続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん まる玉」【辻堂】

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◆「らーめん まる玉」【辻堂】

 ◎「味玉子らーめん」七五〇円

 …毎晩、眠りが浅い為に熟睡が出来ていない僕だが、昨晩はもっと眠れない要因が増える。
  そう、熱帯夜…。
  何なんだ、此の暑さは。
  二枚重ねの羽毛布団を、最近、四月に成ったので一枚にしたが、
  其の一枚の布団でさえも暑く、殆ど掛けずに寝るも、暑くて何度も目が覚める。
  暑くて寝汗をかいた所為か、夜中に排尿に起きなかった様に思う。
  最近、夜中に便所に行ったか如何かも忘れてしまう程、アルツハイマーだ…。
  今朝は何時もよりも早く、六時に起床し、寝起きの悪さは半端ではない。
  此れ以上無い位の辛さで、断末魔の苦しみ。
  身が引き裂かれそうで、目覚ましが鳴ってから十五分はもぞもぞと蠢く。
  時間も迫り、勇気を振り絞って這い出し、身支度を整えて出掛ける。
  ぎゅうぎゅう詰めの満員電車に押し込められ、湘南新宿ラインに揺られて大船へ。
  何時もより早い時間なので、混雑が激しく、身動きが取れない程だ。
  汗が止まらないったら有りゃしない。
  よっとこさっとこ、えっちらおっちら、やっとの思いで辿り着く。
  冷房も効いていない、矢鱈と蒸し暑い劣悪な労働環境の中で仕事をする。
  長袖を脱ぎ、半袖に成り、出っ張った腹が一際目立つ格好で、齷齪と労働する。
  其れにしても、汗が止め処無く噴き出し、正直、仕事に成らない程。
  十三時に成り、昼休憩と相成るが、仕事で使用する備品を購入しに出掛けねば成らず、
  電車に乗車し、二駅先の辻堂駅前に在る大型商業施設へと向かう。
  先ずは昼御飯を済ませてしまおうと、辻堂駅南口にラーメン店が在ると知り、いざ潜入。
  此の「らーめん まる玉」は其の昔、川口駅西口に在り、一〇年近く前に初訪店。
  今は両国に本店を構えている様だ。
  チェーンを拡大して行き、今では海外にも支店が在ると言う。
  五、六年前に「アリオ川口店」を訪れて以来、豪い久し振りの訪問。
  店内には先客二組、三名のみで、入って直ぐの席に陣取る。
  さて、何にしようかと悩み、食べ過ぎも何なので、普通の「まる玉らーめん」にしようと思うも、
  何時もの悪い癖で、堪え性が出来なくなり、「味玉子らーめん」を発注してしまう愚かな中年…。
  真夏なので、只管に冷水を呷り続けねばならず、矢張り、南国・辻堂は常夏だ。
  此方は細麺なので出来上がりが早く、五分と掛からず、手っ取り早くて有り難い。
  白濁したプースーは、「鶏白湯のパイオニア」と謳う通り、鶏出汁ならでは。
  先ずは蓮華でプースーから。
  鶏白湯なので、「天下一品」の様な強烈なこってり感やドロドロの感じは無いが、
  ややとろみが有るものの、サラッとしており、コラーゲンたっぷりで優しい味わい。
  円やかで、滑らかな口当たりで、まったりとした角が無いと言った感じ。
  麺は極細麺で、博多ラーメンを思わせ、腰も効いて、粉の風味が良い。
  具は、鶏ではなく豚の叉焼で、矢張り、ラーメンの叉焼は豚に限る。
  特筆すべきなのが、此方のラーメンには石蓴が入っている点。
  只の海苔でないのが気が利いている。
  味付け玉子は、箸で持っただけで其の半熟加減が分かる程。
  プルンプルンで、齧ると黄身がネットリと、甘露の様な感じで味が中迄染みている。
  醤油が強めの味付けで、最近、此の手の味付けは久し振りだったので心地好い。
  昨今は薄味が多いので…。
  プースーは全て飲み干し、美容に努めてみる。