続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ザ・ラーメン スモールアックス」【大井町】

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 ◎「小ラーメン」六五〇円

 …すっかり、腰痛の話しか出て来ない駄ブログと化し、益々、陳腐さに磨きが掛かって来た。
  こんな駄ブログでも、日に七〇人程の訪問が有るから不思議だ。
  と言うより、こんな下らないブログに辿り着いてしまった方には心より御悔やみを申し上げたい…。
  さて、今日も今日とて腰は痛い!
  腰が痛くない時の記憶が無い程で、最早、此の腰痛が治るとは到底考えられない所迄来ている。
  腰は死ぬ迄治らない。
  そんな気持ちでさえ居るが、此の痛みは心が折れる程に苦痛で、有らゆる集中力が殺がれる。
  腰痛を味わった事の無い方は、一向に理解して頂けないと思うが、本当、死にたい程の苦痛なのだよ…。
  愚痴も済んだ所で、今日の話に移行しよう。
  大宮の冬の風物詩の十日町も終わり、一気に年末へと走り出した感が有る。
  仕事もとんでもない位に忙しく、慌しく、幾ら遣っても片付かない。
  一日が三〇時間、一週間が一〇日有ればと思う。
  あの五月みどり、MAY GREENだって、「一週間に十日来い」と言っている…。
  そんな馬鹿は兎も角、今日は大井町に出掛け、心が折れそうに成りつつも仕事を熟す。
  今日は若手と一緒なので、幾らか気が楽だが、此れが独りなら、精神を病みそうだ…。
  十三時に成り、昼休憩を挟み、腹拵えをする。
  こんな日は、ガツンと来る、パンチの効いた物でも食べて、ストレスを解消せにゃならん。
  と言う訳で、若手に提案し、此方で「二郎」系のラーメンを啜る事にする。
  例え減量中と言えど、高熱量の物を太る覚悟で喰らい、大蒜を充填しないと駄目だ。
  薄暗い、細い路地に入り、一〇月十一日以来の此方に入店。
  券売機で何時もの「小ラーメン」の食券を購入し、水を汲み、狭いカウンター席に着席する。
  如何せん、七席で満席なので…。
  一〇分程待ち、出来上がりの直前でトッピングを訊かれ、「野菜、大蒜で」と御願いする。
  一応、減量中なので、脂は回避してみる。
  丼を受け取り、二ヶ月振りの対面を果たす。
  嗚呼、何と魅惑的な見てくれだろう。
  野菜に卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛け、食事に取り掛かろう。
  いざ、丼を持ち、傾け、慎重にプースーを啜る。
  前回は珍しく、やや乳化傾向にあったが、今回は元に戻った感じで、醤油ダレが立った味わい。
  キリッとした醤油ダレの味わいも有るが、此のこってり感なので、胃袋にズシンと響く。
  久し振りなのも手伝って、毛細血管に迄、満遍無く染み渡る様な感覚だ。
  矢張り、此の手のラーメンは僕の主食だな…。
  脂多目にしなかったので、油層は少な目で、直にプースーの味が伝達する。
  野菜に取り掛かるが、相変わらず、茹で加減が絶妙で、シャキシャキとクタクタの中間で良い。
  歯触りが損なわれる事無く、且つ、プースーが適度に染み込むであろう茹で具合。
  お次は麺だ。
  店舗の二階で打たれたと思しき自家製麺は、オーションを含んだ力強い麺。
  表面はややざらつきが有り、噛むに値する弾力が有る、強靭な腰が効いている。
  此の麺はプースーの絡みも良いので、小麦の風味と相俟って味わい深い。
  モッチリとした食感が食欲を増進させる。
  減量中の身にあっては、食欲が増しては困るのだが…。
  さて、前回、非常に当たりだった豚は如何だろうか。
  今回は残念な事に、パサパサした感じが有り、プースーに浸けても戻らず、残念な部類。
  前回はホロトロ感が絶妙で、赤身と脂身の均整も取れていたが、今回は赤身が多目。
  豚に関しては当たり外れが多いので、此ればかりは運に任せるしかない。
  刻み大蒜の刺激は、身体をシャキッとさせて呉れ、実に魅惑的だ。
  久し振りの「二郎」系ラーメンに心身共に温まり、午後の業務も乗り切れそうだ…。