続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「舎鈴」【赤羽】

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◆「舎鈴」【赤羽】

 ◎「味玉つけめん」七五〇円

 …昨日。
  腰痛が異常なので、簡易版で御勘弁を。
  漸く迎えた週末の休日で、腰痛も甚だしいので、日がな一日寝ていようとも考えるも、
  寝過ぎは却って疲労するだろうと、痛む身体を押して、寝床から這い出す。
  風呂に入り、ヴォーっとして過ごし、天気も良いので、腰は痛むが外出しよう。
  当て所無く、日暮里駅で降車し、谷根千を巡り、上野を回ろうと考える。
  先ずは腹が減ったので、時刻も十三時に迫ろうとしており、赤羽駅の乗り換えを利用し、
  一度、訪れてみたかった、「六厘舎」が手掛ける此方へ。
  大行列を覚悟するも、先客七人のみなので許容範囲内。
  行列に並び、十五分程で店内に入る事が出来、券売機で食券購入。
  初めてなので無難に「つけめん」で。
  「中盛」釦が分かり辛く、見付けられずに断念。
  後から気付けば、紙幣投入口の下に隠れてあり、あれは見難いわ…。
  カウンター席に座り、目の前の厨房内を観察する。
  電気コンロで保温している雪平鍋からプースーを器に注いでいるのは中華人民共和国人。
  麺は或る程度大量に茹で、回転を良くする事を意識しているのだろう。
  駅構内と言う立地なので、立ち喰い蕎麦屋の様な感覚の店なのだろう。
  そして、出て来たつけ麺は、今流行りの魚介系豚骨つけ麺で、驚きは無い。
  麺を手繰り、つけ汁に浸し、いざ啜る。
  つけ汁は味はやや薄目で、粘度も余り高くなく、サラッとしている。
  豚骨、鶏ガラの動物系と、鰹節等の魚介系の均整は中々に取れている。
  麺はツルツルとして喉越しが良いが、茹で置きされているのかと思うと、感動は目減りする。
  腰と弾力は先ず先ずで、此の手のつけ麺としては及第点か。
  具の叉焼はロースの部位と思しく、パサッとしてやや臭味も有り、頗る残念。
  不味くはないが、駅構内のラーメン店と言う事を考慮すれば已む無しか。
  他には麺麻、海苔、鳴門、葱が入り、味付け玉子は半熟と言うより、限り無く固茹でに近い。
  〆は、普段は滅多にしないスープ割りをしてみる。
  煮干し出汁と言うのに惹かれて御願いし、卓上の柚子の粉末を振り掛けて頂く。
  器の底に魚粉と骨粉が沈殿し、此れ等を撹拌し乍ら頂けば旨い。
  全体的にはまあ、こんな物かと其れなりに納得してみる…。