◆「手もみラーメン ジロー」【東武練馬】
◎「Ｂ定食」六一〇円
…昨日。
洩れ伝え聞く所に依ると、世間様は三連休と言うＬＯＮＧ ＶＡＣＡＴＩＯＮ中らしい。
こちとら、「貧乏暇無し」と言う事がぴったりと当て嵌まるかの様だ。
最近は「貧乏暇だらけ」と言う、若年層の自発的失業者が増えている様だが、
生活を護る為、齷齪と休日を削って労働しなければならないのだ…。
金曜日から一週間が始まる為、僕の中では月曜日は、木曜日と位置付けている。
そんな月曜日は、一週間の中で最も忙しい日だ。
十三時からの仕事を前に、十二時過ぎには到着する。
相変わらず、昼御飯には毎回頭を悩ませる。
腕白中年の食指が動く様な店が余りにも少なく、本当、悩みの種だ。
「ケンタッキーフライドチキン」にしようかなと思い掛けたが、土俵際で打っ棄って、
以前から其の存在は知っていた、安価なラーメン店チェーンと思しき此方を初訪店。
東武東上線沿線と言う事で、「手もみラーメン 福しん」が思い起こされるが、
其れより何より、「ジロー」と言う屋号が引っ掛かる。
「今さらジロー」の方ではない…。
無論、「ラーメン 二郎」好きの僕としては、見過ごす事は出来ない。
自動扉を開けて中に入り、カウンター席に腰掛ける。
メニューを眺めると、「幸楽苑」程ではないが、安価でラーメンを提供している様だ。
此の日は最も忙しい仕事の日なので、帰りも二十二時半を過ぎるので、
昼間に確りと腹拵えしておかないと持たないので、ラーメンと半炒飯が一緒に成った物を発注。
此方では「Ｂ定食」と言う様で、因みに「Ａ定食」はレバニラ炒めの様だ。
待っている間、続々と客が押し寄せ、あっと言う間に店内は埋まり、待ちが発生している。
そして、一〇分程で、気怠そうな女店員が配膳して呉れる。
うん、想像通りの予想を裏切らない外見だ。
いざ、ラーメンのプースーから啜れば、化学調味料たっぷりのあの味わいなのは確かだが、
然程、「ケミカル」な味は控え目で、「昆布と鰹のさっぱり味」と謳っている。
何だか、子供の頃に食べた中華蕎麦の味を想起させ、遠い記憶を呼び起こす。
小学生の頃、大和田に在った「平和園」で食べたラーメンの味を…。
偶さかの外食は勿論、ラーメンが御馳走だった頃の懐かしく、心の奥が締め付けられる様な記憶。
胸が締め付けられると言っても、別段、狭心症ではない…。
子供の頃は、此の味でも十分に感動し、喜びを感じていたのに、今の僕は一体何だ！
随分と舌も肥え、身体も肥え、当時の痩せっぽちの僕が見たら泣くぞ。
ノスタルジィに浸っていては食が進まないので、話を戻そう。
麺は黄色っぽい色をした中細麺で、茹で加減は特筆すべき点は無いが、味は嫌いではない。
スルスルっと啜るには口当たりも良く、生ラーメンっぽさが何だか心地好い。
具は叉焼、麺麻、海苔、貝割れ大根、葱。
さて、半炒飯はと言うと、こう言う外で頂く炒飯と言うのが僕は好きだ。
炒飯は家では美味しく作れないので、外で頂くに限る。
其れなりにパラパラと飯粒が解れ、玉子、叉焼、葱と言う簡素な具も良い。
炒飯を頬張り、メンラーのルーシーを啜ると言うのが、貧乏臭くて好きだ。
腹拵えも済み、灼熱の中、仕事へと向かい、此の日の帰宅は午前零時半…。
洩れ伝え聞く所に依ると、世間様は三連休と言うＬＯＮＧ ＶＡＣＡＴＩＯＮ中らしい。
こちとら、「貧乏暇無し」と言う事がぴったりと当て嵌まるかの様だ。
最近は「貧乏暇だらけ」と言う、若年層の自発的失業者が増えている様だが、
生活を護る為、齷齪と休日を削って労働しなければならないのだ…。
金曜日から一週間が始まる為、僕の中では月曜日は、木曜日と位置付けている。
そんな月曜日は、一週間の中で最も忙しい日だ。
十三時からの仕事を前に、十二時過ぎには到着する。
相変わらず、昼御飯には毎回頭を悩ませる。
腕白中年の食指が動く様な店が余りにも少なく、本当、悩みの種だ。
「ケンタッキーフライドチキン」にしようかなと思い掛けたが、土俵際で打っ棄って、
以前から其の存在は知っていた、安価なラーメン店チェーンと思しき此方を初訪店。
東武東上線沿線と言う事で、「手もみラーメン 福しん」が思い起こされるが、
其れより何より、「ジロー」と言う屋号が引っ掛かる。
「今さらジロー」の方ではない…。
無論、「ラーメン 二郎」好きの僕としては、見過ごす事は出来ない。
自動扉を開けて中に入り、カウンター席に腰掛ける。
メニューを眺めると、「幸楽苑」程ではないが、安価でラーメンを提供している様だ。
此の日は最も忙しい仕事の日なので、帰りも二十二時半を過ぎるので、
昼間に確りと腹拵えしておかないと持たないので、ラーメンと半炒飯が一緒に成った物を発注。
此方では「Ｂ定食」と言う様で、因みに「Ａ定食」はレバニラ炒めの様だ。
待っている間、続々と客が押し寄せ、あっと言う間に店内は埋まり、待ちが発生している。
そして、一〇分程で、気怠そうな女店員が配膳して呉れる。
うん、想像通りの予想を裏切らない外見だ。
いざ、ラーメンのプースーから啜れば、化学調味料たっぷりのあの味わいなのは確かだが、
然程、「ケミカル」な味は控え目で、「昆布と鰹のさっぱり味」と謳っている。
何だか、子供の頃に食べた中華蕎麦の味を想起させ、遠い記憶を呼び起こす。
小学生の頃、大和田に在った「平和園」で食べたラーメンの味を…。
偶さかの外食は勿論、ラーメンが御馳走だった頃の懐かしく、心の奥が締め付けられる様な記憶。
胸が締め付けられると言っても、別段、狭心症ではない…。
子供の頃は、此の味でも十分に感動し、喜びを感じていたのに、今の僕は一体何だ！
随分と舌も肥え、身体も肥え、当時の痩せっぽちの僕が見たら泣くぞ。
ノスタルジィに浸っていては食が進まないので、話を戻そう。
麺は黄色っぽい色をした中細麺で、茹で加減は特筆すべき点は無いが、味は嫌いではない。
スルスルっと啜るには口当たりも良く、生ラーメンっぽさが何だか心地好い。
具は叉焼、麺麻、海苔、貝割れ大根、葱。
さて、半炒飯はと言うと、こう言う外で頂く炒飯と言うのが僕は好きだ。
炒飯は家では美味しく作れないので、外で頂くに限る。
其れなりにパラパラと飯粒が解れ、玉子、叉焼、葱と言う簡素な具も良い。
炒飯を頬張り、メンラーのルーシーを啜ると言うのが、貧乏臭くて好きだ。
腹拵えも済み、灼熱の中、仕事へと向かい、此の日の帰宅は午前零時半…。
