続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん 大雅」【羽生】

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◆「らーめん 大雅」【羽生】

 ◎「味噌チャーシューワンタンめん」一二五〇円

 …昨日。
  日頃の重苦しい憂さを晴らせる休日を迎え、今週は三連休で、其の中日。
  早くもサザエさん症候群を患い始めているが、極力、考えない様にする。
  折角の休日が台無しになってしまう。
  此の日の晩は中途半端な暑さで、冷房を点けなかったが為に、殆ど眠れず、
  明け方に成って漸く疲労して眠りに落ち、九時過ぎに起床。
  風呂に入り、身を清め、小ざっぱりとしてみる。
  身支度を整えた後は、出掛けてみよう。
  「ケータイ国盗り合戦」の「夏の陣」の忍城を攻略すべく、行田方面へ自動車を走らせる。
  普通であれば、国道十七号線を北上すれば良いのだが、迂回してみる。
  勿論、昼御飯の為だ。
  久し振りに旨い味噌ラーメンを頂きたくなり、約一〇年振りに此方を目指す。
  其の昔、上尾に事業所が在った頃、何度か御邪魔した事が有るので再訪。
  味噌ラーメンの名店「純連」で修業を積み、「新横浜ラーメン博物館」で店長を務めた御仁が営む。
  駅からは遠く、自動車でないと行けない様な辺鄙な場所だが、多くの客が群がって来る。
  家を十一時に出て、東京環状、さいたま栗橋線、国道一二二号、一二五号を通り、
  店に着いたのは十二時半前だが、先客五名程の待ち。
  まあ、此れ位は覚悟している。
  待っているとメニューが手渡され、先に発注を済ませる。
  最近は叉焼に御執心なので、「味噌チャーシューめん」のつもりで来たが、
  メニューを見て、味噌味のラーメンに雲呑が入るのは気に成るなと思い、
  一〇〇〇円超えの贅沢品「味噌チャーシューワンタンめん」を発注してしまう。
  普段の憂さ晴らしと口実を付けて…。
  一〇分程で店内に通され、冷水を汲み、出来上がりを待つ。
  予め、注文が通されているので、出て来る迄に一〇分も掛からない。
  表面にはラードの油層が構築されており、湯気は余り立っていない。
  いざ、蓮華でプースーを啜れば、猫舌泣かせの熱熱の物。
  とろみが有り、濃厚な味噌の味と、コッテリとした背脂が口内を一気に包む。
  僅かに生姜、大蒜の味わいが感じられるが、其れよりも味噌の味の方が勝っている。
  然し、其れより何より、塩気が半端ではない。
  高血圧患者で、塩っぱい物が大好きな僕でさえ、塩辛いと率直に感じる程。
  昔はこんなに塩っぱかったっけか…。
  塩気に耐え兼ね、麺に取り掛かる。
  引っ張り上げた麺は、札幌ラーメンらしい黄色い縮れ麺。
  一見、麺の量が多く感じるが、其れ程でもないか。
  プリッとした食感は中々に良い。
  北海道から直送ではなく、地元の加須の「野中製麺」と言う所の物の様だ。
  叉焼は解し身の他に、バラ肉を巻いた物が五枚は有ろうか。
  厚味も適度に有り、味付けも良く、脂身の蕩け具合、赤身の解れる感じ、共に良い。
  雲呑は熱熱のプースーを吸い、余計に熱さが増している。
  此れを勢い余って飲み込んだ日にゃ、食道を火傷してしまう…。
  慎重にトゥルンと口に入れれば、リアクション芸人が喜びそうな熱さ。
  其れにしても、此のプースーは塩辛い。
  此れを全て飲み干したら、脳の血管が切れそうな感じ。
  塩気と脂で、食後は大いに喉が渇いた事は言う迄も無い…。

~御負け~
行田市古代蓮の里」の田圃の落書き。
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のぼうの城」こと、忍城
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埼玉古墳群の前方後円墳「稲荷山古墳」。
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同じく円墳の「丸墓山古墳」。
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