続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「栄昇らーめん」【京成津田沼】

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 ◎「節仕込みらーめん」七〇〇円

 …昨晩は家に帰ってからの仕事が多く、中々片付かず、寝床に入ったのは午前一時に成ろうと言う頃。
  只でさえ、睡眠が浅いので、人一倍睡眠時間が必要だと言うのに…。
  人に依って、必要な睡眠時間が有ると言い、六時間で大丈夫と言う事は無いらしい。
  僕の場合、恐らくは一〇時間は寝ないと駄目だろうな…。
  寝床に入った時間が遅い分、寝起きは特に辛く厳しい。
  目が開かないどころか、今日が一体、何曜日かさえの判断が出来ない程。
  思考回路が停止し、何とか目を見開いて、ボーっとするのが精一杯。
  目覚ましが鳴ってから、起き上がる迄に二〇分を要し、やっとの事で這い出る。
  寒さが無い分、幾らかは楽に成ったが、断末魔の苦しみは相変わらずだ。
  今日は電車を乗り継ぎ、千葉県はダヌマツこと、津田沼へ出掛ける。
  今日も今日とて、すべき仕事が堆く聳える様で、仕事場で遭難しそうになる…。
  齷齪と労働し、ヘロヘロに成りそうなので、十三時に昼休憩を挟む事とする。
  昼御飯はと言うと、略毎日ラーメンと言う暮らし振り。
  独りだと店に入り易く、手っ取り早く啜れるので楽で助かる。
  さて、今日はと言うと、前回に続いて此方にと決めていた。
  何度も御邪魔した「必勝軒」は全メニューを制覇し、食傷気味なので少し間を置こう。
  と言う訳で、京成津田沼駅方向に歩みを進め、三月二十七日以来、二度目の此方に到着。
  店頭に行列は無く、安心して店内に入ると、人っ子一人客が居ない。
  カウンター席の真ん中辺りに陣取り、メニューを一応眺める。
  心の中で、今日は「節仕込みらーめん」と決めていたので、初志貫徹で其れを発注。
  前回の「煮干しらーめん」と並んで、売りと思しき「あごだしらーめん」は取り敢えず後回しにし、
  一番人気と思しき「魚だし塩らーめん」をすっ飛ばし、「節仕込みらーめん」を発注。
  冷水を只管に呷り、火照った身体の冷却に努めていると、麺の茹で時間が短いので、出来上がりも早い。
  丼を差し出され、其れを受け取り、さて、頂こうかしらね。
  先ずはプースーから啜ると、「煮干しらーめん」同様、表面はやや油が多目か。
  味は煮干しも入っているだろうが、鰹の味わいの方が可也強めに出ている。
  今流行りの感じと言うか、魚介の風味を堪能出来て、何度と無く啜ってしまう。
  僅かに鰹の魚粉も浮かんでいるのが見える。
  麺は気持ち透明感が有るツルツルとした多加水麺で、極めて緩い縮れが有る。
  茹で時間が短いので、シコシコした歯触りで、量は少な目だが、美味しく頂くには丁度良い。
  柚子が投入されているので、其れを麺に少しずつ塗し乍ら啜れば、
  こってり目の魚介風味に爽やかさが加わり、味わいが変わって面白い。
  具は、薄く切られた叉焼が一枚と、此れが嬉しい穂先麺麻。
  非常に柔らかく、風味も良く、此れは幾らでも頂けるな。
  次回は「メンマ盛り」を発注してみようかとさえ思わせる旨さ。
  麺も叉焼も先に平らげ、穂先麺麻を最後に残す程。
  う~ん、次回は「魚だし塩らーめん」か、「あごだしらーめん」か、「醤油豚骨らーめん」か…。
  実に悩ましい思いで一杯だ。