続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「スパゲッティのパンチョ」【池袋】

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◆「スパゲッティのパンチョ」【池袋】

 ◎「ナポリタン粗挽きソーセージ」七九〇円+「大盛」無料

 …気付けば、一週間も放置してしまった。
  何だかんだで、未だに気持ちの整理が付かなかったり、忙しかったり、
  時間は止まって呉れず、ばたばたと遽しい毎日を過ごしている今日此の頃、皆様は如何御過ごしだろうか。
  話は遡って水曜日。
  もう、遥か遠い昔の事の様にすら感じられる。
  記憶も定かではないので簡素に記そう…。
  此の日も池袋に仕事に行き、彼是と引き継ぎの資料を拵えたり、粛々と業務を熟す。
  十二時半を廻り、独り、昼御飯を摂りに池袋の街を彷徨う。
  雨が降っていたか如何かの記憶もあやふやだ…。
  此れと言うラーメン店も思い浮かばず、当て所無く昼飯難民の様に歩いていると、
  久し振りにナポリタンでも頂いてみようと閃く。
  雑居ビルヂングの階段を地下に下り、此方の扉を押し開ける。
  此方はカウンター席が無く、全て二人掛けのテーブル席の為、行列が発生し勝ちだ。
  然し、運良く空席も有り、未だ、神様に見放されてはいない様だ…。
  そそくさと券売機で食券を購入する。
  「ナポリタン粗挽きソーセージ」の釦を押し、冷水を汲み、テーブル席に着席。
  食券を手渡し、量を訊かれ、勿論、大盛りで御願いする。
  如何も、喰いに走る傾向は続いている…。
  さて、銀の器に盛り付けられて運ばれて来たポリタンは、然程、量感を感じない。
  六〇〇グラムは有ると言う触れ込みだが。
  卓上の粉チーズをたっぷりと、此れでもかと振り掛け、橙色を白に染めてみる。
  フォークを手に取り、不器用乍ら啜り始める。
  麺は、ポリタンに相応しい太麺で柔らか目。
  予め、茹で置きはされているのだろうな。
  高級な伊太利亜料理店ではないので、其れで良いのだ。
  ムチッとした弾力が、庶民の食べ物らしさだと感じさせて呉れる。
  徐々に粉チーズが溶け、フォークに纏わり付いて来る。
  矢張り、チーズは多目が良い。
  粗挽きソーセージは皮がバキッと言う食感で、ポリタンに合わない訳が無い。
  具としても切られたソーセージが炒め合わされており、僕はハムよりソーセージ派だな。
  店員のTシャツの背中にも書かれている「改めてナポリタンはうまいと言わせたい」と有るが、
  こちとら、そんな事は疾うに知っているさ…。