続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「キッチン ブルドック」【大井町】

イメージ 1

◆「キッチン ブルドック」【大井町

 ◎「チキンカツ定食」七八〇円

 …昨日。
  今週は何とか、腰の痛みも小康状態を保っている様だ。
  然し、予断は許さない状況は相変わらずで、腰に負担が掛からないよう、
  横着して上体だけで身体を動かす様な事はせず、腰を庇い、全身で使う様に心掛ける。
  未だ、太腿、膝の裏、脹脛、足首に掛けて疼痛が有り、違和感は否めない。
  あの激痛が再発する事だけは怖い…。
  此の日は、朝、恵比寿駅辺りで雪が舞い出す中、大井町へと出掛ける。
  上役、同僚の方と合流し、仕事に精を出す。
  売り上げを上げないとイカンガー…。
  粛々と仕事を熟し、毎度の如く、十三時に昼休憩を挟む事にする。
  外は、雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろうと思ったが、朝に成って降り出した雪が舞っている。
  凍える様な寒さで、肩に力が入り、一層、肩凝り、腰痛が悪化しそうな程だ。
  さて、例によって、何時もならば独りなので、「ザ・ラーメン スモールアックス」に決定なのだが、
  そう言う訳にも行かず、万人が食べられそうな飲食店を探さねば成らない。
  僕は一つ決めたら一辺倒なので、余り、彼方此方詳しくないので困ってしまう。
  無難か如何かは分からないが、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の名物コーナー、
  「きたな美味い店」でも取り上げられた此方で暴力的な洋食でも頂こうかしらね。
  薄暗く、細く狭い裏路地に入り、此方へと辿り着く。
  運良く空席も有り、三人して中に入る。
  中華人民共和国人の女中の「イラッサイマセ~」と言う気の無い声で出迎えられる。
  テーブル席に腰掛け、メニューを捲る。
  何時も頂く「Aランチ」は、頻繁に当たる「メンチカツとエビフライ盛合せ」とな。
  う~ん、変わり映えしないな…。
  通常メニューの中から、胃袋を満たす候補を探し出す。
  おっ、安価な割りに魅惑的な「チキンカツ定食」と言うのが有るわぃ。
  此方は主役の御数と御飯が別料金の物が多いのだが、此れは「定食」としてある。
  結局、三人して「チキンカツ定食」を発注し、協調性の良さが滲み出る…。
  店内は直ぐに満席と成り、相変わらず、人気を博している様だ。
  ぐったりとした身体を労り、束の間の休息を取り、十五分程で運ばれて来る。
  「Aランチ」は銀製の皿だが、陶器の皿に盛り付けられて遣って来る。
  笹身フライの様な物が二つ有り、其れが三分割されている。
  三分割なら、「象印クイズ ヒントでピント」なら随分と容易い問題だ…。
  馬鹿は兎も角、チキンカツに卓上のソースをたっぷりと、確りと掛け、
  練り辛子も皿の脇に取り、いざ、揚げ物に喰らい付こう。
  齧るとサクッと言う軽い食感で、脂っこ過ぎず、カラッと揚がっている。
  鶏肉は非常に柔らかく、其れこそ、笹身の様な食感で、ややパサつき感は有るが、
  此れぞ、腕白の極みと言わんばかりの、実に蠱惑的な料理だ。
  中濃ソースのドロッとした濃さと、辛子の鼻に来る辛さが心地好い。
  御飯には卓上の胡麻塩を確りと振り掛け、塩分摂取は怠らない。
  胡麻塩って、久し振りに頂くと、卒倒しそうな程に美味しく感じられるのが不思議だ。
  こんもりと盛られた千切りキャベツにもソースをたんまり掛け、野菜の味を消して頂く。
  横にひっそりと添えられたじゃが芋サラダは、もう少し有ると良い。
  然し、此れを酒の摘みにして、昼から酔い痴れたいものだ…。