◎「野菜つけ麺」七五〇円+「大盛」無料
…月曜日。
もう、何だか、此れ程迄に仕事に行くのが嫌に成った事は無い。
仕事自体は、勿論、飽く迄も仕事なので、粛々と業務に就いているが、
こんなに人間関係で軋轢を感じるのは、人生に於いて無かっただけに戸惑っている。
つい先日、打ち解けた感が有ったにも拘わらず、直ぐに戻ってしまう。
普通、人間関係と言う物は、時間が経てば或る程度、関係が積み重ねられると思って来たが、
僕に対してだけかも知れないが、毎日、一からの振り出しに戻されている様だ。
出社時、此方が「お早う御座います」と確りと挨拶しているにも拘わらず、
声も発さず、首を頷く程度に下げる様な応対じゃ、挨拶とは言えないわね。
嗚呼、今日も機嫌が悪いんだなと、朝一から躓き、暗礁に乗り上げた感じで、其れで歩調を乱される。
其処からも、アルバイトとはにこやかに会話をしているのに、僕とは殆ど会話が無い。
そんな毎日を送り、そろそろ、僕の我慢も警戒水位を越えそうだ。
僕も、言いたい事を言えば良いのだが、同じ職場で火種は撒き散らしたくないし、
円満に、穏便に過ごしたい性格なので、遠慮、我慢している部分は有る。
「何でも言って呉れ」と先々週は言っていたが、此れじゃ、何かを言える雰囲気ではない。
社会人なので、「僕は」感情を抑えているのにね…。
う~ん、愈愈、駄目かも分からんね。
精神的な疲労もそうだが、先日の土曜日と日曜日は、普段は昼からの出社なのだが、
朝は九時半から、夜は二十二時半過ぎ迄の十二時間労働で、肉体的疲労も圧し掛かって来る。
そんな週末の慌ただしさを乗り切ったのも束の間、一週間で最も忙しい月曜日を迎える。
身体も気持ちも重たい儘、何時もの様に、十二時過ぎに到着。
食欲は余り無いが、食べないと身体に障るので、取り敢えずは何か食べよう。
取り立てて食べたい物も無いので、久し振りに此方でも覗いてみよう。
「野菜つけ麺」が未食だし。
木戸を開けて中に入り、券売機と対峙し、其の食券を購入する。
奥のカウンター席に案内され、食券を手渡し、「大盛りで」と告げる。
冷たい麺か、温かい麺かを訊かれ、心の中で「馬鹿も休み休み言え」と呟き、
つけ麵は冷たい麺に決まっており、温盛りなんて食べられたもんではない。
一通り発注を済ませ、冷水を呷り、重苦しい気分に苛まれてみる。
落ち込んでいる所へ、盆に乗せられてつけ麺が配膳される。
例によって、つけ汁と麺の配置が逆なので、直ぐ様、食べ易い様に直す。
右利きなのだから、麺の皿が右の方が普通だと思うのだがな…。
さて、つけ汁には、恐らくは炒め野菜だろうか、表面には油が多く見られる。
此れにいざ、麺を手繰って浸してみよう。
つけ汁は「醤油つけ麺」と同じ物で、豚骨、鶏ガラ、魚介を煮込んだと言う物。
粘度は全く無く、サラッサラの液体状で、味も薄い印象を受けるが、
炒め野菜の御蔭で、油っこさ、コクが増し、中々に良いかも知れない。
然し、直ぐに卓上の刻み玉葱、魚粉をたっぷりと投入し、味を変えてみる。
相変わらず、「つけ麺屋 やすべえ」っぽさを感じずには居られない。
甘味、酸味共に感じられるが、甘酸っぱいと言う印象は無い。
麺は「生来軒」の物で、黄色味を帯びた、加水率高目の太麺。
ツルツルとした表面なので、喉越しが良く、腰や弾力に特筆すべき点は薄いが悪くない。
野菜はシャキシャキ感が残る物で、個人的には茹で野菜でも良いかなと思うも、
つけ汁が余計に薄まってしまうので、矢張り、炒め野菜が合うのだろう。
具は他に刻み叉焼、麺麻、味付け玉子半個が入り、何れも及第点。
今回の叉焼は脂身が多目で、プルンとしていて良かったわぃ。
〆は、滅多にしないスープ割りだが、卓上に「割り出汁」のポットが置かれているので、
鰹風味の出汁で割って、刻み玉葱と魚粉を余さず味わう。
嗚呼、食事も終わってしまったし、気が重いな…。
もう、何だか、此れ程迄に仕事に行くのが嫌に成った事は無い。
仕事自体は、勿論、飽く迄も仕事なので、粛々と業務に就いているが、
こんなに人間関係で軋轢を感じるのは、人生に於いて無かっただけに戸惑っている。
つい先日、打ち解けた感が有ったにも拘わらず、直ぐに戻ってしまう。
普通、人間関係と言う物は、時間が経てば或る程度、関係が積み重ねられると思って来たが、
僕に対してだけかも知れないが、毎日、一からの振り出しに戻されている様だ。
出社時、此方が「お早う御座います」と確りと挨拶しているにも拘わらず、
声も発さず、首を頷く程度に下げる様な応対じゃ、挨拶とは言えないわね。
嗚呼、今日も機嫌が悪いんだなと、朝一から躓き、暗礁に乗り上げた感じで、其れで歩調を乱される。
其処からも、アルバイトとはにこやかに会話をしているのに、僕とは殆ど会話が無い。
そんな毎日を送り、そろそろ、僕の我慢も警戒水位を越えそうだ。
僕も、言いたい事を言えば良いのだが、同じ職場で火種は撒き散らしたくないし、
円満に、穏便に過ごしたい性格なので、遠慮、我慢している部分は有る。
「何でも言って呉れ」と先々週は言っていたが、此れじゃ、何かを言える雰囲気ではない。
社会人なので、「僕は」感情を抑えているのにね…。
う~ん、愈愈、駄目かも分からんね。
精神的な疲労もそうだが、先日の土曜日と日曜日は、普段は昼からの出社なのだが、
朝は九時半から、夜は二十二時半過ぎ迄の十二時間労働で、肉体的疲労も圧し掛かって来る。
そんな週末の慌ただしさを乗り切ったのも束の間、一週間で最も忙しい月曜日を迎える。
身体も気持ちも重たい儘、何時もの様に、十二時過ぎに到着。
食欲は余り無いが、食べないと身体に障るので、取り敢えずは何か食べよう。
取り立てて食べたい物も無いので、久し振りに此方でも覗いてみよう。
「野菜つけ麺」が未食だし。
木戸を開けて中に入り、券売機と対峙し、其の食券を購入する。
奥のカウンター席に案内され、食券を手渡し、「大盛りで」と告げる。
冷たい麺か、温かい麺かを訊かれ、心の中で「馬鹿も休み休み言え」と呟き、
つけ麵は冷たい麺に決まっており、温盛りなんて食べられたもんではない。
一通り発注を済ませ、冷水を呷り、重苦しい気分に苛まれてみる。
落ち込んでいる所へ、盆に乗せられてつけ麺が配膳される。
例によって、つけ汁と麺の配置が逆なので、直ぐ様、食べ易い様に直す。
右利きなのだから、麺の皿が右の方が普通だと思うのだがな…。
さて、つけ汁には、恐らくは炒め野菜だろうか、表面には油が多く見られる。
此れにいざ、麺を手繰って浸してみよう。
つけ汁は「醤油つけ麺」と同じ物で、豚骨、鶏ガラ、魚介を煮込んだと言う物。
粘度は全く無く、サラッサラの液体状で、味も薄い印象を受けるが、
炒め野菜の御蔭で、油っこさ、コクが増し、中々に良いかも知れない。
然し、直ぐに卓上の刻み玉葱、魚粉をたっぷりと投入し、味を変えてみる。
相変わらず、「つけ麺屋 やすべえ」っぽさを感じずには居られない。
甘味、酸味共に感じられるが、甘酸っぱいと言う印象は無い。
麺は「生来軒」の物で、黄色味を帯びた、加水率高目の太麺。
ツルツルとした表面なので、喉越しが良く、腰や弾力に特筆すべき点は薄いが悪くない。
野菜はシャキシャキ感が残る物で、個人的には茹で野菜でも良いかなと思うも、
つけ汁が余計に薄まってしまうので、矢張り、炒め野菜が合うのだろう。
具は他に刻み叉焼、麺麻、味付け玉子半個が入り、何れも及第点。
今回の叉焼は脂身が多目で、プルンとしていて良かったわぃ。
〆は、滅多にしないスープ割りだが、卓上に「割り出汁」のポットが置かれているので、
鰹風味の出汁で割って、刻み玉葱と魚粉を余さず味わう。
嗚呼、食事も終わってしまったし、気が重いな…。