続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけめん らーめん みとや」【東武練馬】

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 ◎「チャーシューメンマラーメン」一〇〇〇円+「中盛」無料

 …昨日。
  十九日の月曜日からの九連勤で、すっかり此の駄ブログの存在さえも忘れていたが、
  昨日の二十七日迄何とか勤め上げ、恥ずかし乍ら還って参りました…。
  此の九日間、昼休憩が十五時を廻ったり、十二時間労働したり、もう草臥れた。
  毎日、栄養剤を飲み、タウリンを二グラム摂取したりして、何とか乗り切る。
  今の部署に来て、初めての忙しさだったので、まあ、経験出来て良かったか。
  前の部署の方が、肉体的にはきつかったので、我慢は出来る。
  で、話は遡って、九連勤最後の昨日。
  此の日は通常通り、十三時からの仕事の為、何時もの様に、正午過ぎには到着する。
  先に昼御飯を済ませるべく、九連勤の最後にと、此方と決めていた。
  何故なら、九連勤中の先週、不意に此方を、七月九日以来、一ヶ月半振りに訪れてみる。
  三度目の訪店で、何と無く、此方の旨さが分かって来た様な気がするので、
  其れならばと、高額メニューの「チャーシューメンマラーメン」を頂きたくなってしまったからだ。
  と言う訳で、二週続けての訪問。
  カウンター席の一番奥に腰掛け、「チャーシューメンマラーメン」を発注する。
  勿論、麺は「中盛」も無料なので御願いする。
  冷水を呷り、目の前で繰り広げられる調理の工程に見入る。
  前週、「メンマつけめん」を頂いた際、隠し味を発見する。
  つけ汁の器に、醤油ダレ、化学調味料と思しき魔法の白い粉、油、そして、茶色い物が投入される。
  何だろうと思いつつ、最後、つけ汁を飲み干し、其れが挽き肉を使用した調味料だと知る。
  此れがラーメンにも入るのかと観察していると、代わりに胡椒が入っただけで入らず。
  まあ良い、一度、此方では「メンマラーメン」を頂いており、味は分かっているのでね…。
  そして、丁寧に仕事が為されたラーメンが配膳される。
  叉焼、麺麻が所狭しと盛られ、何とも蠱惑的な一杯だ。
  先ず、蓮華でプースーから啜る。
  表面が油層で覆われている為、見た目よりもこってり目だが、諄さは全く無い。
  魚介が効いているが、突出している感じは無く、動物系との均整の取れた味わい。
  魚介系、若しくは動物系が際立ったラーメンも良いが、調和の取れたラーメンも良いな。
  僕の知っている味の中では、「東池袋大勝軒」に似ているなと思っていたが、
  何でも、高田馬場の名店「中華そば べんてん」で修業されたらしいが、
  僕自身、「べんてん」で頂いた事が無いので、知る由も無いが…。
  さて、麺麻はたっぷり入り、胡麻油の風味が良く、良い存在感を醸し出している。
  麺麻を御数代わりに麺を啜り、其れを交互に繰り返す。
  其の麺はと言うと、自家製麺の中太麺で、言うなれば、ゲッティーの様な感じがしなくもない。
  確りと腰が効いて、麺の中心に僅かに芯が残る程度の絶妙な茹で加減が良い。
  小麦の風味も感じられ、店主の実直な仕事振りが窺える。
  叉焼に関しても、前週、改めて旨さを実感した。
  赤身が多く、脂身のトロンとした味わいが感じられず、やや硬めの部類に入り、
  個人的には余り好きではない叉焼だが、不意に噛んだ叉焼から溢れ出る旨味に感銘を受け、
  今回は存分に堪能しようと、「チャーシューメンマラーメン」にした程だ。
  五枚入る叉焼は、厚さは無いが、食べ出は十分に有り、むっちりとした弾力が愉しめる。
  初めて御邪魔した時は、何だか味が薄く、ぼんやりした輪郭のつけ麺だと感じたが、
  三回頂いて、漸く其の旨さを知ろうとは、矢張り、物事は何でも三度はしないと駄目だ。
  三度目の正直、仏の顔も三度、BLT三度。
  御後が宜しい様で…。

~御負け~
先週頂いた「メンマつけめん」。
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