◆「三丁目 にしや食堂」【日進】
◎「さわら西京漬定食」八〇〇円
…愈愈、念願、待望の九連休の幕開けだ。
此処最近は、此の黄金週間の訪れだけを生き甲斐に暮らして来た節が有る。
昨晩は前夜祭と称して「鮨処 いっしん」で旨い寿司と酒を胃袋に収めて家に帰る。
風呂に入るも、頭髪が濡れた儘の状態で長椅子で寝入ってしまい、気付けば午前一時半。
其処から頭髪を乾かし、歯を磨き、コンタクトレンズを外して寝床に潜る駄目中年…。
夜中に雪隠に起きるのは相変わらず。
然し、寝起きの悪さが丸で無い。
普段の仕事の日の朝とは雲泥の差だ。
目覚めも良く、休日と言うのに、八時半には寝床から這い出す。
日頃の断末魔の苦しみが嘘の様だ…。
珈琲を啜りつつ、仕事を片付け、黄金週間は仕事の事を忘れる事にする。
此れが片付けばこっちのものだ。
「ぶらり途中下車の旅」を観つつ、穏やかな休日の午前中を寛ぐ。
さて、時間も正午を過ぎ、昼御飯の時間のタイムが遣って来たので、そろそろ動き出そう。
今日の昼御飯は決めていた。
昨年一〇月の転居以来、距離的に遠ざかってしまった為に、中々御邪魔する機会が減ってしまった此方。
僕の中で“殿堂入り”の飲食店で、腕白中年の胃袋を支えて貰っている名店。
転居前は週に一度は御邪魔していたが、実に、三月三日以来、一ヶ月半の御無沙汰と言う体たらく。
恩恵を受けた御店に、後ろ足で砂を掛ける様で申し訳無い限りだ。
久方振りの訪店を愉しみに、いそいそと出掛け、暖簾を跳ね上げ、テーブル席に着席。
一通り挨拶を済ませ、黒板に記された御薦めメニューを確認。
今日は「さわら西京漬定食」とな。
焼き魚の中で、西京漬けは可也好きだ。
迷わず、此れだと決定し、発注をし、運動新聞を読み耽る。
黄金週間は何処に出掛けようかと案内本も捲り、彼是と悩んでみる。
さてさて、其れはさて置き、魅惑的な西京焼きが運ばれて来る。
普段、旨い焼き魚や煮魚とは縁遠いので、憧憬にも似たものが有る。
脇に添えられた大根卸に醤油をぶっ掛け、先ずは頂いてみよう。
西京味噌が焼かれ、香ばしく、何とも言えない芳しい薫りが鼻腔を擽る。
何て素敵なんだろう、西京焼きは。
魚篇に春と書いて鰆。
正に、今の時期にピッタリで、焼き魚に成ると、身がギュッと引き締まって実に旨い。
西京味噌の風味がふわっと香り、甘味と仄かな塩気が心地好い。
味噌の風味が害われておらず、幸せな心持ちに成る。
西京焼きと言えば、銀鱈もホロッと身が解れる食感で良いが、鰆も良いな。
以前、日進に在った「和彩楽酒 かもん」にて要望し、鰆の西京漬けをメニューとして出して貰ったが、
日が経って西京味噌が十分に染み込んだ物は、マヨネーズを塗して頂くと旨いと学習した。
是非、此方の西京焼きも、もっと味を染み込ませ、マヨネーズと一緒に頂いてみたい。
何せ、此方のメニューはマヨネーズと不思議に合う料理が多いんですもの…。
大盛りにして頂いた御飯を確りと平らげ、出っ張った腹をより一層、出っ張らせてみる。
にしや食堂 [ その他 ] - Yahoo!グルメ
此処最近は、此の黄金週間の訪れだけを生き甲斐に暮らして来た節が有る。
昨晩は前夜祭と称して「鮨処 いっしん」で旨い寿司と酒を胃袋に収めて家に帰る。
風呂に入るも、頭髪が濡れた儘の状態で長椅子で寝入ってしまい、気付けば午前一時半。
其処から頭髪を乾かし、歯を磨き、コンタクトレンズを外して寝床に潜る駄目中年…。
夜中に雪隠に起きるのは相変わらず。
然し、寝起きの悪さが丸で無い。
普段の仕事の日の朝とは雲泥の差だ。
目覚めも良く、休日と言うのに、八時半には寝床から這い出す。
日頃の断末魔の苦しみが嘘の様だ…。
珈琲を啜りつつ、仕事を片付け、黄金週間は仕事の事を忘れる事にする。
此れが片付けばこっちのものだ。
「ぶらり途中下車の旅」を観つつ、穏やかな休日の午前中を寛ぐ。
さて、時間も正午を過ぎ、昼御飯の時間のタイムが遣って来たので、そろそろ動き出そう。
今日の昼御飯は決めていた。
昨年一〇月の転居以来、距離的に遠ざかってしまった為に、中々御邪魔する機会が減ってしまった此方。
僕の中で“殿堂入り”の飲食店で、腕白中年の胃袋を支えて貰っている名店。
転居前は週に一度は御邪魔していたが、実に、三月三日以来、一ヶ月半の御無沙汰と言う体たらく。
恩恵を受けた御店に、後ろ足で砂を掛ける様で申し訳無い限りだ。
久方振りの訪店を愉しみに、いそいそと出掛け、暖簾を跳ね上げ、テーブル席に着席。
一通り挨拶を済ませ、黒板に記された御薦めメニューを確認。
今日は「さわら西京漬定食」とな。
焼き魚の中で、西京漬けは可也好きだ。
迷わず、此れだと決定し、発注をし、運動新聞を読み耽る。
黄金週間は何処に出掛けようかと案内本も捲り、彼是と悩んでみる。
さてさて、其れはさて置き、魅惑的な西京焼きが運ばれて来る。
普段、旨い焼き魚や煮魚とは縁遠いので、憧憬にも似たものが有る。
脇に添えられた大根卸に醤油をぶっ掛け、先ずは頂いてみよう。
西京味噌が焼かれ、香ばしく、何とも言えない芳しい薫りが鼻腔を擽る。
何て素敵なんだろう、西京焼きは。
魚篇に春と書いて鰆。
正に、今の時期にピッタリで、焼き魚に成ると、身がギュッと引き締まって実に旨い。
西京味噌の風味がふわっと香り、甘味と仄かな塩気が心地好い。
味噌の風味が害われておらず、幸せな心持ちに成る。
西京焼きと言えば、銀鱈もホロッと身が解れる食感で良いが、鰆も良いな。
以前、日進に在った「和彩楽酒 かもん」にて要望し、鰆の西京漬けをメニューとして出して貰ったが、
日が経って西京味噌が十分に染み込んだ物は、マヨネーズを塗して頂くと旨いと学習した。
是非、此方の西京焼きも、もっと味を染み込ませ、マヨネーズと一緒に頂いてみたい。
何せ、此方のメニューはマヨネーズと不思議に合う料理が多いんですもの…。
大盛りにして頂いた御飯を確りと平らげ、出っ張った腹をより一層、出っ張らせてみる。
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※2011年6月3日時点の情報です。
ID:0000302098
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