続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「小諸そば」【池袋】

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◆「小諸そば」【池袋】

 ◎「春盛り天そば」三九〇円

 …腰痛の薬を処方されて今日で四日目。
  薬の効き目の御蔭で、朝方以外は何とか大人しく、暴れずに居て呉れている。
  今週の頭から、椎間板ヘルニアの症状の特徴である痺れが、右足に出始めている。
  日常、正座をしていて足が痺れる事が有るが、其の痺れの極めて緩いものだが、
  常に足が痺れていると、何だか変な心持ちだ…。
  昨晩も寝しなに足が痺れ、不快な感じに襲われ、寝起きも悪い。
  毎朝の事だが、如何してこうも、寝起きは辛く厳しいのだろうか。
  ぐったりとし過ぎて、目を開ける力すら無い。
  花粉症の所為で、目脂が多く、開け辛いと言うのも有るが、何とか今朝も起き出す。
  朝が一日で最も疲労しているとは、一体、如何言う事だろうか…。
  今朝も薬を服用し、補装具をきつく巻き付けて出掛ける。
  小雨がそぼ降り、気分も陰鬱に成り勝ち。
  其れにしても、此の駄ブログは、全く以って爽快感とは無縁だな…。
  池袋に辿り着き、溜まった仕事を熟して行く。
  さて、十二時半を廻り、昼御飯でも摂りに出ようかね。
  誰からも誘われないので、独りで簡単に済ませよう。
  如何せん、給料日前の極貧状態で、生活保護費でパチンコに行っている人よりも貧しい…。
  ラーメンなんぞ高級品は頂けそうも無く、かと言って、牛丼は月曜日も頂いたので飽きた。
  偶には、立ち喰い蕎麦屋でも行ってみようと、久し振りに此方へ。
  数在る立ち喰い蕎麦店の中でも、此の「小諸そば」は質が良い様に感じるので好きだ。
  街中なら「富士そば」、「ゆで太郎」、駅構内なら「箱根そば」、「あじさい茶屋」等が有るが、
  其の中でも、此方の蕎麦は確りとしていて、個人的に高評価を与えている。
  傘を畳んで店内に入り、券売機と対峙する。
  店頭に掲げられた写真で決定した、春限定の「春盛り天そば」にする。
  バーソーを受け取り、席を確保し、いざ、頂こう。
  先ずはルーシーから啜れば、薄ら寒い気温で冷えた身体に染み渡る様な温かさ。
  出汁も効いて、高血圧患者からしたら若干薄めだが、優しい味わいでホッとする。
  蕎麦は、「せいろ」よりも温かい分、腰は弱くなるが、細くて啜り心地が良い。
  下手をすると、病院食の様なべとべとも蕎麦を使用している店が有るが、
  病気じゃなくても、何だか病人の様な気がしてしまうが、其の点では心丈夫だ。
  天麩羅は筍の入った掻き揚げと、鱚、パラガスが盛り付けられている。
  事前に揚げられた物で冷めているが、立ち喰い蕎麦と言うのはそう言うものだ。
  掻き揚げに関しては、ルーシーに浸しておく事で、口内を怪我せずに済む柔らかさに成り、
  又、立ち喰い蕎麦研究家でもある柳家喜多八師匠の教えを守り、掻き揚げの裏側は見ない様にする。
  何故なら、夢が壊れるから…。
  胃袋を温め、些かの寂しさを引き摺りつつ店を後にする。