続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「麺堂 稲葉」【古河】

イメージ 1

◆「麺堂 稲葉」【古河】

 ◎「つけめん ウルトラソウル」八五〇円

 …土曜日。
  すっかり、週末にぼんやりしてた御蔭で更新が滞ってしまった。
  尤も、誰も更新を期待していないので、何ら問題は無いが…。
  と言う訳で、土曜日迄、話は遡る。
  偶の休日なので、目覚ましも掛けず、日頃の睡眠不足を解消すべく、ゆっくり寝て居たいのだが、
  如何言う訳だか不思議だが、休日と成ると目覚めが良く、朝は七時前から起きてしまう。
  然し、布団の中でゴロゴロ、ダラダラと過ごし、八時頃に起き出す。
  朝食を済ませ、何時もより少し早目に腰の御医者に出掛ける。
  一時期の絶望的な状況は脱したものの、執拗い痛みが消えず、未だ、苦悶の日々を送っている…。
  御医者は混んでおり、リハビリテイションが終わったのは正午近く。
  其処から、更に出掛けねば成らない。
  毎度御馴染み、「ケータイ国盗り合戦」の「夏の陣」の対象駅巡り。
  今回は、茨城県古河駅を目指す。
  東京環状から県道さいたま栗橋線に入り、国道一二五号線を少し走り、国道四号線、
  日光街道に出て、利根川を渡れば古河だ。
  古河市内に入り、国盗りをする前に、先ずは腹拵えだ。
  折角、滅多に来ない土地に来たのだから、其の土地でしか頂けない味を頂きたい。
  古河と言えば、「ラーメンデータベース」上で、茨城県一位の評価の此方が気に成る。
  二〇〇九年六月十五日に一度だけ訪れた事が有り、良い印象を持った記憶が有る。
  店に着けば、人気店らしく行列が出来ており、店頭に一〇人近い待ち。
  待っている間、メニューが回って来るので、其れを眺めて時間を潰す。
  前回は「極太つけめん2号」と言う、今流行りの魚介系醤油豚骨のつけ麺を頂いたが、
  今回は変えてみたいと、彼是と悩んでいると、メニューではなく、店頭の黒板に目が留まる。
  其の名も、「つけめん ウルトラソウル」。
  今は五輪ピック開催中で、世界水泳は開催されていないし、何故だろうと首を傾げてみる。
  名前は兎も角、能書きには「鶏のみで炊き出した超濃度鶏白湯のつけだれに、
  極太国産小麦麺の組み合わせ」と記されており、妙に惹かれてしまう。
  店内に通され、更に椅子で待たされ、其の間に発注を済ませる。
  店名が「稲葉」、店内の音楽がズービー、と言う訳で「ウルトラソウル」なのだな…。
  程無くして席に通され、其処から更に十五分近くが経過し、漸く、待望の鶏白湯つけ麺が配膳される。
  鶏一〇〇パーセントのつけ汁は、尾篭な喩えで恐縮だが、バリウムを飲んだ後の排便の様な色で、
  やや鼠色を帯びた茶褐色で、見るからに粘度が高そうなのが分かる。
  麺は極太で、其の上には穂先麺麻と鶏肉の叉焼が盛り付けられており、其れをつけ汁に投入し、
  万事、準備が整った所で、いざ、食事に取り掛かろう。
  やや黄色い極太麺を手繰り、つけ汁にどっぷりと浸せば、べっとりとルーシーが纏わり付く。
  味はと言うと、鶏の純度の高い、こってりと、否、ごってり、ぼってりとした頗る濃厚な味わいで、
  口の周りがコラーゲンで覆われる程で、円やかで、コクが十分過ぎる程に感じられる。
  胃袋に膜が張る様な感覚で、鶏の旨味が存分に凝縮されているつけ汁だ。
  麺はもっちりとした食感で、当然の事乍ら、つけ汁が否が応でも絡み付くので旨さが有る。
  其れにしても、此のつけ汁の衝撃度は計り知れない。
  今迄、数え切れない程のつけ麺を頂いているが、此の粘度は類稀なるドロドロで、汚泥の様だ…。
  鶏肉の叉焼は、周囲が皮で覆われており、其れが炙られて香ばしさが感じられ、
  丸で、焼き鳥屋にでも居る様な感じで、矢張り、鶏は皮に旨さが有るのだと実感する。
  穂先麺麻も中々で、柔らかさとシャキシャキ感が心地好い。
  〆は、此のドロッドロのヘドロ、ヘドロ&カプリシャスなつけ汁を一気に飲み干す。
  御蔭で、小雪さんも吃驚な程、コラーゲンで美肌に成ったに違い無い…。
  
麺堂稲葉 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ

https://img.map.yahoo.co.jp/ymap/mk_map?lat=36.10.5.409&lon=139.42.39.325&width=300&height=300&sc=3&size=p&prop=gourmet



※2009年6月15日時点の情報です。
ID:0007425743


https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/taakun_latitude88north/20010101/20010101000000.gif