続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ジャンクガレッジ」【東大宮】

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 ◎「ラーメン(中)」七〇〇円+「豚増し」二〇〇円

 …昨日は偶さかの休日なので、紅葉を見に秩父方面へ。
  然し、目的の昼御飯の「らーめん屋 いとう」でラーメンを頂いてしまったら、
  他の一切の興味が無くなってしまい、「秩父ミューズパーク」を越え、
  小鹿野を経由して秩父市内に戻り、長瀞、寄居の玉淀をぶらっとして終了。
  時間も早いので、深谷の実家にでも顔を出してみるかと、四ヶ月振りに帰省。
  すると、偶々、祖母の誕生日と言う事が判明し、晩御飯を食べて帰る事に。
  急いで花とケーキを買いに走り、晩は運転が有るので酒も呑めずに我慢する。
  姪っ子と甥っ子の恰好の遊び道具にさせられ、疲労感たっぷりで帰宅。
  如何して子供と言うのは、ああも喧しく、加減と言うのを知らないのだろうか…。
  今朝はゆっくりと、九時前迄ごろごろし、徐に起き出す。
  風呂に入り、目高に餌を遣り、広縁から外を眺めれば、霞んでいるが暖かくて心地好い。
  心の中では、早くもサザエさん症候群が始まっているがね…。
  そんな事を考えない様にしようと、努めて休日を満喫しようと試みる。
  今日は取り立てて用事も無いので、ゆるりと過ごそう。
  正午に家を出、与野方面で野暮用を済ませ、今日は職場に顔を出すまいと誓う。
  仕事と休日の区別が付かなくなるので、確りと切り離そう…。
  さて、腹も空いたので、昼御飯にしよう。
  火曜日の晩に、「ラーメン二郎 大宮店」で頂いたばかりだと言うのに、もう駄目だね。
  此処最近は、週に二度は暴力的なラーメンを頂かないと、ストレス解消が出来ない身体だ。
  参ったね、此りゃ…。
  自動車を東大宮へと走らせ、二週間振りの対面を心待ちにする。
  現場へ到着すると、駐車場は空いているものの、待ちが発生していると言う困った状況。
  相変わらず、揃いも揃って前向き駐車の規則を守らない輩だらけ。
  此の国の人間は何時しか、大陸系、半島系の民族の様な人種に成ってしまったのか…。
  僕は確りと前向き駐車し、店内に入り、何時も通りの食券を購入し、外で待つ。
  灰皿が設置されているにも拘わらず、ベンチに座って煙草を吸う不届きな客の姿も…。
  嗚呼、忌々しい。
  一〇分強、眉間に皺を寄せつつも日向ぼっこし、店内へと案内される。
  席を確保し、冷水を汲み、店内の様子を観察する。
  調理担当は新顔の二〇代と思しき若者と、助手は御馴染みの新人の中年女性。
  程無くして、助手から無料トッピングを訊かれ、「全増しで」と告げる。
  出来上がりをヂッと待ち、目の前四番目の丼が僕の物だと分かる。
  無料トッピングは漏れ無く、確りと盛り付けられているが、豚が一枚しか乗っていない。
  過去にも、豚を入れ忘れられた助手だけに、其の後の行動を注視する。
  其の儘、豚が一枚の儘で出されそうになった直前に、「豚増し」である事に気付いた様で、
  二枚の豚が加えられ、正しい状態で僕の前に提供される。
  急いで盛り付けた所為か、丼から雑に豚が食み出しているが、良しとしよう…。
  気を取り直し、先ずは蓮華でプースーから。
  以前の様な、とろみが感じられる様な、濃厚、濃密な感じは無く、サラッとしている。
  薄いと言うか、パンチが弱く、ガツンと脳味噌が揺さ振られる様な衝撃は無い。
  ゲンコツ、鶏ガラ、背ガラ、モミジ、香味野菜を八時間丹念に炊き込み、旨味だけを凝縮する為、
  余分な水分を飛ばし、其の後、ゼラチン質が多いトロトロしたその凝縮スープに背脂を投入し、
  背脂を入れる事で、其の凝縮されたスープにコクと旨味と甘みを与え、麺との絡みが格段に増し、
  混ぜた瞬間に麺を離さない、パンチの効いた濃厚スープと言うのが売りだが、力強さは無い。
  野菜には卓上の醤油ダレをドレッシング代わりにぶっ掛けて頬張る。
  茹で加減は良く、何時も通りのシャキシャキとクタクタの中間。
  上から掛けられた背脂がトロトロとして、甘味が有って、立派な具として成立する。
  麺に取り掛かる前に、野菜が片付いた所で、豚をプースーに浸かる様に沈める。
  さて、麺はと言うと、「ニッセーデリカ」の御馴染みの麺。
  以前の「浅草開化楼」の麺が懐かしく感じられるが、此の麺にも慣れた。
  強力粉「オーション」だけで打たれた麺は、中々に啜り応えが有り、強靭な腰も感じられる。
  ワッシワッシと喰らい付く様にして啜れば、麺に纏わり付いた刻み大蒜が刺激的だ。
  嗚呼、出来る事なら、毎日、大蒜を摂取したい程だ。
  そうすれば、病気知らずだろうな…。
  続いては、懸案、課題の豚だ。
  店内に入った際、他の客が啜る丼の中の白茶けた豚を見て、又しても外れだと察していたが、
  矢張り、目の前で見ると、理想とは程遠い出来にガッカリしてみる。
  噛り付けば、蕩ける様な軟らかさは無く、豚臭さも感じられ、想像通りの味。
  何時の日か、以前の様な格別の出来の豚に出会える事を信じ、「豚増し」にし続けているが、
  最早、見切った方が良いのかと、判断を迫られる時期に来ているのか…。
  其れに引き換え、「ラーメン二郎 大宮店」の完璧な出来の豚を味わってしまうとナァ~。
  「ジャンクガレッジ」を見切り、「ラーメン二郎 大宮店」に鞍替えしようか…。