続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「メンチカツ専門店 GOLD RUSH 池袋1号店」【池袋】

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◆「メンチカツ専門店 GOLD RUSH 池袋1号店」【池袋】

 ◎「チェダーチーズメンチカツ(200g)」九〇〇円

 …昨日。
  漸く、今週も最後の一日を迎える。
  もう、一週間を乗り切るのも儘成らない程で、草臥れ果てている。
  睡眠障害とも言うべきで、睡眠で疲労回復出来ているとはとても思えない。
  眠りも浅く、排尿にも起きる。
  寝起きは本当、酷い状態。
  とても、真人間の様相ではない…。
  目が覚めても、暫くは動けず、呆然と天井を見詰めるのみ。
  二度寝しそうになるのを堪えつつ、目を見開き、無理矢理に起きようと努める。
  何とか起き出し、身支度を整え、小雨そぼ降る中を出掛けて行く。
  満員電車に押し込められれば、余りの蒸し暑さに卒倒しそうに成る。
  雨が降っていれば冷房を点けなくても良いだろうと言うJRの魂胆が気に入らない。
  暑いものは暑いのだ。
  何故なら、季節は夏だから…。
  汗を拭いつつ、池袋に着けば、何時もの如く、一〇分以上の遅延。
  最早、定刻通りに到着する事は諦めている…。
  朝から、団扇で風を送り乍ら残務を熟す。
  一日踏ん張れば、九連休が待っていると言い聞かせ乍ら…。
  十二時半を過ぎ、そろそろ昼御飯に行く事を考えていると、久し振りに上司と出掛ける事に。
  行く先はと言うと、其の上司から存在を聞いたメンチカツ専門店。
  噂を聞き付け、一度、店の前迄行った事が有るが、ガラガラで入るのを躊躇ったが、
  今回は独りではないので、心丈夫だ。
  店に着くと、店内には先客も居り、安心して入店。
  テーブル席に通され、いざメニューを見ると、メンチカツしか置いていない。
  此方はハンバーグ専門店だったが、此の「池袋1号店」のみメンチカツ専門に業態転換した様だ。
  店に入り、ハンバーグ専門店ではないと知ると、「池袋店」へと案内される客も居る程。
  ハンバーグ専門店が作るメンチカツと言うのを売りにしているらしい。
  さて、我々は最初からメンチカツを目的としているので、メニューを眺める。
  一目で決定したのが、「チェダーチーズメンチカツ」。
  何にしても、チーズが入っていると言うのは見逃せない。
  ぶっきら棒な事此の上無い位に、凡そ、接客業に不向きな女性店員に発注を済ませる。
  一体、如何言う採用基準なのだろうか…。
  すると、発注してから作り始めるので、出来上がりに一〇分以上を要すると言う通り、
  厨房の中からは、ペチペチと肉を成型する音が聞こえて来る。
  丸で、伊太利亜娘の桃尻を引っ叩く様な音で、嗚呼、其の尻に顔を埋めたいと妄想してみる…。
  冷水を呷り、仕事の愚痴を零しつつ、十五分近く経ち、先程の無愛想な女性店員が運んで来る。
  見ていると、此方も腹が立って来る。
  其れは兎も角、メンチカツに目を転じると、結構な大きさで、脇にはタルタルソースが有る。
  此方のメンチカツは、此のタルタルソースを掛けて頂く様だが、其れだけでは味が薄いので、
  卓上のソースを先ずは掛け、其の上からタルタルソースを掛ける事にする。
  早速、準備が整った所で箸で千切ってみると、香ばしい音が聞こえ、此れぞ、揚げ物の醍醐味だ。
  一口頬張ると、流石、ハンバーグ専門店だけあり、肉は粗挽きと言った感じで、
  肉の粒子が大きく、肉肉しさが感じられ、至ってジューシー。
  肉汁が中々に溢れ出る感じで、洪水と迄は言わないが、此の手の料理の良さは出ている。
  玉葱も粗微塵切りなので、其の甘味が口一杯に拡がる。
  中の方から、漸くチェダーチーズが姿を現す。
  コクが強いチーズなので、コッテリをした味が堪らず、矢張り、チーズは偉大だな。
  其れにしても、上司と僕は大の汗っかきなので、二人して、異常な迄に大汗をかいて揚げ物を喰っている。
  上司のハンカチーフは、水分が絞れる程で、店を出て、汗を絞って来る程。
  此れから、汗っかきには辛い季節が遣って来る。
  汗だくで何とかメンチカツを平らげ、午後の業務に戻る。
  メンチカツやコロッケの様な物は余り得意ではなかったが、此れならば行けそうだ。