続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らあめん花月 嵐」【上大岡】

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◆「らあめん花月 嵐」【上大岡】

 ◎「博多豚骨ラーメンなんでんかんでん」七二〇円+「替玉」一〇〇円

 …此処数日は、家に帰ってからの仕事が容易じゃなく、午前零時近く迄掛かっている。
  取り敢えず、此の駄ブログを遣っ付け、其れから仕事に取り掛かるので、
  正に、睡眠時間を削って迄、馬鹿な文章を無駄に書き連ねていると言って良い…。
  別段、五輪ピックを観ている訳ではない。
  此処二、三日は幾らか涼しいので、冷房を点けていると丁度心地好い温度だ。
  とは言え、夜中に何度か起きるのは変わらず、其れでも、寝易いと言っても良い。
  朝の寝起きの悪さも相変わらずで、今週もあと二日だと言うのに、酷い疲れ様。
  今日もやっとこさっとこ、汗だくで身支度を整え、仕事に向かう。
  湘南新宿ライン京浜急行線を乗り継ぎ、あの震災の日に居た街、上大岡へ。
  今日も今日とて、すべき仕事はてんこ盛りで、独りでは挫けそうに成る…。
  一つ一つ片付け、十三時に一旦、昼休憩を入れる事とする。
  こうも暑いと、確りと胃袋の養分を充填しないと持たない。
  最近、上大岡での食事も此れと言うのが無く、毎回、当て所無く流浪している。
  然し、今回はチェーン店乍ら、「らあめん花月 嵐」と決めている。
  何でも、期間限定で、あの「なんでんかんでん」のラーメンを提供すると言う。
  僕がラーメンを食べ歩く様に成った、今から十四年前と言えば、豚骨ラーメンが席巻しており、
  此の「なんでんかんでん」が在る環状七号線を初めとして、多くの幹線道路沿いに、
  数多の豚骨ラーメン店が立ち並び、毎夜行列を生んでいた時代で、「なんでんかんでん」も其の代表格。
  其の味を店で実際に頂いた事は無く、大宮の百貨店に催事で出店した時に頂いたのみ。
  因みに、当時の僕はと言えば、「よかろうもん」に狂った様に毎週欠かさず訪れていた。
  其れは兎も角、チェーン店での提供なので、余り多くは期待せず入店。
  券売機で「なんでんかんでん」の釦を押し、テーブル席に着く。
  店内には「なんでんかんでん」のロイクーな社長の写ったポスターが貼られている。
  「マネーの虎」が懐かしい…。
  冷水を只管に呷り、一〇分強で盆に乗ってラーメンが配膳される。
  ラーメンと一緒に、小皿に盛られた紅生姜、辛子高菜と、ラーメンダレ、擂り胡麻も乗っている。
  さて、ラーメンに其れ等を投入し、早速、蓮華でプースーから啜りましょうかね。
  僕の求めている豚骨ラーメンの最低条件の、獣臭、家畜臭に近い香りは、残念乍ら抑えられている。
  プースーの表面はコラーゲンの上澄みで覆われているかの様で、美肌効果が有りそうだ。
  味わいは、やや醤油ダレの味が立っており、豚骨の甘味よりもやや勝っている印象。
  豚骨のみで炊き出したプースーは、舌にまったりと纏わり付く様な円やかさが有り、
  チェーン店と侮っていたが、意外にも旨いではないか。
  麺は極細の豚骨ラーメンらしい感じで、此れも中々に本格的で、固目の茹で加減が良い。
  此れをテロンテロンに茹でられては目も当てられない…。
  具は叉焼、木耳、海苔、浅葱が入る。
  思わず、現金で一〇〇円を支払い、減量中にも拘らず替え玉に手を染めてみる。
  「バリかた」並みの茹で加減で出された麺を丼に入れ、ラーメンダレも投入。
  先程よりもモソモソ感が増し、粉の風味が感じられて好きだ。
  「よかろうもん」では「スーパー粉落とし」で替え玉をしていたっけか…。
  コラーゲンたっぷりのプースーも殆どを飲み干し、比較的楽に、汗も余りかかずに平らげる。