◆「古式手打ち蕎麦 鷹や」【川島】
◎「天せいろ」一五〇〇円
…昨晩は久し振りに「居酒屋 やず」で酔い痴れ、其の後、悪さをしに行こうかと思うも、
コンヴィニエンスストアで金を下ろす事が出来ず、敢え無く断念。
帰宅後は風呂にも入らず、其の儘、長椅子で撃沈…。
腰が痛いにも拘らず、悪い体勢で寝続け、結局、朝は九時に目覚める。
背中が痛み、ボーっとした状態で、寝起きとしては悪いが、平日に比べたら楽だ…。
カーテンを開け放ち、陽光を取り入れ、休日の朝の優雅な感じが好きだ。
風呂に入り、風呂上がりは半裸状態で開放的に過ごす。
こうも天気が良いと、普段陽の目を見ない尻の「*」を天日干ししたくなる衝動に駆られる。
こんな馬鹿な事ばかり記しているから、誰からもコメントを頂戴出来なくなるのだ…。
閑話休題。
極めて自堕落に過ごしていると、あっと言う間に正午。
昼御飯を食べがてら、ちょいと外に出てみよう。
其処で、先週、「鮨処 いっしん」のマスターに教えて貰った蕎麦屋に決定。
自動車を走らせ、一路、川島町へ急行する。
教わった通り、国道二五四号線を北上し、川越市と川島町の境の越辺川に架かる落合橋を渡ると、
黒い看板が目印で、直ぐに土手沿いを左折すると、在った在った。
然し、自動車が前に二台程停まっている様だ。
此の手の蕎麦屋は回転が悪いと言う印象が有るだけに、不安が過る。
自動車から降り、店内の様子を覗きに行くと、前に二組の待ちが有ると言い、
駐車場も空かないので、暫く車内で待機し、携帯電話を弄び、只管、時間を潰す。
然し、待てど暮らせど、一向に店から客が出て来る気配が無い。
時計を見ると、三〇分間、何の変化も無し。
其処から更に暫くの後、一気に客が掃き出され、駐車場に停められたのは四十五分後。
更に、自動車から降り、店頭で待たされる事、一〇分。
そして、店内に入る事が出来たのは、一時間経過しようとした頃。
旨いと評判だと噂通り、中々の盛況振りだ。
店構えは古民家風の造りで、何でも、かの文豪・島崎藤村も訪れた事が有ると言う、
所縁の有る建物を生かしたと言う風情の有る落ち着いた雰囲気が心地好い。
座敷席の一番奥の席に通されて着席し、メニューを眺める。
蕎麦は勿論の事、出汁巻き玉子や豚の角煮、天麩羅、田楽を始めとした一品料理や、
酒の種類も豊富で、地酒、焼酎、梅酒も取り揃えられており、アイスの様な甘味も置かれている。
然も、御膳物やコースの懐石料理も出来る様で、非常に確りとした感じに驚きだ。
「せいろ」は七五〇円と、本格的な蕎麦屋にしては良心的で、悩んだ結果、「天せいろ」を発注。
つい、天麩羅も頂いてみたくなり、悪い癖が表出してしまう…。
蕎麦茶を啜りつつ、店内の奥床しい造りを目で堪能し、出来上がりを待つ。
そして、意外にも早く、打たれた蕎麦が運ばれて来る。
因みに、僕が店に入る頃には、店外の看板に、売り切れの表示が出されていたので幸運だ。
蕎麦は上品な感じで、量も其れなりに上品な量で、腕白な僕には物足りなさは明白だ。
先ずは蕎麦だけを啜ってみる。
蕎麦に関してはトーシローの門外漢なので、細かい拘りについては全く分からない。
此方の拘りは、蕎麦粉は産地を敢えて限定せず、国産の厳選した蕎麦粉を使用との事で、
其の蕎麦粉を手打ちに因り仕上げる事で、綺麗で色鮮やかな蕎麦が生まれるらしい。
「古式手打ち蕎麦」の定義は分からないが、啜ると喉越しが良く、スルスルと入って行く。
やや黒い色だが、田舎蕎麦の様な黒さや太さは無く、全体的には白っぽいと分類されようか。
細いので通りが良く、其れで居て、蕎麦の風味がふわっと薫り、シコシコとした腰が絶妙だ。
蕎麦つゆにサッと浸し、一気に啜ってみよう。
蕎麦つゆは濃厚な感じで、何処と無く、とろみが有る様な濃い口の味わい。
芳醇な甘辛さだが、執拗さは無く、キリッとした切れも有り、個人的に好きな味だ。
さて、天麩羅にも取り掛かろう。
盛り合わせの内容は、海老二尾、椎茸、薩摩芋、南瓜、茄子、山菜。
何れもカラッと揚がり、軽い口当たりで、此れを天つゆで頂く。
矢張り、ロープーの拵える天麩羅はベチャベチャしていなくて違うな。
蕎麦はペロッと、あっと言う間に平らげ、〆は蕎麦湯で割り、蕎麦つゆを存分に堪能。
自動車でなければ、酒類と摘みが豊富なので、是非とも呑みたい御店だ。
蕎麦屋で一杯遣るなんぞ、粋な大人の嗜みと言った感じで、乙で憧れる…。
コンヴィニエンスストアで金を下ろす事が出来ず、敢え無く断念。
帰宅後は風呂にも入らず、其の儘、長椅子で撃沈…。
腰が痛いにも拘らず、悪い体勢で寝続け、結局、朝は九時に目覚める。
背中が痛み、ボーっとした状態で、寝起きとしては悪いが、平日に比べたら楽だ…。
カーテンを開け放ち、陽光を取り入れ、休日の朝の優雅な感じが好きだ。
風呂に入り、風呂上がりは半裸状態で開放的に過ごす。
こうも天気が良いと、普段陽の目を見ない尻の「*」を天日干ししたくなる衝動に駆られる。
こんな馬鹿な事ばかり記しているから、誰からもコメントを頂戴出来なくなるのだ…。
閑話休題。
極めて自堕落に過ごしていると、あっと言う間に正午。
昼御飯を食べがてら、ちょいと外に出てみよう。
其処で、先週、「鮨処 いっしん」のマスターに教えて貰った蕎麦屋に決定。
自動車を走らせ、一路、川島町へ急行する。
教わった通り、国道二五四号線を北上し、川越市と川島町の境の越辺川に架かる落合橋を渡ると、
黒い看板が目印で、直ぐに土手沿いを左折すると、在った在った。
然し、自動車が前に二台程停まっている様だ。
此の手の蕎麦屋は回転が悪いと言う印象が有るだけに、不安が過る。
自動車から降り、店内の様子を覗きに行くと、前に二組の待ちが有ると言い、
駐車場も空かないので、暫く車内で待機し、携帯電話を弄び、只管、時間を潰す。
然し、待てど暮らせど、一向に店から客が出て来る気配が無い。
時計を見ると、三〇分間、何の変化も無し。
其処から更に暫くの後、一気に客が掃き出され、駐車場に停められたのは四十五分後。
更に、自動車から降り、店頭で待たされる事、一〇分。
そして、店内に入る事が出来たのは、一時間経過しようとした頃。
旨いと評判だと噂通り、中々の盛況振りだ。
店構えは古民家風の造りで、何でも、かの文豪・島崎藤村も訪れた事が有ると言う、
所縁の有る建物を生かしたと言う風情の有る落ち着いた雰囲気が心地好い。
座敷席の一番奥の席に通されて着席し、メニューを眺める。
蕎麦は勿論の事、出汁巻き玉子や豚の角煮、天麩羅、田楽を始めとした一品料理や、
酒の種類も豊富で、地酒、焼酎、梅酒も取り揃えられており、アイスの様な甘味も置かれている。
然も、御膳物やコースの懐石料理も出来る様で、非常に確りとした感じに驚きだ。
「せいろ」は七五〇円と、本格的な蕎麦屋にしては良心的で、悩んだ結果、「天せいろ」を発注。
つい、天麩羅も頂いてみたくなり、悪い癖が表出してしまう…。
蕎麦茶を啜りつつ、店内の奥床しい造りを目で堪能し、出来上がりを待つ。
そして、意外にも早く、打たれた蕎麦が運ばれて来る。
因みに、僕が店に入る頃には、店外の看板に、売り切れの表示が出されていたので幸運だ。
蕎麦は上品な感じで、量も其れなりに上品な量で、腕白な僕には物足りなさは明白だ。
先ずは蕎麦だけを啜ってみる。
蕎麦に関してはトーシローの門外漢なので、細かい拘りについては全く分からない。
此方の拘りは、蕎麦粉は産地を敢えて限定せず、国産の厳選した蕎麦粉を使用との事で、
其の蕎麦粉を手打ちに因り仕上げる事で、綺麗で色鮮やかな蕎麦が生まれるらしい。
「古式手打ち蕎麦」の定義は分からないが、啜ると喉越しが良く、スルスルと入って行く。
やや黒い色だが、田舎蕎麦の様な黒さや太さは無く、全体的には白っぽいと分類されようか。
細いので通りが良く、其れで居て、蕎麦の風味がふわっと薫り、シコシコとした腰が絶妙だ。
蕎麦つゆにサッと浸し、一気に啜ってみよう。
蕎麦つゆは濃厚な感じで、何処と無く、とろみが有る様な濃い口の味わい。
芳醇な甘辛さだが、執拗さは無く、キリッとした切れも有り、個人的に好きな味だ。
さて、天麩羅にも取り掛かろう。
盛り合わせの内容は、海老二尾、椎茸、薩摩芋、南瓜、茄子、山菜。
何れもカラッと揚がり、軽い口当たりで、此れを天つゆで頂く。
矢張り、ロープーの拵える天麩羅はベチャベチャしていなくて違うな。
蕎麦はペロッと、あっと言う間に平らげ、〆は蕎麦湯で割り、蕎麦つゆを存分に堪能。
自動車でなければ、酒類と摘みが豊富なので、是非とも呑みたい御店だ。
蕎麦屋で一杯遣るなんぞ、粋な大人の嗜みと言った感じで、乙で憧れる…。