」【池袋】

 ◎「Bセット(ジャンボ餃子5つ+半チャーハン)」七八〇円

 …あ~ぁ、週末が終わっちゃった。
  希望と言う名の光が消えてしまった様で、一抹の、否、只ならぬ寂しさが有る…。
  花粉症を病み、晩は熟睡出来ず、疲労も抜け難いと来たら、参ってしまうわね。
  牧 伸二師匠でなくても、嫌に成ってしまうよ。
  第一、僕はウクレレが弾けない…。
  そんな事は如何でも良いのだ。
  今朝も頗る悪い寝起きを迎え、決死の覚悟で寝床から這い出し、身支度を整えて出掛ける。
  満員電車に押し合い圧し合いで、池袋へと向かえば、珍しく一~二分の遅延で到着。
  徐々に身体を慣らす様に仕事に流れ込み、粛々と残務を熟す。
  十二時半を過ぎ、同僚の方々と昼御飯を摂る約束をしていたので、池袋の街に出る。
  世間はすっかり春休みの様で、ゆとり世代が狂った様に犇めき合い、勉強もせずに、
  遊ぶ事ばかりを考え、浮かれ狂って燥ぎ回る光景が矢鱈と鬱陶しい…。
  嗚呼、そうとも、僕は心が捻じ曲がった駄目人間なのさ。
  そんな、円周率も分からない様な若者はさて置き、昼御飯に集中しよう。
  同僚の方の提案で、此方で巨大な餃子を頂こうと、今は無き「キンカ堂」方向へ歩き出す。
  此方と言えば、id190氏と二〇〇八年八月二日に初めて御連れして頂いて以来、二度目の訪問。
  扉を開けると二階席に通され、細い階段を上がる。
  一番奥のテーブル席に相席で、見ず知らずの中年男性二名と、我々三名と言う不思議な集団に…。
  三年と七ヶ月半振りの訪問なので、何を頂こうかじっくりと考えよう。
  流石、前回同様、餃子に瓶麦酒と言う訳にも行かない。
  卓上のメニューを見遣れば、中華人民共和国料理店と言う事も有り、餃子以外も豊富だ。
  逡巡した結果、巨大な餃子五個と半炒飯が合わさった「Bセット」を発注。
  最近、餃子を頻繁に頂いているが、餃子は何度頂いても良いものだ。
  例え、此の後に外出する仕事が有っても、餃子の魔力には勝てない…。
  一〇分程で、僕の「Bセット」が最初に運ばれて来るが、其の餃子の大きさには天晴れだ。
  小皿に酢を多目、醤油を其の半分程、辣油を少々垂らしてテレレを作る。
  さあ、巨大な餃子を頂くべく、箸で持ち上げると、ずっしりとした重量感が伝わる。
  此れを毎食頂いたら、きっと腱鞘炎を患うに違い無い…。
  大きな口を開け、がぶりと齧り、噛んだ後は直ぐに吸う。
  餃子にしろ、ビーチクにしろ、噛んだら吸うのが基本だろう…。
  中から溢れ出る肉汁を零さない様に一口齧って啜れば、火傷しそうな程だ。
  其の後は、普通であれば白米を頬張るのだが、今回は炒飯と言うのが有り難い。
  外で頂く炒飯は箆棒に旨いが、此方のはまあ、普通と言った所か。
  二口目の餃子に取り掛かろうと齧ると、一口目では失敗しなかったが、肉汁を零してしまう。
  二口目でも尚、肉汁が溢れ出ると言うのが凄い。
  皮はモッチリとしつつ、焼き目が香ばしく、中の餡は野菜が多目なのか、さっぱり感が有る。
  其れにしても、此の餃子の大きさ、重みは只者ではない。
  所さんじゃなくても只者ではない…。
  先日、「豚家」で頂いた「Bigなソーセージ」には愚息も辛勝したが、
  此の餃子には敵いそうもなく、脱帽と言った所。
  余談迄だが、僕は餃子と違って皮には包まれておらず、ズル剥けだ…。
  こんな下品な事ばかり書いているから、読み逃げすらされずに飛ばされるのだろうな。
  まあ良い、アンダァグラウンドで…。