続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけめんTETSU 壱の木戸」【水戸】

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 ◎「中華そば」七〇〇円

 …今日は花金だと言うのに、寝起きの悪さは相変わらず。
  毎日、其の日の内に就寝したいと思うのだが、帰宅後、期待されていないが、
  一応、此の駄ブログを更新し、仕事をし、そうこうしているとあっと言う間に午前零時過ぎ。
  下らない文章を連ねているが、其れなりに時間と体力を削って更新している。
  なのに、写真を載せただけのブログの方が受けが良いと言うのは如何言う事だ!
  其れも此れも僕に、人として一番大事な物諸々が欠落しているからだろう。
  要は、人気、人望が無いと言う事かな…。
  其れは兎も角、今朝の寝起きも頗る悪い。
  今週の最終日、歯を喰い縛る様にして起き、仕事へと出掛ける。
  今日は上野駅から特別急行「スーパーひたち」に乗車して水戸へ。
  先月のダイヤ改正から新車輌が導入されているので、中々に快適だ。
  水戸に着き、今日も今日とて、山積した仕事を一つ一つ熟して行く。
  さて、毎日の唯一の愉しみが昼御飯と言っても過言ではない。
  何時もは、「つけめんTETSU 壱の木戸」、「なんつッ亭」、「らあめん 大山」、
  「支那そば 一本気」の四店が軒を連ねる一画で済ますのが専らだが、今日は目星が有る。
  昨晩、深夜に放送している「美少女ヌードル」と言う番組が偶さか点いており、
  其処で「中華そば 青葉」でナウなヤングな婦女子がラーメンを啜っているのを観、
  久し振りに、魚介系と動物系のダブルスープの走りである此方のラーメンを頂きたくなる。
  確か、「丸井」の上階の飲食店街の中に在ったので、逸る気持ちを抑えて出掛ける。
  すると、何処を如何見ても、店の跡形も見当たらない。
  調べてみると、何時の間にか、何の断りも無しに閉店ガラガラ、万歳無しよ、と言う事だ…。
  如何も、僕はこう言う憂き目に遭う事が多い様に思う。
  何てこったいとばかりに次を探さねばならず、何時ものラーメン店四店の中から、
  「中華そば 青葉」に比較的味が近い此方で、つけ麺ではなく、初めてラーメンを頂く事にする。
  勿論、仮に「中華そば 青葉」が在ったとしても、テレヴィヂョンで観た通り、ラーメンの予定だった。
  店頭には二名の待ちが発生しているが、我慢し、先に券売機で食券を購入する。
  「中華そば」の食券を購入し、五分程待ち、漸く店内に通される。
  待っている客が居るにも拘らず、食べ終わって、悠長にのんびりしている空気の読めない人間が居る…。
  最近、別段意味は無いのだが、つけ麺ではなく、ラーメンを頂いている。
  今週は月曜日を除き、此れで、火曜日から四日連続でつけ麺ではなくラーメンだ。
  冷水を呷り、携帯電話を弄ぼうにも、電波の印が四本立っているにも拘らず、全く無反応な、
  使えない「柔らかい銀行」の電波の弱さに苛立っていると、ラーメンが配膳される。
  器は小さ目で、つけ麺のつけ汁の器の親方の様な感じ。
  先ず、蓮華でプースーからじっくりと味わおう。
  屋号でも「つけめん」と冠しているが、ラーメンも自信が有ると能書きに記されている。
  たっぷりの煮干しを丁寧に煮出した極上の出汁から作られるスープに、中細の麺を合わせた一杯は、
  何処か懐かしさも感じる拘りのラーメンで、一切の妥協無しと謳われている。
  いざ啜ると、魚介系の芳醇な味わいがフワッと薫るが、意外にもあっさりしている印象。
  もっと濃密で、旨味が凝縮された濃い物を期待したが、サラッとしてさっぱりしている。
  十分、美味しく頂けるのだが、ドロッとしていると言う意味ではなく、
  ギュッと旨味が詰まった、濃い物を欲していたので、些かの物足りなさは否めない。
  然し、旨い事には間違い無い。
  時折、仄かに柚子の薫りが鼻腔を擽り、爽やかさを齎して呉れるのが洒落ている。
  其れにしても、蓮華が金属製なので、熱が伝導して熱いの何の。
  リアクション芸人が喜ぶ様な熱さで、猫舌には特に辛い。
  中細の麺は腰が効いており、噛むとパツっと千切れる食感が秀逸。
  ツルツルし過ぎておらず、個人的には好きな口当たりだ。
  具の叉焼は、一見するとパサパサしていそうだが、プースーに浸っていると柔らかくなり、
  トロっと言う感じではないが、其れなりに蕩ける食感。
  麺麻は筍の薄切りの様な感じなので、シャキシャキ感は有るが、存在感には欠ける。
  プースーは概ね飲み干し、確りと出汁を味わい、塩分も充填し、午後の活力にする。