続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「三丁目 にしや食堂」【日進】

◆「三丁目 にしや食堂」【日進】

 …先週水曜日以来、五日振りの休日。
  連勤が減り、休日の間隔が狭まったと思いきや、明日から七連勤予定。
  土日は引っ繰り返る様な忙しさで、疲労感が半端ではない。
  矢張り、土日に休むのは特権階級だ。
  其のブルジョワジー様に御奉仕する為に、我々は労働しているのだから…。
  昨晩は二十二時半前に仕事を切り上げ、帰宅すれば午前零時過ぎ。
  風呂に入り、晩酌がてら食事を済ませ、寝床に入ったのは午前一時半。
  花粉症の鼻詰まりで熟睡は出来ず、何度も寝返りを繰り返す。
  とは言え、疲労が尋常ではなく、此の儘、永眠したい程…。
  偶の貴重な休日を有意義に過ごそうと、目覚ましは午前九時に掛ける。
  こんなにも休日が待ち遠しく、嬉しく、有り難いとは…。
  九時半に寝床から這い出し、今日は一日、のんびりしようと決める。
  正午を廻り、十二時半過ぎに身支度を整えて外へ出る。
  天気も良く、長閑な平日の休日を体感しようと、近所を散歩する。
  昼御飯は此方に決定。
  以前は週に何度も御邪魔したが、引っ越した為に頻度が減り、
  実に、昨年七月二十五日以来、約八ヶ月振りの御無沙汰。

 ◎「生ビール(中)」五〇〇円
 …久方振りに店内に入れば、すっかり大人気店で、席を見付けるのも大変。
  何とか隙間を見付け、着席し、女将さんにも御挨拶を済ませる。
  さて、偶の休日、確りと摂取する物は摂取しないと。
  此方では御馴染み、チンカチンカに冷えた冷やっこいルービーを。
  昼酒の背徳感が堪らなく好きで、凍ったジョッキで頂く麦酒は格別。
  今日の様な夏日では殊更、美味しく感じられる。
  喉を大きく開いて、喉ティムポ目掛けて流し込みたい。

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 ◎「鶏の唐揚げ定食」七〇〇円
 …さて、食事は何にしようかと悩む時間が愉しい。
  今日の日替わりは「豚バラ肉ときのこの黒こしょう炒め定食」、そして、
  「長芋月見すりとろろ春巻セット」と言う、何とも蠱惑的な物。
  う~ん、此方の塩ダレ黒胡椒炒めは鉄板の旨さだしな。
  もう一方、とろろフェチとしては外せないしな…。
  悩んだ時は、定番メニューが折衷案。
  「とりもも肉のカリカリ焼き」は殿堂入りの旨さで、此れ又、捨て難い。
  良し、此方を初めて訪れた際に頂いた「鶏の唐揚げ定食」にしよう。
  豪い御無沙汰と言うのも有り、初心に帰ろう。
  麦酒を呷りつつ、二杯目に行くのを我慢した所で配膳される。
  相変わらず、流石としか言い様が無い鶏の唐揚げだ。
  松崎しげる色にこんがりと揚がり、香ばしさは言う迄も無い。
  別皿でちゃんと、マヨネーズとタルタルソースも相盛りされている。
  いざ、マヨネーズに唐揚げを付け、がぶりと喰らい付く。
  表面はサクッとした後、カリッとして、更に歯を押し当てれば、
  中からはジュワっと肉汁が溢れ出し、プリップリの肉質が堪らない。
  パサつきなんて物は一切無く、弾力からして、腿肉だろう。
  脚フェチなのでね…。
  嗚呼、此れだ此れだ、此の味だ。
  随分と此方の此の味には胃袋を支えて貰った。
  こんな荒んだ心の時こそ癒されるわぃ…。