◆「居酒屋 やず」【宮原】
…火曜日。
相変わらず、休みを取るのも儘成らない忙しさで、桜を愛でる暇すら無い。
年度末最終日の三十一日は、翌日からの諸々の改変に伴い、午前零時迄仕事をし、
流石に終電も無いので、予め、宿の手配の許可を得ており、新橋に泊まる。
午前零時四十五分に転がり込み、コンヴィニエンスストアで購入した晩御飯を、
雑酒での晩酌がてらに詰め込み、早々に、午前一時過ぎには気絶。
其れから四時間足らず、五時に起床し、仕事に向かう。
例え、近くに宿泊とは言え、此れは一寸きつい…。
六時発のゆりかもめに乗車し、六時半前には仕事に入り、其の儘、雪崩れ込む。
昼御飯も摂らずにぶっ通しで労働し、十七時半には退勤。
其の後は王子の飛鳥山公園へと向かう。
土日に花見が出来ない僕の為に、御近所さんが夜桜見物に誘って呉れたので。
少し冷え込む中、今年初めて、ゆっくりと桜を観賞出来、酩酊気分で心地好い。
二十一時前に御開きにし、二次会へと、いざ宮原駅へ移動。
「電氣ブラン」で酔い痴れるのが目的だ…。
相変わらず、休みを取るのも儘成らない忙しさで、桜を愛でる暇すら無い。
年度末最終日の三十一日は、翌日からの諸々の改変に伴い、午前零時迄仕事をし、
流石に終電も無いので、予め、宿の手配の許可を得ており、新橋に泊まる。
午前零時四十五分に転がり込み、コンヴィニエンスストアで購入した晩御飯を、
雑酒での晩酌がてらに詰め込み、早々に、午前一時過ぎには気絶。
其れから四時間足らず、五時に起床し、仕事に向かう。
例え、近くに宿泊とは言え、此れは一寸きつい…。
六時発のゆりかもめに乗車し、六時半前には仕事に入り、其の儘、雪崩れ込む。
昼御飯も摂らずにぶっ通しで労働し、十七時半には退勤。
其の後は王子の飛鳥山公園へと向かう。
土日に花見が出来ない僕の為に、御近所さんが夜桜見物に誘って呉れたので。
少し冷え込む中、今年初めて、ゆっくりと桜を観賞出来、酩酊気分で心地好い。
二十一時前に御開きにし、二次会へと、いざ宮原駅へ移動。
「電氣ブラン」で酔い痴れるのが目的だ…。
◎「アサヒスーパードライ生ビール（中）」四五〇円
…先ずは、取りも直さず、仕切り直しでルービーで。
店内は混雑しており、矢張り、新年度初日なのだな。
朝にサンドウィッチを詰め込んで以来、飲まず喰わずで飲酒をした所為か、
酔いの廻りも良く、中々如何してヘベのレケだ。
御蔭で、御通しの菠薐草とシラスの御浸しに、卓上のソースを掛ける駄目中年。
まあ、偶にはこんな味も良いかな…。
◎「ペンネのクリームあえ」三八〇円
…さて、摘みはと言うと、何時もの様に、厨房内の黒板から選びたい。
生憎、小上がり席からは遠くて見えないので、女中さんに取り寄せて貰う。
うん、蠱惑的なメニューがパッと目に付くな。
炭水化物好きとしては、此れも行っておきたいわね。
ペンネと言う代物は、マカロニの従兄弟みたいな物だったっけかな。
もっちりとしたペンネが良く、タングラ、チューシーの様な趣きも有る。
◎「とりレバのデミソース」四〇〇円
…珍しいメニューは片っ端から抑えたいわね。
と言う訳で、「デミソース」と言う名称に弱い腕白中年…。
ゴロっとした鶏レバーが煮込まれた物が登場。
頂いてみると、もっさりとした感じがして、御近所さんには可也不評の様子。
個人的にも、鶏レバーは焼き鳥で頂くのが一番だが、偶には煮込みも良かろう。
◎「マグロブツ」五八〇円
…生物も頂かない訳には行かない。
「〆さば」、「あじ刺」も有るが、居酒屋は矢張り、ブツだろう。
高級でなくて良く、生鮪でなくても良い。
冷凍物だが、赤身の部位、中トロに近い部位も有るので愉しめる。
◎「電氣ブラン」
…酒は早々に、此の日の目的と言うべき「電氣ブラン」に替える。
御近所さんも久方振りの「電氣ブラン」の様だ。
睡眠不足の疲労困憊の身体に、ガツンと堪える四〇度。
甘ったるい、甘美な香りが、大正浪漫の色気を感じさせて呉れる。
…酒は早々に、此の日の目的と言うべき「電氣ブラン」に替える。
御近所さんも久方振りの「電氣ブラン」の様だ。
睡眠不足の疲労困憊の身体に、ガツンと堪える四〇度。
甘ったるい、甘美な香りが、大正浪漫の色気を感じさせて呉れる。
◎「トビ魚焼」五八〇円
…此れ又、珍しい所で焼き魚を。
春の風物詩、飛魚は刺身では何度か頂いた事が有るが、焼き物は初めてか。
独特の風味が有り、何だろう、面白い味。
刺身で頂くと淡白だが、焼くと随分と感じが変わるな。
◎「蒸し豚のブルーベリーソース」五八〇円
…凡そ、居酒屋とは思えない小洒落た摘みが頂けるのが此方の良さ。
洋食仕込みのマスターは中々に侮れない。
今回も、居酒屋で有り乍ら、良い意味での裏切りのメニューを見付ける。
蒸し豚、叉焼は此方では何度か頂いており、其れにブルーベリーのテレレが。
甘酸っぱさが有り、「電氣ブラン」と合うわぃ。
◎「スパゲッティ」五五〇円
…さて、〆にと、何かゲッティーが出来ないかと、マスターに掛け合う。
少し時間が掛かると言うが、そんな事は気にしない。
そして出て来たゲッティーは、クリームソースで和えられている。
上には刻んだ赤茄子があしらわれており、コッテリし過ぎない工夫が見える。
炭水化物を摘みに酒を頂く、実に好きだ…。
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※2011年5月21日時点の情報です。
ID:0000303858
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