◆「南欧田舎料理のお店 タパス」【大宮】
…先週水曜日。
九日振りの休日の此の日、表参道で散髪を済ませ、大宮へと戻る。
既に十七時半を廻り、街を彷徨う。
十八時に成り、此の儘、晩御飯を済ませて帰ろうと、当てを探す。
数年振りに「塩ホルモン 炭や」へ行ってみると、早い時間と言うのに満席。
平日のこんな早い時間から、ホルモンを炙って呑める月給取りが心底憎い。
こちとら、休みを取るのも儘成らず、馬車馬の様に働いていると言うのに…。
行き先を失い、途方に暮れるも、気を取り直し、次を当たろう。
今年の一月七日、我が誕生日に出掛けた此方も良かろうと向かう。
幸い、席も空いており、ザーピーとゲッティーを堪能しよう。
九日振りの休日の此の日、表参道で散髪を済ませ、大宮へと戻る。
既に十七時半を廻り、街を彷徨う。
十八時に成り、此の儘、晩御飯を済ませて帰ろうと、当てを探す。
数年振りに「塩ホルモン 炭や」へ行ってみると、早い時間と言うのに満席。
平日のこんな早い時間から、ホルモンを炙って呑める月給取りが心底憎い。
こちとら、休みを取るのも儘成らず、馬車馬の様に働いていると言うのに…。
行き先を失い、途方に暮れるも、気を取り直し、次を当たろう。
今年の一月七日、我が誕生日に出掛けた此方も良かろうと向かう。
幸い、席も空いており、ザーピーとゲッティーを堪能しよう。
◎「生ビール・ジョッキ」五八〇円
…カウンター席に通され、先ずは麦酒の発注を。
残り僅かな休日、重苦しいサザエさん症候群を、酒の力で解決しよう。
まあ、根本的な解決には成らないのだが…。
陶器に注がれた麦酒を呷れば、矢張り染みるわぃ。
昼間に頂いた麦酒は疾うに何処かへ消え、改めて口開けと言った感じ。
…カウンター席に通され、先ずは麦酒の発注を。
残り僅かな休日、重苦しいサザエさん症候群を、酒の力で解決しよう。
まあ、根本的な解決には成らないのだが…。
陶器に注がれた麦酒を呷れば、矢張り染みるわぃ。
昼間に頂いた麦酒は疾うに何処かへ消え、改めて口開けと言った感じ。
◎「定番!旬魚のカルパチョ」七五〇円
…さて、摘みを慎重に熟考しよう。
先ずは、刺身代わりに、前回も頂いた此れが良かろう。
清涼感の有る硝子の皿に、生魚、野菜が綺麗に盛り付けられている。
バルサミコ酢、粉チーズがあしらわれており、見た目にも美しい。
築地直送と謳っており、此の魚は鰤の類だろうか。
プリッとして、しっとりと口の中で蕩ける様だ。
バルサミコ酢の甘酸っぱさ、粉チーズのコクが良く合う。
◎「フルーツトマトと生ハムのシーザーサラダ」七八〇円
…生ハムに惹かれ、此れも発注。
だったら、「パルマ産生ハム」を発注すれば良いのだが、一〇〇〇円だしな…。
甘い赤茄子も気に成り、シーザーサラダ自体が好きなのでね。
其の赤茄子は、野菜とは思えない程に甘さが有る。
其の上に葉っぱ、生ハムは量は少な目、粉チーズ、麺麭粉が塗されている。
ドレッシングは濃厚過ぎず、さっぱりとした部類か。
◎「ゴルゴンゾーラチーズのオムレツスフレ仕立」七五〇円
…ズーチー好きだが、ゴルゴンゾーラチーズと言うのには縁が無かった。
何だか、臭い印象も有り、避けていると言うのも有るが、折角なので。
オムレツと言うのは、腕白中年は好きだ。
玉子は人を幸せにして呉れるのでね。
円形の容器に、ふんわりと盛り上がる様に収まったオムレツには、
ロイシーなテレレがたっぷりと掛かっており、此れがゴンゴルのローザーか。
「スフレ」が何なのかは知らないが、兎も角、ふんわりしている。
そう言う事なのだろう。
チーズは臭味は無く、濃厚なコクが有り、酒が進んで仕方が無い。
◎「フランスワイン・ボトル(赤)」二〇〇〇円
…酒が進んで仕方が無い所で、葡萄酒へと替えよう。
葡萄酒用の別のメニューが有ると言うので拝借する。
が、何れも三〇〇〇円超えで、土日休みではない僕の様な下々の者には手が出ず、
大人しく、前回も頂いた安い物で我慢する。
レッテルには「GRAND COEUR」と記されており、量販店に有りそうだ。
元来、酒に高い金を払うのは好きでなく、安い、密造酒の様な物でも十分だ。
味も大して分からないので…。
…酒が進んで仕方が無い所で、葡萄酒へと替えよう。
葡萄酒用の別のメニューが有ると言うので拝借する。
が、何れも三〇〇〇円超えで、土日休みではない僕の様な下々の者には手が出ず、
大人しく、前回も頂いた安い物で我慢する。
レッテルには「GRAND COEUR」と記されており、量販店に有りそうだ。
元来、酒に高い金を払うのは好きでなく、安い、密造酒の様な物でも十分だ。
味も大して分からないので…。
◎「エスカルゴのパイ包み焼」七八〇円
…此の際だ、珍しい物を頂いてみよう。
でんでん虫、蝸牛だ。
虫を喰らうとは…。
まあ、其の儘の状態ではなく、パイ包みと言うのが良い。
如何も、「パイ」が付く物は大好物なもので…。
伝統的な仏蘭西料理らしく、蝸牛は栄螺の様な食感で、コリッと感じられる。
取り立てて、旨いと言う物ではないが、話の種には良いかしら。
◎「ピッツァマルゲリータ」九五〇円
…そろそろ〆へと向かい、ザーピーに取り掛かろう。
ザーピーは三種類しか無いが、ゲリマルが有りさえすれば、万事解決。
前回も頂き、其の旨さは十分に知っている。
大きさは然程無いが、一〇〇〇円以下で頂けるのは有り難い。
最近、ザーピーはすっかり高級料理に成っているのでね。
生地は薄く、パリッとした物で、カリッと香ばしい。
瓶詰めの様な赤茄子ではないのだろう、此の赤茄子が絶妙だ。
火が通っていても、新鮮さが窺え、酸味と甘味の調和が取れている。
モッツァレラチーズは勿論、円やかなコクが堪らなく良い。