続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ドン-キタモト」【北本】

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◆「ドン-キタモト」【北本】

 ◎「ラーメン(中)」七〇〇円+「豚増し」二〇〇円

 …大晦日から色々な事が起こり、気持ちの整理が出来ない儘、早一〇日。
  昨晩は一日遅れの誕生日を、御近所さんが祝って呉れ、有り難味を感じる。
  嗚呼、こうして愉しく酒が頂けると言うのは、何にも増して嬉しい。
  生きていれば、辛い事は多々有るが、何とか堪えようと言う励みにも成る…。
  午前零時過ぎ迄、御宅に御邪魔し、麦酒、赤葡萄酒、白葡萄酒をしこたま頂き、
  帰宅後は一口ゲヴォをして、其の儘、気絶する様に寝入る。
  すっかり呑み過ぎて、朝は身体が重いの何の…。
  一〇時に起き出し、風呂に入り、身支度を整え、十一時過ぎに家を出る。
  自動車運転免許証の更新に、鴻巣へと行かねば成らない。
  午後の受付開始の十三時に間に合う様、昼御飯の時間も計算しての事だ。
  旧中山道を直走り、目的地を目指す。
  昼御飯は、今年の暴力的ラーメン食べ始めに選んだ此方。
  「ジャンクガレッジ」と同じ系列で、「松富士」が母体。
  黄色い看板を目印に向かい、共用駐車場に停め、いざ店内へ。
  座敷席、テーブル席も有り、カウンター席の空きも有る。
  券売機で、「本店」同様に「ラーメン(中)」と「豚増し」の食券を購入。
  冷水を汲み、カウンター席に腰掛け、食券を提示する。
  程無くして若い婦女子店員が無料トッピングを訊ねて来る。
  「本店」では、「ヤサイ」、「ニンニク」、「アブラ」、「課長」だが、
  此方は「ヤサイ」、「アブラ」、「カラメ」、「ニンニク」又は「ショウガ」。
  面倒なので、「全増し、大蒜で」と告げる。
  其れから十五分弱で、ラーメンが目の前に御出座しに成る。
  丼は銀の皿には乗せられておらず、丼の儘、受け取る。
  卓上の醤油ダレを、ドレッシング感覚で野菜の山に振り掛ける。
  其の野菜は量が控え目で、標高も低い。
  さて、蓮華を手にし、先ずはプースーから頂こうかしらね。
  「カラメ」にした分、プースーの色はロイクー気味。
  確かに、醤油ダレの味わいが立っており、塩気が増している。
  「ジャンクガレッジ」と瓜二つの味わいで、安心感が持てる。
  如何にも、身体に悪そうな味の片鱗が口内に感じられるのが戦慄的だ…。
  此の、旨いんだけど、数年後に病みそうと言う緊張感が良い。
  野菜に取り掛かれば、茹で加減はシャキシャキ寄り。
  もう少し、クタッとしている方が好みだが、苦も無く頂ける。
  兎や飛蝗の様に、野菜を黙々と喰らい、先に遣っ付ける。
  続いては、麺を引っ張り上げて啜ろう。
  「ニッセーデリカ」の物かと思いきや、厨房内の麺箱が木製だ。
  大概、「ニッセーデリカ」の物は段ボール箱で送られて来ると思うのだが、
  「本店」と違う麺を使用しているのだろうか。
  確かめるべく啜ってみると、表面がややツルツルしているのは似ている。
  「浅草開化楼」の物ならば、もっとザラッとして、縮れが強く、ごわついている。
  其れよりも素直な感じの麺なので、「ニッセーデリカ」の物なのだろうか。
  何はともあれ、モッチリとした弾力と腰で、美味しく頂ける。
  さてさて、懸案は豚だ。
  此処最近、「ジャンクガレッジ」の豚には裏切られ続けているのでね。
  蒸し豚、茹で豚の様な白茶けた感じで、豚臭さも出てしまっている。
  此方のはと言うと、う~ん、矢張り似ている。
  小振りの物だが、厚味の有る物が三枚入っている。
  噛り付くと、赤身の部位はやや硬めだが、繊維に沿って解れる感じは有る。
  脂身はプルンとして蕩ける感じが有り、此れは良いかなと思うも、
  仄かに豚臭さが出てしまっており、絶品とは言い難い出来栄え。
  もっと醤油ダレに漬け込んで、濃い味にすれば多少は解消出来ると思うのだが…。
  製法は分からないが、昔の煮豚の様なトロトロ感の有る物の方が断然良かった。
  まあ、年始一発目の暴力的ラーメンにしては及第点か。
  大蒜も摂取出来、満腹で自動車免許証の更新に出掛ける駄目中年…。

~御負け~
昨晩、御近所さんが拵えて呉れたテラミス。
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