◆「スパゲッティ キング」【新橋】
◎「醤油（中）」七〇〇円
…昨晩は伴天連由来の南瓜祭りだか何だかで、池袋の行き付けの居酒屋で、
若い女店員が扮装をしていると言うので、同僚の方と潜入し、目の保養に努める。
女子高等学校生が、あんな格好をするだなんて。
因みに、至って普通の健全な居酒屋なので悪しからず…。
呑んで帰った翌朝と言うのは、より一層寝起きが悪い。
正直、大して呑んでもいないのに、酒が残る様に成って来た。
嗚呼、歳は取りたくないものだ…。
鉛の様に重たい身体を擡げ、身支度を整え、満員電車で池袋へ。
こう言う時に限って、関係の無い宇都宮線の遅延に巻き込まれ、五分強遅れて到着。
ちゃちゃっと残務を熟し、準備を整え、バシシンこと、新橋へ向かう。
ＬＳのバーヒロでは、東北地方の物産展だか、テントを張って催事が行われている。
因みに、僕はテントを張っていません…。
馬鹿は兎も角、同僚の方々と落ち合い、落合博満、仕事に取り掛かる。
こう言う、やや肉体労働寄りの日に限って、股引きの替えが無く、穿いていないので困る。
世間では秋だとか言っているが、未だ、十分に夏だ。
背広のズボンの裏地がヴェトヴェトしつつ労働し、十三時に一息入れる。
三人して、何処で何を頂こうかとぼんやりし乍ら、「ニュー新橋ビル」に入ってみる。
此方には、以前、一度だけ入学した事の有る、「豚丼 豚大学」が在る。
一階を一通りぶらっと歩き、「ロメスパ」と言う幟に惹かれ、此方にする。
要は、ゲッティー屋だと言う事は合点し、店頭の写真入りのメニューを眺める。
ナポリタンは勿論だが、此方では醤油味のゲッティーが一番人気と言う。
カレーをぶっ掛けた物や、明太子と和えた物、玉子と絡めた物も有る。
月給取りで混雑する店内だが、僅かに空席が見え、店内に入り、券売機で食券を購入する。
減量中なので、「並」にすれば良いものを、何時もの悪い癖で「中」を押してしまう駄目中年…。
席を見付けて着席し、食券を手渡し、冷水を呷って出来上がりを待つ。
然し、引っ切り無しに客が出入りし、混み合っている所為も有り、自棄に時間が掛かる。
十五分近くは待っただろうか、大き目の皿にこんもりと盛り付けられたゲッティー登場。
醤油味と言うだけあり、白茶けていると言うか、焼き饂飩の様な色をしている。
卓上にはフォークと箸が備えられているが、矢張り、日本人は箸が良い。
早速、箸で手繰り、啜れば、うん、和風だ。
何と形容して良いか分からないが、和風であっさりとした味わいだが、確りと味付けが施されている。
具に目を投じれば、豚肉、玉葱、菠薐草、そして、珍しいのが、赤茄子を細かく刻んだ物。
此の赤茄子がさっぱりとした味わいにして呉れている要因だろう。
フライパンで炒められているのだが、其れ程の油っぽさは感じられない。
麺は、此の手のゲッティー屋では御決まりの茹で置きの極太面。
麺の腰とかで満足させると言うよりも、手っ取り早く提供するのが主目的なので気にしない。
寧ろ、ジャンクさが感じられて、僕は好きだ。
其れにしても、量が結構有るな。
麺が太いので更に助長されて、多く感じるのかも知れない。
最近、意識的に食べる量を減らしている所為も有り、何とか平らげ、唇を油でテカテカにして出る…。
若い女店員が扮装をしていると言うので、同僚の方と潜入し、目の保養に努める。
女子高等学校生が、あんな格好をするだなんて。
因みに、至って普通の健全な居酒屋なので悪しからず…。
呑んで帰った翌朝と言うのは、より一層寝起きが悪い。
正直、大して呑んでもいないのに、酒が残る様に成って来た。
嗚呼、歳は取りたくないものだ…。
鉛の様に重たい身体を擡げ、身支度を整え、満員電車で池袋へ。
こう言う時に限って、関係の無い宇都宮線の遅延に巻き込まれ、五分強遅れて到着。
ちゃちゃっと残務を熟し、準備を整え、バシシンこと、新橋へ向かう。
ＬＳのバーヒロでは、東北地方の物産展だか、テントを張って催事が行われている。
因みに、僕はテントを張っていません…。
馬鹿は兎も角、同僚の方々と落ち合い、落合博満、仕事に取り掛かる。
こう言う、やや肉体労働寄りの日に限って、股引きの替えが無く、穿いていないので困る。
世間では秋だとか言っているが、未だ、十分に夏だ。
背広のズボンの裏地がヴェトヴェトしつつ労働し、十三時に一息入れる。
三人して、何処で何を頂こうかとぼんやりし乍ら、「ニュー新橋ビル」に入ってみる。
此方には、以前、一度だけ入学した事の有る、「豚丼 豚大学」が在る。
一階を一通りぶらっと歩き、「ロメスパ」と言う幟に惹かれ、此方にする。
要は、ゲッティー屋だと言う事は合点し、店頭の写真入りのメニューを眺める。
ナポリタンは勿論だが、此方では醤油味のゲッティーが一番人気と言う。
カレーをぶっ掛けた物や、明太子と和えた物、玉子と絡めた物も有る。
月給取りで混雑する店内だが、僅かに空席が見え、店内に入り、券売機で食券を購入する。
減量中なので、「並」にすれば良いものを、何時もの悪い癖で「中」を押してしまう駄目中年…。
席を見付けて着席し、食券を手渡し、冷水を呷って出来上がりを待つ。
然し、引っ切り無しに客が出入りし、混み合っている所為も有り、自棄に時間が掛かる。
十五分近くは待っただろうか、大き目の皿にこんもりと盛り付けられたゲッティー登場。
醤油味と言うだけあり、白茶けていると言うか、焼き饂飩の様な色をしている。
卓上にはフォークと箸が備えられているが、矢張り、日本人は箸が良い。
早速、箸で手繰り、啜れば、うん、和風だ。
何と形容して良いか分からないが、和風であっさりとした味わいだが、確りと味付けが施されている。
具に目を投じれば、豚肉、玉葱、菠薐草、そして、珍しいのが、赤茄子を細かく刻んだ物。
此の赤茄子がさっぱりとした味わいにして呉れている要因だろう。
フライパンで炒められているのだが、其れ程の油っぽさは感じられない。
麺は、此の手のゲッティー屋では御決まりの茹で置きの極太面。
麺の腰とかで満足させると言うよりも、手っ取り早く提供するのが主目的なので気にしない。
寧ろ、ジャンクさが感じられて、僕は好きだ。
其れにしても、量が結構有るな。
麺が太いので更に助長されて、多く感じるのかも知れない。
最近、意識的に食べる量を減らしている所為も有り、何とか平らげ、唇を油でテカテカにして出る…。
