…昨日は折角の休日と言うのに、日がな一日、殆どの時間を寝巻きで過ごす駄目さ加減。
一体、何時間寝ただろうか…。
実家に居たら、恐らく母親から、「そんなに寝てたら、目ん玉腐っちゃうよ!」と罵られそうだ。
寝過ぎで身体が痛い程だが、晩に成れば眠たくなる。
風呂上がりに長椅子でだらだらした後、午前一時に寝床に移動。
あれ程、十分過ぎる位に寝たにも拘らず、五分と掛からずに落ちる…。
夜中に雪隠に起きるものの、平日の様な辛さは無い。
今朝は九時に目が覚めたが、普段出来ない事をしようと、只管、ゴロゴロと自堕落に過ごす。
此のだらだらを明朝には出来ないかと思うと、早くもサザエさん症候群を患い始める…。
正午前まで、駄目人間の様な暮らしをし、身支度を整えて出掛ける。
昼御飯を頂こうと、今日は最初から予定を決めている。
「ラーメンデータベース」上で、埼玉県一位の地位を揺ぎ無いものにしつつある此方。
最近では行列が目に見えているので回避し、すっかり御無沙汰で、二〇〇八年七月二〇日以来、
実に、三年九ヶ月振りで、前回の記憶も薄れている、と言うか、記憶に無い…。
嗚呼、歳は取りたくないものだ。
店に着くと、案の定、宍戸錠、店頭には行列が形成されている。
人数にして十五人で、小雨が降り始める中、最後尾に付き、来るべき時を待つ。
外で、煙草を吸う客の副流煙に、眉間に皺を寄せつつ待つ事二〇分。
漸く店内に入る事が出来、先ずは券売機で食券を購入する。
此方では今迄、通常の「つけめん」しか頂いた事が無いので、今回は違う物にしようかと悩み、
予め調べてみると、カレー味の「かれつけ麺」の評判が頗る良い様なので、其れに決定。
そして、カレーには玉子が合うだろうと、贅沢にも味付け玉子を追加してみる。
「半肉増し」はグッと堪えて我慢してみる…。
食券を手渡し、更に店内で待ち、一〇分弱でカウンター席の一番奥に通される。
出来上がりを待つ間、店内や他の客をぼんやりと眺めて時間を潰す。
前々から口を酸っぱくして言っており、今回も批判されるのを承知で記すが、
こう言うカウンター席しか無く、回転が命の店に、一人で丼一杯のラーメンを食べられない、
歯も生え揃わない様な餓鬼を連れて来るのは一体、如何言う神経をしているのか、僕には分からない。
店側としては、金にも成らないのに、無駄に一席を占拠されてしまい、迷惑な筈。
後ろで待っている客としたら、ちまちまと啜って時間が掛かり、回転が悪くなるので、良い迷惑。
親の欲望を満たすだけに餓鬼を連れて来ると、店も周囲も迷惑する事に気付かないかね。
最近、権利ばかりを主張し、周囲への気遣いは二の次と言う人間が多い様に思う…。
さて、やり場の無い怒りを何とか収め、冷水を呷れば、期待のカレーつけ麺が遣って来る。
見た感じ、然程のカレーっぽさは無く、通常のつけ麺と変わらず、微かにカレー臭が漂う。
早速、極太麺を手繰り、つけ汁に浸せば、麺には確りとプースーが纏わり付き、
其の粘性の高さが見て取れ、濃厚度合いに期待を寄せる。
いざ啜れば、カレーの風味は控え目で、通常のつけ麺同様、濃厚な魚介豚骨の味わいが強く出ている。
善く有り勝ちな、普通のカレールウを用いただけの様な安直なカレーつけ麺とは違い、
動物系と魚介系の確りとした出汁が下地と成っているので、味は確かな物だ。
岩手県産阿部鶏や豚骨、煮干し、鰹、鯖を使って濃厚に仕上げたと言うだけあり、
ドロッドロの粘度で、有りと有らゆる出汁が搾り出されている様で、濃密な感じだ。
不自然な甘味や酸味は無く、カレーの風味がほんのりと薫る程度なのが良い。
玉葱の微塵切りが入っており、ショリショリした歯触りと、甘味を齎して呉れる。
難点は温いと言う事位か…。
麺は埼玉県産小麦と群馬県産小麦をブレンドした、国産小麦一〇〇パーセントの自家製麺と謳い、
ポキポキと言う強靭な腰と、ミシミシと音がしそうな高気密な力強さが良い。
啜り心地も良く、噛むのも愉しい秀逸な麺だ。
具は、ホロホロに解れた刻み叉焼と、枕木の様な極太麺麻、海苔、先述の玉葱の微塵切り。
常連は此れにチーズが入った物を食す事が出来る特権が有る様だが、そう成るには程遠いな…。
〆は、スープ割りなんぞ軟弱な真似はせず、男は黙って、原液の儘をヅヅヅと飲み干す。
胃袋が小さくなったのか、中盛り程度で満腹に成ってしまい、衰えを感じる…。
一体、何時間寝ただろうか…。
実家に居たら、恐らく母親から、「そんなに寝てたら、目ん玉腐っちゃうよ!」と罵られそうだ。
寝過ぎで身体が痛い程だが、晩に成れば眠たくなる。
風呂上がりに長椅子でだらだらした後、午前一時に寝床に移動。
あれ程、十分過ぎる位に寝たにも拘らず、五分と掛からずに落ちる…。
夜中に雪隠に起きるものの、平日の様な辛さは無い。
今朝は九時に目が覚めたが、普段出来ない事をしようと、只管、ゴロゴロと自堕落に過ごす。
此のだらだらを明朝には出来ないかと思うと、早くもサザエさん症候群を患い始める…。
正午前まで、駄目人間の様な暮らしをし、身支度を整えて出掛ける。
昼御飯を頂こうと、今日は最初から予定を決めている。
「ラーメンデータベース」上で、埼玉県一位の地位を揺ぎ無いものにしつつある此方。
最近では行列が目に見えているので回避し、すっかり御無沙汰で、二〇〇八年七月二〇日以来、
実に、三年九ヶ月振りで、前回の記憶も薄れている、と言うか、記憶に無い…。
嗚呼、歳は取りたくないものだ。
店に着くと、案の定、宍戸錠、店頭には行列が形成されている。
人数にして十五人で、小雨が降り始める中、最後尾に付き、来るべき時を待つ。
外で、煙草を吸う客の副流煙に、眉間に皺を寄せつつ待つ事二〇分。
漸く店内に入る事が出来、先ずは券売機で食券を購入する。
此方では今迄、通常の「つけめん」しか頂いた事が無いので、今回は違う物にしようかと悩み、
予め調べてみると、カレー味の「かれつけ麺」の評判が頗る良い様なので、其れに決定。
そして、カレーには玉子が合うだろうと、贅沢にも味付け玉子を追加してみる。
「半肉増し」はグッと堪えて我慢してみる…。
食券を手渡し、更に店内で待ち、一〇分弱でカウンター席の一番奥に通される。
出来上がりを待つ間、店内や他の客をぼんやりと眺めて時間を潰す。
前々から口を酸っぱくして言っており、今回も批判されるのを承知で記すが、
こう言うカウンター席しか無く、回転が命の店に、一人で丼一杯のラーメンを食べられない、
歯も生え揃わない様な餓鬼を連れて来るのは一体、如何言う神経をしているのか、僕には分からない。
店側としては、金にも成らないのに、無駄に一席を占拠されてしまい、迷惑な筈。
後ろで待っている客としたら、ちまちまと啜って時間が掛かり、回転が悪くなるので、良い迷惑。
親の欲望を満たすだけに餓鬼を連れて来ると、店も周囲も迷惑する事に気付かないかね。
最近、権利ばかりを主張し、周囲への気遣いは二の次と言う人間が多い様に思う…。
さて、やり場の無い怒りを何とか収め、冷水を呷れば、期待のカレーつけ麺が遣って来る。
見た感じ、然程のカレーっぽさは無く、通常のつけ麺と変わらず、微かにカレー臭が漂う。
早速、極太麺を手繰り、つけ汁に浸せば、麺には確りとプースーが纏わり付き、
其の粘性の高さが見て取れ、濃厚度合いに期待を寄せる。
いざ啜れば、カレーの風味は控え目で、通常のつけ麺同様、濃厚な魚介豚骨の味わいが強く出ている。
善く有り勝ちな、普通のカレールウを用いただけの様な安直なカレーつけ麺とは違い、
動物系と魚介系の確りとした出汁が下地と成っているので、味は確かな物だ。
岩手県産阿部鶏や豚骨、煮干し、鰹、鯖を使って濃厚に仕上げたと言うだけあり、
ドロッドロの粘度で、有りと有らゆる出汁が搾り出されている様で、濃密な感じだ。
不自然な甘味や酸味は無く、カレーの風味がほんのりと薫る程度なのが良い。
玉葱の微塵切りが入っており、ショリショリした歯触りと、甘味を齎して呉れる。
難点は温いと言う事位か…。
麺は埼玉県産小麦と群馬県産小麦をブレンドした、国産小麦一〇〇パーセントの自家製麺と謳い、
ポキポキと言う強靭な腰と、ミシミシと音がしそうな高気密な力強さが良い。
啜り心地も良く、噛むのも愉しい秀逸な麺だ。
具は、ホロホロに解れた刻み叉焼と、枕木の様な極太麺麻、海苔、先述の玉葱の微塵切り。
常連は此れにチーズが入った物を食す事が出来る特権が有る様だが、そう成るには程遠いな…。
〆は、スープ割りなんぞ軟弱な真似はせず、男は黙って、原液の儘をヅヅヅと飲み干す。
胃袋が小さくなったのか、中盛り程度で満腹に成ってしまい、衰えを感じる…。