続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「天丼 てんや」【東武練馬】

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◆「天丼 てんや」【東武練馬】

 ◎「松茸ぎんなん天丼」八三〇円

 …昨日。
  水曜日から三連休で、其の最終日の金曜日には、前部署の送別会にも声を掛けて頂き、
  久し振りに知っている顔に会い、愚痴を零し、しこたま酒を呑む。
  矢張り、気心知れている仲間と呑むのは愉しいわぃ。
  其れに比べて今はと言うと…。
  最終電車で帰宅し、其の儘、失神する様に寝床に倒れる。
  朝は七時に起床し、土曜日、然も、世間様では三連休の初日のと言うではないか。
  二日酔い気味の身体を引き摺る様に仕事へ出掛ける。
  朝から齷齪と仕事を熟し、粛々と就業するのみ。
  十三時半に何とか合間を見付け、息抜きの昼休憩を挟む。
  毎回、何を頂こうか、悩みの種だわね。
  先週訪店し、「ふもとどり天丼」を頂くも、撮った写真を消去してしまい、記事に出来なかった此方へ。
  カウンター席に腰掛け、冷たい御茶を御願いし、メニューを眺める。
  流石に、前回と同じ「ふもとどり天丼」では芸が無いので、
  同じく、秋の期間限定メニューとして登場の「松茸ぎんなん天丼」にしてみよう。
  昼間から松茸だなんて、贅沢の極みだな。
  発注を済ませ、ぼんやりと虚ろに成ってみる。
  そして、一〇分強で、秋の味覚を盛り込んだ天丼が登場。
  早速、秋を堪能してみようかね。
  先ずは、「ぎんなんと三葉のつまみ揚げ」から。
  翡翠の様な綺麗な色をした銀杏は、中華人民共和国産でがっかりだが、むっちりとした食感。
  塩加減が絶妙で、旨さが引き出されている。
  三つ葉との相性も良く、風味も良く、掻き揚げだが重さが無く軽い。
  お次は舞茸。
  群馬県産を中心に仕入れている様だが、舞茸は天麩羅でも旨いな。
  バターで炒めたりするのも良いがね。
  続いての茸は、柿の木茸とな。
  榎茸の一種で、日光に当てて育てる事で茶色に成ると言う。
  普通の榎茸より、茎も太くシャキシャキとした歯応えが印象的だ。
  そして、天麩羅と言えば、海老は欠かせない。
  茸に隠れて、流石に存在感が薄いが、プリン体フェチとしては甲殻類を支持したい。
  特筆すべき点は無いが、無難且つ、外さない旨さだ。
  さて、大トリは松茸だろう。
  勿論、国産の松茸だとは思いもしない。
  大陸出身の松茸なのは致し方有るまい…。
  上田の血が半分流れている僕としては、国産の松茸を頂いてみたいものだ。
  とは言え、上田で松茸を食べた事は無いが…。
  風味は強いのだが、不自然な風味と言うか、人工的で安っぽい印象は否めない。
  「香り松茸、味湿地」と言うが、湿地の天麩羅も良いかも知れないな。
  御飯は少な目で、物足りなさは有るが、ストレスで痩せて来ているのだから、
  食事も控え目にして、減量に努めるのも良いかしら…。