続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺処 湊生」【高崎】

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◆「麺処 湊生」【高崎】

 ◎「担々麺」八〇〇円

 …昨日。
  もう、何処も彼処も年末で参ってしまうね。
  仕事じゃなければ、此の年末雰囲気は、慌しい中にも何処か浮かれる気分が有って好きなのだが、
  此れが仕事と成れば、引っ繰り返りそうな程の忙しなさに、気が狂いそうになる。
  此の日は高崎へと向かい、朝から独りで、黙々と仕事を片付けて行く。
  此りゃ、何時に帰れるか分からず、終了予定時刻未定だ。
  「オールナイトフジ」じゃないんだから…。
  独りなので仕事も捗捗しくないが、十三時に一先ず休憩を挟む。
  無力感に打ちひしがれつつ、昼御飯を摂りに出掛ける。
  帰りが何時か分からない状況なので、安価な牛丼じゃ身が持たないと考え、
  と言うより、其れを口実に、ラーメンを啜る事にする。
  目星は付けてある。
  七月五日以来、五ヶ月振りの此方に決定。
  「茨城大勝軒」系列の「景勝軒」の支店で、此の系列はごく個人的には評価していない…。
  然し、彼是調べてみると、「限定麺」と言う物を提供している様で、
  前日の十二月十三日迄は「味噌ラーメン」を提供しており、当日の十四日からは新たに、
  「担々麺」を提供すると言い、目出度いので、折角なので初日に頂いてみようと言う寸法だ。
  店に着き、店頭の券売機で「限定麺」の食券を購入し、いざ入店。
  カウンター席に腰掛け、食券を手渡すと、「中盛り迄無料ですが」と訊かれるも、
  減量中なので丁重に御断りし、並盛りで御願いする。
  渇き切った喉を潤すべく、冷水を立て続けに呷り、程無くして担々麺が目の前に差し出される。
  見た目は何の変哲も無い、至って基本的な坦々麺だ。
  最近、高崎では「旨辛至福研究飯店 陳麻家」で「坦々麺」を頂く事が専らで、
  胡麻好きとしては、辛い物は苦手だが、坦々麺は非常に好きだ。
  先ずは蓮華で赤々とした、マグマの様なプースーから啜ろう。
  胡麻のコクが効いており、ペースト状の胡麻のみで陳腐な店が多い中、此方のは少し違う。
  擂り胡麻胡麻の粒子がザラッと感じられ、自然の胡麻の風味が良い。
  辣油の辛味はピリッと刺激的だが、尻の「*」から何かがプイッと出てしまいそうな辛さではない。
  此れは中々に行けるわぃ。
  麺は真っ直ぐな細麺で、するする啜れば、小麦の感じが有り、ツルツルしていないのが良い。
  余りツルツルし過ぎると、何だか安っぽい麺に感じられてしまう。
  博多ラーメンの様な、ポキポキとして、プツっと千切れる食感の麺は好きだ。
  出来る事なら、「スーパー粉落とし」で替え玉したい位。
  途中から、例によって卓上の酢を大量投入する。
  坦々麺に酢を多目に入れるのが最近の僕の流行りで、硬い身体が柔らかく成ります様にと祈願する…。
  酸味で辛味が大幅に円やかに成り、味にも変化が持たせられるので良い。
  勿論、プースーは全て飲み干し、身体に悪いと分かっちゃ居るけど止められない。
  何せ、血圧は一七四/九十八だからな…。