◆「とんこつラーメン 博多風龍」【池袋】
◎「とんこつラーメン」五〇〇円＋「きくらげ」一〇〇円＋「替え玉」無料＋「替え玉」無料
…昨日。
やっとこさっとこ、週の御終い、金曜日迄漕ぎ着ける。
腰の痛みは薬で抑えられているが、肩凝りも激しく、時折、頭痛もしている。
ラーメンの食べ過ぎか、将又、酒の呑み過ぎか…。
今週は毎日ラーメンなりつけ麺を頂き、火曜日の晩は酒を鯨飲して帰宅。
其れじゃ身体に良い訳無いよ、分かっちゃ居るけど止められない。
スーダラしても居られないので、今週最終日の此の日は池袋へ。
満員電車の中は蒸し暑く、冷房の効きも悪く、実に劣悪な環境だ。
此れから益々、地獄の様な陽気の日々が押し寄せる…。
此の日も仕事に精を出し、十二時半過ぎに同僚の方と合流し、切りも良いので十三時に昼休憩。
すっかり、ラーメンと腹は決まっているので、後は店を決めるだけ。
今週は月曜日に「らーめん つけめん 鶏の穴」、火曜日に呑んだ後に「濃厚豚骨醤油ラーメン 太龍軒」。
池袋は数多のラーメン店が在るので、却って店を探すのは容易じゃない。
此れと言う当ても無いので、月曜日に上司から齎された新店情報を当たってみる。
最近、「博多天神」を追随するかの様に、都内の彼方此方で見掛ける此方のチェーンに初潜入。
斯く言う此の「池袋東口店」は、交差点を挟んで「博多天神 池袋店」が在る。
間違い無く、意識しての出店だと勘繰ってみる。
真新しい黄色い看板が、初夏の陽射しの下では眩しく、店頭に設えられた券売機と対峙する。
今の御時勢、ラーメン一杯五〇〇円と言うのは有り難く、然も、替え玉二玉迄が無料と言う。
腹っ減らしの腕白中年には堪らないな。
「とんこつラーメン」、「きくらげ」の釦を押し、食券を購入して店内へ。
中華人民共和国人の女店員に食券を手渡すと、麺の茹で加減を訊かれる。
茹で方の度合いが記された表が有る訳でもなく、何と無く気分で「ハリガネで」と伝える。
普段は一杯目は普通の茹で加減で頂く様にしているのだが…。
カウンター席に腰掛け、冷水で喉を潤していると、「ハリガネ」なので出来上がりが早い。
丼を差し出され、其れを受け取れば、真っ白い綺麗な豚骨スープが良い。
豚骨臭がしないのを承知で入ったが、矢張り、豚骨ラーメンは獣臭、家畜臭のする物の方が断然旨い。
卓上の白胡麻、紅生姜、辛子高菜を適量入れ、先ずは蓮華でプースーから。
白濁したプースーは、やや脂っぽさを感じるが、クリーミーで円やか、コクの有る味わい。
別段、吃驚する様な事は無いが、総じてあっさりとした印象で、平均的な味だろう。
物足りなさは否めない。
墨田区の名店「よかろうもん」で豚骨ラーメンの産湯を使い、毎週欠かさず数年に亘って通い、
他にも「博多長浜らーめん ぼたん」、「御天」等、数多くの豚骨ラーメン店に行った。
何れも、鼻腔に染み付く様な豚骨臭が印象的で、店の数十メートル手前から匂って来る程。
なので、関東人向けになのか、臭味を除去してしまった豚骨ラーメンは残念でならない。
九州人ではないので、偉そうな事は言えないが…。
さて、ハリガネで発注した麺は中々で、噛むと歯にくっ付きそうな程の生っぽさが良い。
粉の風味を感じるのは好きだ。
極細の真っ直ぐな麺は、加水率が低く、もそもそした食感が良い。
木耳は細切りで残念だが、「よかろうもん」の様に切られていない、其の儘の状態の方が良い。
叉焼は、「よかろうもん」同様、薄っぺらく、パサつき気味の臭味の有る物が入る。
此れは此れで良い。
丼も空いたので替え玉を御願いするが、「よかろうもん」では「スーパー粉落とし」だが、
出来るか如何か不明なので、恐る恐る「粉落としで」と伝えると、すんなり通ったのでホッとする。
一〇秒後に別皿で手渡され、丼に移し、卓上の「カエシ」を投入して味を濃くする。
「粉落とし」の麺は一層粉っぽさが強く、もそもそ、ぼきぼきとした歯応え。
更にもう一回、「粉落とし」で替え玉し、満腹で、汗だくで店を出る。
外は抜ける様な良い天気で、こんな日は外で麦酒でも呑みたいと思う駄目中年…。
やっとこさっとこ、週の御終い、金曜日迄漕ぎ着ける。
腰の痛みは薬で抑えられているが、肩凝りも激しく、時折、頭痛もしている。
ラーメンの食べ過ぎか、将又、酒の呑み過ぎか…。
今週は毎日ラーメンなりつけ麺を頂き、火曜日の晩は酒を鯨飲して帰宅。
其れじゃ身体に良い訳無いよ、分かっちゃ居るけど止められない。
スーダラしても居られないので、今週最終日の此の日は池袋へ。
満員電車の中は蒸し暑く、冷房の効きも悪く、実に劣悪な環境だ。
此れから益々、地獄の様な陽気の日々が押し寄せる…。
此の日も仕事に精を出し、十二時半過ぎに同僚の方と合流し、切りも良いので十三時に昼休憩。
すっかり、ラーメンと腹は決まっているので、後は店を決めるだけ。
今週は月曜日に「らーめん つけめん 鶏の穴」、火曜日に呑んだ後に「濃厚豚骨醤油ラーメン 太龍軒」。
池袋は数多のラーメン店が在るので、却って店を探すのは容易じゃない。
此れと言う当ても無いので、月曜日に上司から齎された新店情報を当たってみる。
最近、「博多天神」を追随するかの様に、都内の彼方此方で見掛ける此方のチェーンに初潜入。
斯く言う此の「池袋東口店」は、交差点を挟んで「博多天神 池袋店」が在る。
間違い無く、意識しての出店だと勘繰ってみる。
真新しい黄色い看板が、初夏の陽射しの下では眩しく、店頭に設えられた券売機と対峙する。
今の御時勢、ラーメン一杯五〇〇円と言うのは有り難く、然も、替え玉二玉迄が無料と言う。
腹っ減らしの腕白中年には堪らないな。
「とんこつラーメン」、「きくらげ」の釦を押し、食券を購入して店内へ。
中華人民共和国人の女店員に食券を手渡すと、麺の茹で加減を訊かれる。
茹で方の度合いが記された表が有る訳でもなく、何と無く気分で「ハリガネで」と伝える。
普段は一杯目は普通の茹で加減で頂く様にしているのだが…。
カウンター席に腰掛け、冷水で喉を潤していると、「ハリガネ」なので出来上がりが早い。
丼を差し出され、其れを受け取れば、真っ白い綺麗な豚骨スープが良い。
豚骨臭がしないのを承知で入ったが、矢張り、豚骨ラーメンは獣臭、家畜臭のする物の方が断然旨い。
卓上の白胡麻、紅生姜、辛子高菜を適量入れ、先ずは蓮華でプースーから。
白濁したプースーは、やや脂っぽさを感じるが、クリーミーで円やか、コクの有る味わい。
別段、吃驚する様な事は無いが、総じてあっさりとした印象で、平均的な味だろう。
物足りなさは否めない。
墨田区の名店「よかろうもん」で豚骨ラーメンの産湯を使い、毎週欠かさず数年に亘って通い、
他にも「博多長浜らーめん ぼたん」、「御天」等、数多くの豚骨ラーメン店に行った。
何れも、鼻腔に染み付く様な豚骨臭が印象的で、店の数十メートル手前から匂って来る程。
なので、関東人向けになのか、臭味を除去してしまった豚骨ラーメンは残念でならない。
九州人ではないので、偉そうな事は言えないが…。
さて、ハリガネで発注した麺は中々で、噛むと歯にくっ付きそうな程の生っぽさが良い。
粉の風味を感じるのは好きだ。
極細の真っ直ぐな麺は、加水率が低く、もそもそした食感が良い。
木耳は細切りで残念だが、「よかろうもん」の様に切られていない、其の儘の状態の方が良い。
叉焼は、「よかろうもん」同様、薄っぺらく、パサつき気味の臭味の有る物が入る。
此れは此れで良い。
丼も空いたので替え玉を御願いするが、「よかろうもん」では「スーパー粉落とし」だが、
出来るか如何か不明なので、恐る恐る「粉落としで」と伝えると、すんなり通ったのでホッとする。
一〇秒後に別皿で手渡され、丼に移し、卓上の「カエシ」を投入して味を濃くする。
「粉落とし」の麺は一層粉っぽさが強く、もそもそ、ぼきぼきとした歯応え。
更にもう一回、「粉落とし」で替え玉し、満腹で、汗だくで店を出る。
外は抜ける様な良い天気で、こんな日は外で麦酒でも呑みたいと思う駄目中年…。
