続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「食彩酒房 よったか」【日進】

◆「食彩酒房 よったか」【日進】

 …昨晩。
  十三連勤明け、二週間振りの休日の此の日は茨城方面へ遠出する。
  肉体疲労と眠さ、怠さを押して、国営ひたち海浜公園へ。
  広大な敷地に鬱金香や水仙等の花が植えられており、心身を解き放って癒し、
  十六時十五分発の勝田駅行きのバスに乗って後にする。
  勝田駅からは「スーパーひたち」に揺られて帰って来る。
  時刻は十九時半。
  疲労したので、外で晩御飯を済ませて帰ろうと、昨年一〇月に新規開店した、
  小洒落た感じの此方の居酒屋を初訪問。
  明るい感じで、婦女子が好きそうな空間かな。

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 ◎「サッポロヱビス生(グラス)」四九九円
 …此の日は行きの「スーパーひたち」で缶麦酒五〇〇ミリリットルを空け、
  昼御飯の回転寿司でジョッキ二杯を空け、其れ以来の御酒。
  すっかり抜けてしまっているので、改めて仕切り直し。
  ジョッキではないので御上品だが、偶には良かろう。
  肌理細かい泡と、苦味の効いた黄金色の液体が喉に突き刺さる。
  御通しは、胡瓜を塩ダレで和えた、叩き胡瓜。

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 ◎「生ハムとほうれん草のシーザーサラダ」六八〇円
 …壁の手書きのメニューの中から発注を決める。
  宗教上の理由で野菜は禁じられている僕だが、シーザーサラダは何だか好きだ。
  ズーチーが効いているので、あのコクが堪らない。
  況してや、生ハムが入り、生の菠薐草と言うのも珍しい。
  真ん中に落とされた温泉玉子を割り、全体に満遍無く絡ませる。
  ドレッシングに更にコクが加わり、此れならば野菜も苦は無い。
  生ハムも味わいが宜しく、其の儘で頂いても良い程。

 ◎「玉露割り」三五〇円
 …麦酒は一杯で止し、酒を替えよう。
  カクテルの方が安いので移行。
  ホッピーだって、サワーだって、立派な混ぜ物なので、立派なカクテルだ。
  静岡では「静岡割り」と呼ばれる玉露割り、緑茶ハイの類。
  日本人は安心するわね。

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 ◎「牛ステーキ」一八〇円
 ◎「アスパラ」一八〇円
 …此方は串焼きと串揚げを売りにしている様なので、串焼きを幾つか発注。
  勿論、タレで御願いする。
  通を気取って、焼き鳥を塩で食べるだなんて、人の道に外れた事は出来ない。
  焼き鳥はタレ、「ジャンクガレッジ」ではラーメン、此れでこそ全うな人間だ…。
  「牛ステーキ」と聞いて、大層な物を想像したが、何せ、一八〇円だからな。
  牛肉の葱間で出て来る。
  軟らかい感じは無く、少々、パサパサした感じは有るが、悪くは無い。
  パラガスに関しては、塩でも良かったかなと、弱気に成ってみる…。

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 ◎「豚カシラ」一八〇円
 ◎「ねぎま」一八〇円
 ◎「モモ」一八〇円
 …残りの三本が遣って来る。
  此れぞ焼き鳥、と言った感じで落ち着くわね。
  「豚カシラ」は噛み応えが有りつつも、軟らかくてジューシーで旨い。
  「モモ」と言えばミンキー・モモ。
  もとい、脚フェティにとっては嬉しい。
  プリッとした弾力が、生前の故人の脚力の強さを物語っている。
  「ねぎま」は腿肉の間に葱が挟まる。

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 ◎「鶏の唐揚げ」四九九円
 …鶏肉が中々に良かったので、腕白が大好きな唐揚げを発注。
  唐揚げは外せないわね。
  こんがりと狐色に揚がった唐揚げは、色味はやや白っぽいか。
  揉みダレに浸し過ぎていないからだろうか。
  料理をしないので分からないが…。
  檸檬を搾り、マヨネーズを塗して噛り付く。
  サクッと軽い歯触りで、鶏肉は軟らかく、瑞瑞しくてジューシーだ。
  皮のプルンとした部位も堪らない。

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 ◎「定番!ナポリタン」六八〇円
 …「玉露割り」も三杯目に突入し、そろそろ〆に掛かろうかね。
  ザーピーも惹かれたが、マルゲリ的な物が無かったので、今回は回避。
  ザーピーの代替品で、ゲッティーが有るのが有り難い。
  然も、此れ又、腕白中年が好きなポリタンだ。
  自分で拵えると、何だかパサついてしまうのだが、ロープーのは違うな。
  適度なしっとり感が有り、麺が嫋やかだ。
  唇を橙色に汚し乍ら、酒の摘みにして頂きたい。
  炭水化物で呑むのは堪らんよ、然し…。