続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「洋食 津久志亭」【上大岡】

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◆「洋食 津久志亭」【上大岡】

 ◎「豚ロースカツ定食」一二〇〇円

 …昨日。
  本日も、心身の疲労と腰痛に因るストレスの為、簡易版で。
  まあ、誰も期待していないから宜しいわね…。
  一時期の絶望的な腰痛ではないが、ヂワヂワと生気を吸い取る様な痛みは苦痛以外の何物でもなく、
  只でさえ、肉体疲労が甚だしいのに、其れに加えて、腰痛のストレスで毎日ぐったり…。
  腰が痛いだけで、集中力は欠けるし、生きている実感、生きる希望さえ持てない。
  腰痛を知らない人は、全く以って理解しては呉れないだろうが…。
  と言う訳で、話は遡って昨日。
  此の日も引き継ぎで上大岡へ。
  津田沼、水戸に続き、此の上大岡も手放す事に。
  十三時に成り、同僚の方と昼御飯を摂りに出る。
  同僚の方が推す洋食屋に、最後なので付いて行く。
  小料理屋の様な佇まいで、黒を基調としていて、「お富さん」が住んでいそう。
  引き戸を開けて中に入れば、カウンター席とテーブル席が有るが、小ぢんまりとした造り。
  カウンター席に着席し、メニューを眺める。
  此方は「ポークチャップ」と「ポークソテー」の評判が良いと言う。
  然し、何れも単品で一一〇〇円もし、御飯は別料金で二五〇円と言うので躊躇う…。
  メニューの中に、定食も有り、其の中から、同じ豚肉ならば定評も有ろうから、
  「豚ロースカツ定食」を発注し、其の出来上がりを待つ。
  街の小さな洋食屋と言った趣きで、仕事に実直そうな店主が料理を拵えている。
  十五分程で提供された豚カツは、見るからに旨そう。
  卓上のソースは、残念な事に中濃ではなくてウスターだが、たっぷりと掛けて頂く。
  端っこから齧れば、流石はロース、口内にヂュワーっと脂身の旨味が拡がる。
  丸で、洪水、津波の様に、口内が豚の脂の旨さが押し寄せて来る。
  其れで居て、赤身の部位は柔らかいが、適度な噛み応えが有り、豚肉の良さを堪能する。
  矢張り、豚カツはヒレではなくロースだ。
  ヒレを頼む人間は馬鹿だ…。
  安部譲二先生の名言、「豚の脂身を我慢して迄、長生きしたくないよね」、全く其の通りだ。
  御飯も進み、そして、絶品なのが「味噌椀」。
  別注だと結構な値段がするが、赤味噌の滑子で、何とも上品で旨い。
  一応、繊細な旨さも分かるだけ、僕の舌は崩壊していなかった様だ…。
  上大岡よ、去らば。