続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけめん らーめん みとや」【東武練馬】

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 ◎「チャーシューつけめん」九〇〇円+「中盛」無料

 …昨日。
  九連勤明けの休日も終わり、此の日、土曜日は早くも二日目。
  僕の中では「火曜日」と位置付けている。
  つい此の間、マッカーサーが来たと思ったら、もう八月も終わりだ。
  何の断りも無く、連絡の一つも呉れれば良いものを…。
  今年の夏は、色々な意味で暑かったわぃ。
  此の日もヂリヂリと焦げる様な暑さで、未だ未だ、辛い季節が長引きそうだ。
  大量の汗を噴き出し乍ら、東武練馬駅に辿り着く。
  十三時からの仕事を前に、何時もの様に、先に昼御飯を済ませておく。
  何を頂こうかと、毎回、悩みの種だ。
  困った時は、此処最近のお気に入りの此方が良い。
  三度目の訪店で其の旨さに気付いた前々回から、何だか良い。
  高田馬場の名店「中華そば べんてん」で修業をされたと知ったからと言うのも大きい。
  現金なもので、行った事の無い有名店の味を味わえるのは貴重だ。
  と言う訳で、此処一週間で三度目、通算で五度目の訪店。
  店に入り、入口に近いカウンター席に腰掛け、店主にも顔を覚えられた様だ。
  前回は「チャーシューメンマラーメン」を頂いたので、今回はつけ麺に戻りたい。
  「チャーシューメンマつけめん」は一一〇〇円と、ブルジョワジーしか無理なので、
  「チャーシューつけめん」で堪えよう。
  其れにしても、「チャーシューつけめん」は九〇〇円。
  単品の「メンマ」トッピングは一〇〇円。
  然し、「チャーシューメンマつけめん」は一一〇〇円。
  「チャーシューつけめん」に「メンマ」をトッピングしたら、一〇〇〇円で頂けるのだろうか…。
  素朴な疑問が浮かぶも、「チャーシューつけめん」を発注し、冷水を呷る。
  待つ間は、店主の調理工程をぼんやりと見詰め、出来上がりに期待する。
  そして、先につけ汁、後から麺と言う何時もの順番で提供される。
  つけ汁の器には、叉焼三枚が張り付いている。
  早速、三五〇グラム有る麺を手繰り、勢い良くヅババババと啜ろう。
  一口目は何時もそうだが、何だか薄く感じられる。
  つけ汁を善く撹拌し、味が全体に満遍無く馴染む様にしてから、二口目に取り掛かる。
  魚介系と動物系の均整の取れ、塩気とコッテリ感も有り、物足りなさは無い。
  醤油ダレと一緒に投入される、挽き肉を用いた調味料も良い。
  挽き肉がコクを加えて呉れ、奥行きを感じさせて呉れる。
  麺は自家製麺で、恐らく、店の端っこで布で覆われているのが製麺機だろう。
  ゲッティーの様な太さで、表面はツルツルで、粘度の無いつけ汁とは絡み難いが、
  啜り心地や喉の通りは良く、何だか癖に成る。
  つけ汁には短冊状の叉焼がふんだんに入り、赤身が多目だが、味わい深さが有る。
  此れが妙に良いんだよナァ。
  大判の叉焼三枚は、程好く脂身が入り、余所の店ならば好きではない傾向だが、美味しく頂ける。
  麺麻は胡麻油の風味が効いた物で、此れ又、十分な量が入っている。
  三枚の海苔も存在感が有り、大盤振る舞いの内容に満足だ。
  〆はスープ割りはせず、確りと原液の儘、飲み干し、満腹で仕事へと向かう。