続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺処 花田」【池袋】

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◆「麺処 花田」【池袋】

 ◎「味噌」七九〇円

 …え~、僕、一応ではあるが、痩せようと思う。
  昨日、文明の利器・携帯電話に、体重管理が出来るアプリケイションとやらを落とし込み、
  昨晩の体重、七十五.六キログラムからの開始。
  昔の「偏差値四〇からの大学受験」と言うテレヴィヂョンのコマーシャルの様だ…。
  朝は相変わらずの断末魔の苦しみの寝起きで、翻筋斗を打つ様に起き上がる。
  昨晩は二十三時には寝床に入ったにも拘らず、如何してこうも駄目かね…。
  身支度を整えるのにも汗をかきつつ、家を出、満員電車に詰め込まれて出掛ける。
  仕事面でも、最近は一喜一憂し易く、何を遣っても駄目だね。
  余談だが、二歳に成る甥は、「駄目」が言えず、「バメ」と言っている…。
  閑話休題
  十二時半を過ぎ、今日も独りぼっち、昼御飯を摂りに出る。
  池袋での昼御飯は、選択肢が多い分、どれも決め手に欠け、毎回悩ましい。
  今日も目的が無い儘、池袋の街を彷徨えば、小雨が降るが、蒸し暑くて気持ちが悪い。
  何と無く歩き出し、今日は、今迄、何度と無く御邪魔している此方を、五月十六日以来の訪問。
  過去、十五回は訪れており、最近はすっかり大人気の行列店と成り、足も遠退いていたが、
  今日は珍しく、行列も無く、店内も空席が有り、事無きを得る。
  先ずは券売機で食券を購入するのだが、今回は何と無く、初心に立ち返る意味で、
  此方を初めて訪れた二〇一〇年八月十九日以来、一年と一〇ヶ月半振りに「味噌」。
  即ち、つけ麺ではなく、ラーメンにしてみる。
  別段、意味は無い…。
  食券を手渡し、無料トッピングは野菜大盛りで御願いする。
  カウンター席の合間へと促され、肩身を狭くして着席し、只管に冷水を呷る。
  厨房内を見遣れば、今や人気店と成り、此の本店、上野店に続き、神田店も開店したと言うから、
  創業者の坊主っくりの店長氏は居らず、今は何処に…。
  今の店長と思しき、開店当初から居る方の調理工程をぼんやり見詰める。
  先ずは中華鍋で萌やしを炒め、後から少々のキャベツを投入して炒め進める。
  其処に、厳選されたげんこつ、鶏ガラ、紅葉を合わせて煮込んだ後、豚足背脂を入れたスープに、
  細かく切った玉葱、人参、長葱、じゃが芋、出汁昆布を加え、野菜を潰し乍ら、
  六時間以上煮込み、一日冷やして完成させると言うプースーを加えて煮込む。
  更に、特注と言う味噌を入れ、大蒜を加え、十分に味が染み込んだらプースーの完成。
  同時に、茹で時間五分の一六〇グラムの「三河製麺」のモッチリ麺も茹で上がり、
  丼に移し、其処へ出来上がった熱熱のプースーを注ぎ、麺麻と叉焼を盛り付け、
  白髪葱を乗せ、辣油の様な香味油を掛け、目の前に配膳される。
  相変わらず、見るからに濃厚なプースーで、先ずは此れを蓮華で啜る。
  久し振りだけ有ってか、「味噌つけ麺」のつけ汁並みに濃厚で、舌を刺激して来る。
  普通、プースーに浸っているラーメンよりも、浸けて食すつけ麺のつけ汁の方が味が濃いのだが、
  此方の場合、ラーメンも同じ位に濃い味で、とろみが有り、まったりと舌を包み込む様だ。
  野菜はシャキシャキとした歯触りで、日頃食べ慣れている「二郎」系の湯掻いた物とは異なるが、
  確りとプースーが染み込んで、味わい深さが感じられる。
  黄色い麺は太麺で、モチモチの弾力が強く、可也の食べ応えが有り、満足度が高い。
  久方振りだったが、汗だくで完食すれば、腹八分目で丁度良いか。
  此れで痩せないかしら…。
  
麺処花田 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ



住所: 東京都豊島区東池袋1丁目23-8
営業時間、定休日:
最寄り駅: 池袋
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※2010年8月22日時点の情報です。
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