続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん専門店 ぶぶか」【さいたま新都心】

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◆「らーめん専門店 ぶぶか」【さいたま新都心

 ◎「油そば」六一〇円+「大盛」一〇〇円

 …昨日。
  僕は伴天連正月が大好きなのに、今年はそんな気分も希薄だ。
  昨年迄であれば、普通に暦通りに休み、伴天連正月気分も味わえただろうが、
  正に今年の僕を象徴するかの様で、曜日感覚、暦の感覚も分からない…。
  尤も、世間の風潮自体も、盆暮れ正月関係無くなって来ているがね。
  昔の、年末のそわそわする感じが堪らなく良かったのにな…。
  そんな中、日曜日には上司から、又しても不穏な情報を齎されたり、
  今年はこんな事ばかりで、常に、心のざわつきが収まらない一年だったな。
  一体、此の先、僕は如何成ってしまうのだろうか…。
  そんなざわわざわわな気持ちで、砂糖黍畑には行かないで、仕事に行く。
  朝一で行う業務を習得する為、何時もより早起きして出勤。
  五連勤目の最終日に早起きと言うのは、結構、身体に堪えるわぃ。
  寄る年波には抗えないな…。
  十三時を過ぎ、外に出て食事をする余裕が出来たので外出。
  偶には外食したいわね。
  「マクドナルド」の揚げじゃが芋を食べたい気持ちも有ったが、
  矢張り、ラーメンが落ち着く。
  と言う訳で、さいたま新都心と言うラーメン不毛の地に於いて、
  唯一「らーめん専門店」と謳う此方へ、十一月二十四日以来の訪店。
  カウンター席に腰掛け、メニューを眺める。
  前回は「もやしらーめん(とんこつ)」を頂いたので、今回は「油そば」か。
  否、「ラーメン 二郎」を模した「かちもりらーめん」なんてのも有る。
  「かちもりつけめん」も捨て難い。
  今や、此方の看板メニューと成っている「油そば」にしよう。
  欲をかいて大盛りで発注を済ませ、冷水を呷り、仕事の疲れを癒す。
  店内の貼り紙には、「油そば」は太麺なので、茹で時間が掛かるとしてある。
  ゆっくり、丹精込めて拵えて呉れ…。
  一〇分程の待ちで、腹っ減らしの腕白中年の前に、「油そば」配膳完了。
  此れを、混ぜ過ぎない様に、程好くざっくりと和えてから頂く。
  混ぜ過ぎて、何が何だか分からなくなってしまうのが余り好きではないので…。
  麺を手繰って啜れば、「油そば」と言うだけあり、油分の多いテレレが、
  べっとりと麺に纏わり付いており、唇が一気にテラテラと光り出す。
  こってりとした味わいのテレレは、腕白の好きな味わい。
  醤油味が基礎に成っているが、醤油の尖った感じは無く、実にコクが有り、
  円やかで、久し振りに頂き、油蕎麦、和え蕎麦、混ぜ蕎麦の類も良いな。
  然し、「ジャンクガレッジ」では如何しても「まぜそば」は回避してしまうな…。
  麺は太麺で、茹で上げの物なので熱熱の状態。
  モッチリとしているが、水で〆る訳ではないので、腰は弱い。
  中盤から、卓上の辣油を少し投入してみる。
  適度なピリ辛が加わり、味に変化が付けられるので良い。
  具は叉焼、麺麻、鳴門、葱、海苔。
  何れも及第点を与えられよう。
  さて、終盤は酢を投入し、油っぽさを抑えてみよう。
  皿饂飩でも酢を入れるのは好きだ。
  其の割りには、身体が異様に固いのだが…。
  生玉子やマヨネーズも合うのだろうが、其れは次回以降の御愉しみに。
  大盛りだが、然程の量感は感じられないな…。