続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺処 湊生」【高崎】

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◆「麺処 湊生」【高崎】

 ◎「角ふじラーメン」六五〇円+「中盛」無料

 …木曜日。
  随分と前の事を記す様で恥ずかしいわぃ…。
  例によって腰痛の塩梅が芳しくなく、集中力に欠けるので、今暫くは簡易版で御勘弁を。
  とは言え、通常版と言っても、無駄な愚痴っぽい文章が増えるだけなので変わりは無いが…。
  さて、週末に差し掛かる木曜日、此の日は空っ風を浴びに高崎へ。
  矢張り、赤城颪はピリッと冷たく、思わず腰もピキッと来そうだが、
  補装具を確りと巻き、懐炉を宛がい、丸で、縛られた儘の叉焼を保温しているかの様。
  自虐的な毒も吐いた所で、閑話休題…。
  朝から黙々と、溜まりに溜まった仕事を熟して行く。
  年明け、高崎には四度は訪れているが、他の仕事に追われ、普段の仕事が出来ていない。
  と言う訳で、腰も痛いのに卒倒しそうな程に仕事は山積している。
  十三時に成り、仕事中の唯一の愉しみ、昼御飯を摂る事にする。
  此処最近は諸般の事情で「庄や」で無難に定食と言うのが多かったが、
  今回は久し振りに、此方を再訪してみよう。
  「茨城大勝軒」系列の「景勝軒」の支店で、個人的には此の系列は好きではないが、
  腕白で蠱惑的なラーメンが頂けるのならば、目を瞑らなければ成らない点は有ろう…。
  前回は年末の十二月二十七日以来、約一ヶ月振り。
  今回は精を付けようと、此の系列の「二郎」系ラーメンの「角ふじラーメン」に決定。
  券売機で食券を購入するも、混雑しているのか、暫く待たされる。
  程無くしてカウンター席に通され、食券を手渡す。
  麺の量が中盛り迄無料と言うので、御言葉に甘えて御願いする。
  そして、「野菜、大蒜、脂、辛目は如何しますか?」と訊かれ、「野菜、大蒜で」と告げる。
  更に切り返され、「野菜は二倍、三倍に出来ますけど」と言うので、「チョイ増しで」と。
  「野菜、大蒜で」と言う返答で察して頂けると有り難い…。
  十五分程で厨房内から丼が差し出され、「角ふじラーメン、野菜、大蒜多目で」と。
  大蒜を御願いはしたが、多目にした覚えは無く、野菜の山の上には大量の刻み大蒜が。
  幾ら何でも、流石の僕でも此れは無理。
  仕事中なのも勿論だが、こんな量の大蒜を摂取したら、雪隠に直行だ…。
  只でさえ、胃腸が弱い癖に、此の手のラーメンを食べているが、此れは一寸ね。
  丼を受け取り、気を取り直し、ラーメンに取り掛かろう。
  先ずは蓮華でプースーから啜ると、「二郎」系特有の甘辛い味わいは控え目で、
  至って普通のすっきり目の醤油豚骨スープと言った感じで、パンチは無い。
  此方で「角ふじラーメン」を頂いたのは昨年七月五日以来だが、取り立てて感動は無い。
  もっと、脳味噌を揺さ振る様な衝撃が欲しい。
  野菜はシャキシャキとした食感が強めで、もっとクタッとしている方が好きだ。
  野菜の食べ進め、上に盛られた刻み大蒜は端に避け、大量摂取しない様に努める。
  麺はと言うと、表面はツルツルとして、むっちりとした弾力が印象的。
  モチッとして、噛むとプツンと千切れる食感が中々。
  豚は、此方のは全般的に残念で、臭味が有り、特筆すべき点は無い。
  其れにしても、大蒜の量が半端ではなく、プースーに溶け出し、丼の底に沈殿しているのが分かる。
  辛味がプースーにも伝わり、後半は汗だくで何とか完食。