続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ジャンクガレッジ イオンレイクタウン店」【越谷レイクタウン】

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 ◎「ラーメン(中)」七二〇円+「豚増し」二〇〇円

 …昨日。
  九日間の休暇中だが、既に社会復帰の事を考えると憂鬱で、睡眠状態も芳しくない…。
  初日、二十八日は家の近所でゆるりと過ごし、翌二十九日は会社の同僚御夫妻を案内し、
  自動車で長瀞へと出掛け、晩は北浦和の「生ラムジンギスカン 十勝平野」で羊肉に舌鼓。
  三〇日は家でゴロゴロとし、昨日、五月一日は越谷へ出掛けると言う暮らし。
  即ち、一日動いては、一日疲れていると言う、一勤一休の様だ…。
  御蔭様で、寝起きに関しては、平日と違い、グッタリ感は軽減し、随分と楽だ。
  精神的に、休みと言うだけで可也、気分は軽くなる。
  さて、昨日も目覚ましを掛けず、起き上がれる時間に起きると言う夢の様な朝。
  何かに追い立てられると言う切迫感が無いのが嬉しい。
  此の日は越谷に出掛けねば成らず、昼御飯は自然と決まる。
  越谷の池っ端に在る巨大な商業施設内に入居する、もうすっかり御馴染みの此方。
  東大宮本店よりも、此方や、北戸田に御邪魔する事の方が増えた。
  本来ならば、東大宮本店で、ちゃんと店を構えている所で頂きたいものだが、多くは望まない…。
  暦の上では平日なので、何時も御邪魔する週末と比べると人出は少な目だ。
  いそいそと、簡易的な飲食店が密集している集落に向かい、席を確保する。
  席が簡単に取れるなんて、普段では考えられない。
  さて、次は発注に向かうと、他店と比べ、一際目立つ行列。
  人数にして二〇人程が腹を減らして、丸で、配給を待つ朝鮮民主主義人民共和国人の様に並んでいる。
  其の列に僕も並び、喚き散らす腹の虫を宥めつつ、ジッと堪えて番を待つ。
  三〇分は掛かっただろうか。
  普段、絶対に此の手のラーメンとは縁の無いであろう中年女性が、「野菜ダブル」を発注しており、
  数十分後には哀れにも、塵箱行きと成るであろう野菜の山に、思わず手を合わせたくなる。
  飽食にも程が有るな、此の国は…。
  其れは兎も角、番が来たので発注し、何時も通り、「ラーメン(中)」を「豚増し」で。
  以前は麺を極太麺、中太麺から選択出来たが、特に訊かれなかったので、麺が統一されたのだろう。
  無料トッピングは勿論、「全増しで」と御願いする。
  会計後は、徘徊患者が持つ様な発信機を手渡され、出来上がったら音が鳴る仕組みだ。
  確保した席に戻り、冷水を呷り、只管に待つが、十五分は掛かったろうか。
  行列に並び始めから食事開始迄、下手をすると一時間弱、五〇分は要した計算に成る。
  「どんだけ焦らしプレイだよ!」と思わず突っ込みたくなる…。
  丼を受け取りに行き、脇に置かれた醤油ダレを野菜の山にドブンドブンぶっ掛けて席に戻る。
  さあ、後は一心不乱に啜り、喰らい付き、胃袋に収めるのみだ。
  先ずは蓮華でプースーから取り掛かると、相変わらず、ガツンと来る味わいだ。
  醤油ダレをぶっ掛けたので、味が濃い目と成り、何とも堪らない。
  胃袋は固より、毛細血管に迄、細部に染み渡る様で、久々だと特に染み入る。
  恐らく、蝉の声が岩に染み入るよりも、僕の体内に染み入ったに違い無い…。
  続いては、只管、野菜の山を遣っ付けるに徹する。
  暫く、他の事は考えず、目の前の萌やしとキャベツの山と対峙し、モリモリ食べ続ける。
  然し、茹で加減は例によって、シャキシャキとクタクタの中間と言う、僕の好みなので食べ易い。
  醤油ダレもドレッシング感覚で効いているので、味が有るので尚更だ。
  時折、プースーに染み出た刻み大蒜の刺激的な味わいが加わり、苦も無く食べ進められる。
  さて、野菜も粗方片付いた所で、麺に取り掛かろう。
  麺は御馴染みの極太麺で、赤提灯の縄暖簾の様な太さが好きだ。
  麺を啜ると言うより、ワッシワッシと喰らい付く、齧り付くと言った感じ。
  歯を押し返さんばかりの強靭な腰と、モッチモチとした弾力は秀逸。
  縮れも有るので、プースーとの絡みも良く、無論、大蒜も持ち上がり、旨さは格別。
  豚はと言うと、味が善く染みて、赤身のホロトロ感、脂身のプルンプルンが、
  プースーに染みてトロットロで、噛み締める感じと、蕩ける感じ、両方が愉しめる。
  嗚呼、矢張り、此のラーメンは定期的に体内に摂り込みたいな…。

~御負け~
四月二十九日
◆「元祖打込そば とらや」【長瀞
 ◎「挽きぐるみ 打込そば(大盛)」一三六五円
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